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【マッチプレビュー】22/23FAカップ オックスフォード・ユナイテッド vs アーセナル(8/Jan/2023)ESRが復帰?

ご無沙汰のFAカップ。

FAカップといえば、アーセナルは歴代最多タイトルのクラブでありながらも、19/20シーズンに優勝して以降の2シーズンズは、ともにラウンド4で敗退している。とくに去年は初戦だったため、かなり痛かった(ノッティンガム・フォレストに1-0敗け)。

絶好調の今年は、どこまで行けるか。もちろん、ターゲットはトップ。

ただ、国内リーグと並行して行われるカップ戦ということで、スクワッドデプスがカギになる。そこは依然として懸念がある。1月の移籍ウィンドウの最中だが、アーセナルはまだひとりも獲得できていない。

この試合をプレヴューしてゆこう。



アルテタの試合前コメント「(ESRは)アタッキングMF、ウィンガー、No.9でさえもプレイできる」

昨日の試合前プレス会見。AFCオフィシャルサイトより。

(今年も始まるFAカップについてどれほど期待している?……)

アルテタ:とても期待している。もちろん、このクラブの成功した歴史に関係深いコンペティションであり、月曜はいいスタートといいテストになる。

(最新のチームニュース?……)

ない。心配なし。

(オックスフォードについて?……)

いつでもトリッキー。わたしも何度かあそこでプレイしたことがあり、とても難しい試合を経験した。だから難しい試合になるだろう。このコンペティションと対戦相手に対し、とても真剣にプレイをしなければならない。試合に勝つには高いレヴェルが必要だ。

(No More Redキャンペーンの重要性?……)

素晴らしいもの。わたしが思うに、クラブをサポートすることは、その逆(※クラブにサポートされる)もまたあるということ。われわれが、コンスタントにこうしたことを行っているという事実は、とても重要。それがたくさんのひとを、とくに若い人たちを、コミュニティのなかで安全にしてくれる。

(移籍関連のニュース?……)

ない。

(さらなるカップ戦をどうやりくりする?……)

これはわれわれがほんとうに楽しみにしているコンペティションで、クラブとしてチームとして、たくさんの思い出がある。ほんの数年前にも勝っている。だが、同時に去年のような敗退があった。

(今年はまたタイトルを取る野心がある?……)

野心はまず月曜の試合に勝つこと。そのあとは着実にやっていく。ロングランになるから。

(オックスフォードはどんなプレイをすると思う?……)

難しい試合になるだろう。彼らはいろいろなやりかたでプレイしているし、結果に関してもそう、ちょっとした何でもありだ。とても特別な夜になるだろうから、全員がレヴェルを上げてくる。とてもタフだ。

(エミール・スミス・ロウは復帰するならどこでプレイする?……)

エミールは、アタッキングMF、ウィンガー、9でさえもプレイできる。たしか彼は以前にもそこでプレイしたことがある。だがまずは、彼にはフィットしてベストを取り戻してもらう必要がある。われわれはすばらしい選手を数ヶ月も失っていた。明日彼がいいトレインができるなら、試合に参加し、何かをもたらすことになる。

(1月のウィンドウには、いまも金を払う価値あるものがある?……)

価値とは、売るクラブと買うクラブのあいだで決まるものだ。難しい。ほかにも大金を使える財政力を持っているクラブが多数あり、われわれも彼らと競わねばならない。スマートでいるためにも、われわれはいい機会を観なければならないし、選手を惹きつけなければならない。

結局は、どこでプレイしたいかは選手が決める。だから、もし彼らがわれわれのクラブでプレイしたいというのなら、それは素晴らしい。

(あなたのタッチラインでの振る舞いについての議論……)

わたしはその議論には加わっていない。彼らは公の場で意見を云うことはできる。わたしはこのクラブのためにベストを尽くそうとしているだけ。クラブを守り、クラブをプロモートし、情熱をもってプレイする。このゲイムはそうやってプレイしなきゃいけないものだと信じているから。

そうしたときがあるのは、ウェストハム戦でのわたしの振る舞いのことではないが、どの試合も特別だから。どのマネジャーもそれぞれの状況で異なる振る舞いをする。状況抜きで語れることではない。それはフェアじゃない。それがわたしだよ! わたしはここにいようと、ピッチにいようと、それはわたしだ。良かろうが悪かろうがね!

(タッチラインでは指示を出したり励まそうとしていた?……)

状況次第。それにフォーカスしているというわけじゃない日もあるし、ほかのことにフォーカスしているときもある。

(あの振る舞いが選手たちに影響したと思う?……)

それを云うのはわたしじゃない。わたしはこのチームがコーチとか情熱とかの反映だと何度も聞いたことがあるよ。しらんけど。

(今後あなたは変わる?……)

それもわたし! わたしはつねによくなろうと努力している。自分がなにをやろうとも、それが明日でも翌日でも、それはクラブを強くしようとして行っている。選手をよくして、プレイをよくして、勝つ。

だからわたしがなにかしなければならないなら、わたしはそれをやる。何かを変えねばならないのなら、わたしを信じてもらいたいが、わたしは自分を鏡で観て、そこをすぐに変えるだろう。

(自分がプレイしていたとき、タッチラインに立つマネジャーはいた?……)

そこはいまは変わった。わたしはたくさんのマネジャーたちを思い出すが、すごかったひとをひとり思い出す。だが違う。ときがたった。ひとりの人間だって、20年前といまでは同じではないだろう。なぜなら、状況があるから。年齢だけではない。

(批判にはうんざりしている?……)

実際、わたしはそれを読んでないんだ。批判が否定的だろうが肯定的だろうが。批判はつねに否定的ではなく、とても肯定的なこともある。

以上。

英語でも「しらんけど」って云うんだな。いろいろ云って、最後に”I don’t know.” しらんけど。

さて、会見で多くの質問があるのは、アルテタのタッチラインでの振る舞い問題。ニューカッスルでも激昂していて、たしかにその後いろいろなところで議論になっていた。

ちなみにニューカッスル終盤のペナルティで揉めた件は、FAから罰を受けるらしい。いちおうクラブが反論を行う猶予があるので、まだ罰が決定したわけではないようだけど。

タッチラインで激しく振る舞うマネジャーなんて、べつにアルテタだけじゃないし、なぜにこんなふうに議論になっているのか、わしは正直よくわからない。

「No More Redキャンペーン」については、AFCのWEBサイトやソーシャルメディアのロゴなどが白いデザインに変わっているので、気づいているひとも多いだろう。

adidas and Arsenal expand No More Red campaign

10代による犯罪や暴力が社会問題となっているというロンドンで、アディダスとアーセナルが共同で行っているチャリティプロジェクト。パートナー団体のボランティアに参加するとこの白いシャツをもらえるとか。これはほしい。

この試合も、白キットでプレイするらしい。

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