昨夜、ジョゼ・モウリーニョがマンUを解任された。最近ではセインツの敗戦に匹敵するバッドニュースだ。 見損なったわーユナイテッド。まじ見損なったわー。 さて。 カラバオカップことEFLカップこと国内リーグ・カップ、クオーターファイナルでアーセナルはノースロンドンのライヴァル、ToTナムと対戦。 NLDは、本来なら宇宙一レヴェルの漢たちのプライドを賭けたアツいダービーマッチだが、勝ってもアレで負けてもアレで、チームもファンもこの試合をどういうテンションで迎えるべきか若干迷ってるところがあるっちゃある。少なくともぼくにはある。この前やったばっかだしなあ。 だいたい初めて知ったのだが、カラバオカップの賞金設定は「かなり」低いんだそうだ。優勝してもわずか10万パウンズ(£0.1M)だとか。準優勝はその半分。ドリンクウォーターひとりやっと一週間雇える程度とか。なめとんのか。 直後の土曜にはPLが控えており、アツくなって疲労したりけがのリスクを考えると、ここに全力を傾けるのは非常にバカバカしいかもしれない。 とはいえ。腐ってもNLDなんだよねえ。平日夜だけど客入るのかな。 Arsenal vs Tottenham preview: Spurs out for revenge in second north London derby inside three weeks
【マッチレビュー】18/19EPL サウサンプトン vs アーセナル(16/Dec/2018)ディフェンダー危機に陥るの巻(シン)
前回はまともに書けなくてごめんなさい。お昼にラーメン食べてたのでつい勢いで。 はあ。それにしてもハートブレイクから回復するのに1日かかってしまった。いまやっと起きたことを冷静に考えられる。 アーセナルはサウサンプトンに負けた。無敗は更新ならず。 相手は今季リーグでたった1勝しかしていなかった降格候補で、しかも終わってみればそんな相手に3失点と目も当てられぬ結果に。 レギュラーふたりがサスペンションというディフェンダー危機で、ここを乗り切ればなんとかなるかもという淡い期待はあっけなく裏切られた。さすがプレミアリーグというべきか。 いまでもレヴューを書くモチヴェイションはあまりわかないが、あとでこの試合のことを思い返すときもあるかもしれないのでざっと書いておこうと思う。 Southampton 3-2 Arsenal: Austin winner ends Arsenal’s unbeaten run
【マッチレビュー】18/19EPL サウサンプトン vs アーセナル(16/Dec/2018)ディフェンダー危機に陥るの巻
もう20年前くらいの話しですけど。 当時ぼくが通っていた学校の駅の近くに、学生や地元のひとにちょっと人気のラーメン屋があったんですよ。 まあ並ぶほどじゃないけど、いつもそれなりに客が入っている店。 こうカウンターだけの頑固おやじがひとりで切り盛りしてるような。こだわりの。10人くらいは座れた黄色いのれん。ぼくもけっこう好きで何度か行きました。 そこの店主が典型的なコワモテ。いつも機嫌が悪そうでスープ残そうもんなら怒られるみたいな携帯で話すことはもう罪みたいな。軽く死んじゃえそうな。そういう感じのところで。 あるとき。席はお客さんがいっぱい。おしゃべりしてるやつなんてひとりもいなくて。いつものように客対店主みたいな構図。 ぼくもそんな謎の緊張感のなか黙々とラーメンをすすっていたら、誰かが「ガッシャーン」ってガラスのコップを割ったんですよね。マンガみたいに「ガッシャーン」って。 「あちゃー」「やっちゃたなー」 スープが煮える寸胴鍋の音しか聞こえない静まり返った店内でそこにいたみんなが思いました。これは絶対タダじゃ済まないと。このコワモテを本気で怒らせたらどんなことになるんだと。 サラリーマンも学生も無職もそこにいた誰もが固唾をのんで行くすえを見守る店内。 そしたら店主がなんて云ったと思います? 「あー、いいっていいって。形あるもんはみんな壊れるんだ」 あとでやるからどけといてって。 もうね。一同がほっと胸をなでおろしたよね。その日一日はなんだか救われた気分になったと。みんなが思ったはずですよ。 ぼくは20年たったいまでもこのエピソードを思い出すんです。 「カタチあるものはすべて壊れる」 だよね。 盛者必衰とか諸行無常とかローリングストーンギャザーズノーモスとかオールスィングスマストパスとかいろいろそれを表すすてきなことばがあるように、それはこの世の真理なのだよな。 永遠につづくものなんてこの世にないってこと。 受け入れないとね。キツいけど。
【マッチプレビュー】18/19EPL サウサンプトン vs アーセナル(16/Dec/2018)CB危機をどう乗り越えるか
PLは17試合め。すでに12月もなかばで、シーズンもそろそろ1/2が終わろうとしている。 今回のアーセナルの対戦相手は、今季リーグ19位と絶不調のサウサンプトン。 サウサンプトンはアーセナルにとってあまり相性のいい相手ではないが、彼らのフォームを考えれば、アウェイとはいえ3ポインツを期待する試合だ。 Southampton v Arsenal
【マッチレビュー】18/19UELグループステージ アーセナル vs カラバグ(13/Dec/2018)フー・イズ・バカヨ・サカ?
これで18/19 UCL/UELグループステージ全日程が終了。これでELのラスト32のクラブが出揃ったことに。 アーセナルはもちろんグループをトップで通過しているので、あとはドローを待つばかり。 今回のカラバグはすでに消化試合となっており、平日夜開催ということもあってか、中継から確認できるかぎり客入りもまばらで、試合内容もどこか集中を欠いた残念なものだった。 それでも、ファンやメディアはコシエルニの帰還やヤングタレントたちのパフォーマンスに湧いている。 Arsenal 1-0 Qarabag FK: Alexandre Lacazette’s strike settles Europa League clash
【マッチプレビュー】18/19UELグループステージ アーセナル vs カラバグ(13/Dec/2018)今季初の完全消化試合
すでにELグループステージはトップポジションを決めているアーセナル。グループ最終戦はホームにFKカラバグを迎える。 Arsenal v FK Qarabag 仮に負けても順位は変わらないことから、アーセナルにとってはこれまでどおり若手の起用や、故障明け選手たちの実戦テストの意味合いが強い試合だ。
【ディスカッション】アーセナルはいまエジルを売却すべき?
ここ数日、アーセナルがメスト・エジルを1月に放出するのではないかというゴシップ記事が目につくようになった。 Guardianなどの非タブロイド系も含めて少なくないメディアがその憶測を取り上げている。 噂されている行き先の候補は、インテルやマンUなど。 エジルは現在はけがで離脱中だが、ここまでNo.10にポジションを戻してからは特別不調というわけでもなく、試合に出ればキャプテンとしてプレイするなどエメリのアーセナルで充実した様子も見られたし、自身のSNSなどでもそうした様子は伺われた。 にも関わらず、こうしたニュースが世間を賑わせている。 アーセナルはほんとうにエジルを手放すつもりなのだろうか? あなたの意見を聞かせてください。 ※その前に長文あり。長いので読まないでコメントだけでも大丈夫。
【マッチレビュー】18/19EPL アーセナル vs ハダースフィールド(8/Dec/2018)トレイラ・グッド。
予想外にしょぼくれた試合だったが、ひとりの漢に救われた。その名はもちろん、ルーカス・トレイラ。 3連続のMOTMだそうで、サイン・オブ・ザ・シーズンどころか、プレイヤー・オブ・ザ・シーズン級の活躍だとファンのあいだでも評価がますますヒートアップ。 ついに公式にまで届いてしまった「トレイラ・グッド」旋風。悪ノリ乙。 Torreira… ???? pic.twitter.com/EAvCc9RlCi — Arsenal FC (@Arsenal) 2018年12月8日 試合自体は苦しかったし厳しかった。それでも、勝ちは勝ち。3ポインツゲット。そしてクリンシート。 こういう試合にもちゃんと勝てる勝負強さが備わってきたのもすばらしいことだ。 Arsenal vs Huddersfield preview: Gunners aim to extend unbeaten run 順位は一時3位浮上したが、結局5位。 おや、トップが入れ替わってる? そしてもはやトップ5+その他などといわれているあのチームが6位に。
【マッチプレビュー】18/19EPL アーセナル vs ハダースフィールド(8/Dec/2018)連戦の締めくくり
ToT、マンUという、トップ6とのタフな連戦がつづき、疲労がたまるアーセナル。 EPLの16試合めは、ホームにハダースフィールド・タウンを迎える。今季の彼らは現在17位ながら、アウェイでウォルブズを破るなどなかなか侮れない相手のようだ。 アーセナルにとっては、トップ4争いにとどまるために確実に3ポインツを期待したい試合となる。まさに踏ん張りどころである。 Arsenal vs Huddersfield preview: Gunners aim to extend unbeaten run
スヴェン・ミズリンタットのロング・インタヴュー
先日AFCで「テクニカル・ディレクター」に昇格したという(※公式発表はまだなかったかも)、元ヘッド・オブ・リクルートメントのスヴェン・ミズリンタット。 アーセナルに就職して以来、トレイラやゲンドゥージを始めとする何人もの有望な選手獲得に貢献しており、BVBでの実績や前評判どおりの「トランスファー・グールー」ぶりを発揮している。 確実に現在のアーセナルの好調、これまでのチームからの巻き返しを後ろから支えているひとりといっていいだろう。 ドイツの全国紙『Die Zeit』に掲載された彼のインタヴューが話題を呼んでいる。 SNSなどで共有されているトピックを見るだけでも、かなり広範囲に、しかも興味深いことが書かれているようで、これはアーセナル・ウォッチャーとしては読んでおかないとと思った次第。 おそらくファン有志が訳したであろう英語原稿を見つけたので、今回は読むついでにそれをざっくり紹介したい。 Fußballtalente: “Ich suche nach dem Iniesta-Gehirn” ちなみにオリジナルは会員じゃないと読めない(フリートライアルあり)。英訳翻訳版はこちらより。ナフ・リスペクト。
【マッチレビュー】18/19EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(5/Dec/2018)ポイントを落としたことが悔やまれるアウェイマッチ
オールド・トラフォードで行われたマンUとアーセナルの戦い。 世が世ならシーズン一のビッグマッチだったろうに。2018年12月現在、この2チームにかつてのリーグ2強の面影はない。 フィジカルのインテンシティだけは奇妙に高いわりに、両チームともどこか集中力を欠いたパフォーマンスだったような気がしてならない。 この試合で生まれた4得点のうち、3点はお互いのエラー(ミス)によるもので、もう1点はオフサイドを見逃す誤審でゴールですらなかった。 OTで1ポイント取れたことはアーセナルにとっては最悪の結果ではないが、2度に渡り追いつかれるなど、やはり3ポインツ取れなかったことが悔やまれる。 内容からすれば結果に満足しているのはアーセナルではなく、むしろホームのマンUのほうだろう。 NLDのあとだったから余計にそう思えたのかもしれないが、ぼくには終始とても大味な試合のように感じた。 Manchester United v Arsenal
【マッチプレビューその2】18/19EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(5/Dec/2018)オールド・トラフォードという難所【試合展望ほか】
前半のプレヴューエントリにつづいて、後半となるこのエントリでは試合展望について。