またプレミアリーグを愛すおれがお送りするフットボール駄話であるが、毎度気になって夜も安らかに眠れないのは、現地読みでも英語読みでもない選手名表記である。 いまもっとも気になっているのはJ-SPORTSのコラムで使われる「バルディ」。 たとえば、英語読みと現地読みで微妙に発音が違うということはままある。先日話題になったスイス人のグラニト・ジャカも、本人が「ぼくはジャカだよ」と言っている映像でファイナルアンサーだったわけだが、確かに英語コメンタリでシャカと濁さずに発音しているのは聞いたことがある。
ホセ・モウリーニョはエミレーツで勝ったことがないって知っていた?
ESPNのArsenal系記事で「モウリーニョはエミレーツスタジアムでまだ勝っていない」というコメントを見つけて、おやっと思いざっと調べてみたら本当っぽかったのでちょっと驚いた。知らない人も結構いるんじゃないだろうか。ぼかあ恥ずかしながら知らなかった。
【EURO2016】イングランド VS ロシアでのおもしろい言い間違い
日本時間の昨夜おそくに行われた、欧州選手権いわゆる「EURO2016」の注目カード「イングランド vs ロシア」を見た。プレミアリーグのファンである自分は、イングランドに肩入れをして見たがトテナム・ホットスパーの選手が11人中5人いるということで、素直に応援していいものかどうか微妙なところではあった。 www.bbc.com
ジェイミー・ヴァーディ氏、ガナーに?
www.bbc.com 朝起きたらBBCがBREAKING。ArsenalがJamie Vardyの契約解除金£20mをレスター・シティにお支払いしようとしているとか。 ジェイミー・バーディといえば、ちまたでは岡崎慎司の相棒という以外では、ダイバーとかレイシストとかエヴァンゲリオン初号機に似ているだとかで認識されており、人間についての評価は実際まちまちなのであるが、PL連続ゴール記録とか奇跡の優勝の立役者とか、純粋に点取り屋としてみたときの実績は、去年1シーズンに限れば一流選手と呼ぶに申し分ないものである。果たして彼は来季も活躍できるのだろうか。
バーミンガムでアウォード総なめの「ジョン・トラル」て誰やねん
Jon Toral (Arsenal公式より) Jon Toral(ジョン・トラル)が話題だ。イングランド2部リーグ、バーミンガムで今季の「選手が選ぶプレイヤー・オブ・ザ・シーズン」「サポが選ぶプレイヤー・オブ・ザ・シーズン」「ゴール・オブ・ザ・シーズン」の三冠を達成したアーセナルからのローニーだ。 以下、みんな大好きゴシップ満載、おれたちの「Metro」から超訳。
15-16英国プレミアリーグの仁義なきノーロンダービーとチャンピオンズ争い
先日レスター・シティの優勝が決まったイングランドのプレミアリーグ。優勝が決まってしまい、もはやサッカーファンの興味が尽きかけたゴールデン・ウィーク最終日、2位のスパーズが破れ、3・4位の直接対決でシティがアーセナルと引き分けという上位陣の思いもよらぬ足踏みで、少なくとも2位から5位までのチームのサポーターは、最終節までまったく目が離せない展開となった。 Arsenal 2-2 Man City (Away) | Jack Wilshere Was Outstanding!
アーセナルのフィジカルトレーナーが「ブレイキング・バッド」に出てる!?問題
しつこく似てるシリーズ。 コリン・ルウィン(Colin Lewin)とデイビッド・コスタビル(David Costabile) 誰やねんという感じでしょうが。前者はArsenalのフィジオ(フィジカルトレーナー)で、後者は米ドラマ「Breaking Bad」のかわいそうな化学者ゲール役の男。さあキミはどっちがどっちかわかるかな?
ジェイミー・ヴァーディはエヴァ初号機に似すぎ問題
バーディとエヴァ 前から似てるなあと思ってた。ぐぐってみたけど意外に誰も気づいてないみたいで逆に驚いた。 この鋭角なフェイスライン。だんだんどっちがどっちかわからなくなる。 あまり写真がみつからないのだけど、後ろ姿のバーディはいかり肩と猫背具合がまじで初号機。 マンノーネ(サンダランド)と石頭(11人いる!) サンダランド守護神ヴィト・マンノーネと萩尾望都の名作マンガ「11人いる!」の登場人物「石頭」。11人いる!ってのも今思えばサッカーっぽい。
僕的フットボーラー似て蝶
デンベレとベンテケ 名前が似てる。と思っていた。名前も容姿もあらためて見ても別に似てなかった。以下、興味のなさと勘違いは比例する。 デ・ブルイネとシュールレ 存在感が似すぎていまいか。CLお疲れ。かたや殊勲のヒーロー、かたや大逆転負け。ここは似てなかった。デ・ブルイネって赤鬼って感じ。シュールレって誰かに似てるんだよな。牛乳瓶の底みたいなメガネかけて。思い出せん。 ミルナーとバリー 存在感が似すぎている。片方を見たときにいつも「あれもう一方のあいつ名前なんだっけ」と思う。 フェルナンジーニョとフェルナンド スターティングにふたり並んではじめて同一人物じゃなかったと気付く。並べて見てもわからない。日本人の名前でいうと、一郎と一朗太みたいなもんだろうか。 クアドラードとキンテーロ すでになんでそう思ったのか自分でもよくわからない。こうしてみるとクアドラードのほうがキンテーロっぽい。クアドラードは金田喜稔さんにも似て蝶。 シャドリとチャドゥリ 同一人物だと思ってた。 以上写真は金田さん以外はすべてWikipediaより。
意外に知らない「チャンス・クリエイト」「キー・パス」とはなにか。Optaによるスタッツ定義
15/16シーズン終了前だが、BBCでは各パンディットによるPFAプレイヤー・オブ・ザ・シーズンの候補展望記事が出ていた。 PFA Player of the Year: BBC pundits pick Premier League’s best player ほとんどの識者があげているとおり、あとの数試合(6試合)でエジルが30アシストに到達するなどの大きな動きがなければ、今シーズンは岡崎慎司率いる(笑)レスター・シティのリヤド・マレズでほぼ決定だろう。 この手の記事では、マレズやパイエ、エジルといった二列目(非ストライカー系アタッカー)のスタッツを紹介するときに、「アシスト+ゴール」あるいは「チャンス・クリエイト(Chance Created)」というデータが使われることが多い。 現時点でゴール+アシストの1位がマレズ(27)2位がヴァーディ(25)とレスターの二人が独占。1位独走も納得のデータ。 そしてアシストはもちろんチャンス・クリエイトで2位を引き離して断トツの1位はメスト・エジル(120)。2位のエリクセンとのポイント差は20以上。現在3位アーセナルのストライカー陣の不甲斐なさを改めて感じる。 ところで、ゴールは言わずもがなアシストもわかりやすいので「アシスト+ゴール」は明快だが、「チャンス・クリエイト」(Chance Created)がどのプレーをどういった基準で使っているかよくわからなかったので調べてみた。ほかにも興味深いワードがあったのでついでに。 以下、サッカーデータを供給しているOpta社ブログ「Optaのイベント定義」より。
15/16シーズン、レンジャーズでゼラレムになにが起きていたのか
Gedion Zelalem (Arsenal公式より) スコットランド2部リーグ、レンジャーズにレンタル中のゲディオン・ゼラレム(ジェディオン・ゼラレム)が、来シーズンはアーセナルのファースト・チームで使われると各メディアで報道があった。レンジャーズが破産降格から4年ぶりに1部昇格が決定したこととのからみでのニュースっぽい。 www.theguardian.com ゼラレムのレンジャーズでの苦境はほのかに伝えられていたのだけど、スコットランド2部ということもあり日本でもほとんどニュースにならず、実際のところどのようなプレーぶり活躍ぶりだったのかということはあまりわかっていなかった。 今朝のこのニュースでレンジャーズ系ニュースをあたってみようと思ったところ、ゼラレムがチームのなかでどのような存在であったかが察せられる、どんぴしゃでちょうどいい記事を発見した。アメリカのスポーツサイト「SB NATION」(starsandstripesfc.com)から。2016/3/7の記事。