ベレリンがノースロンドンダービーで足首を負傷していたということで、今後4週間の離脱をボスが認めた(BBC)。 そしてさきほど公式にアップされたのがこのポスト「ライトバックを誰と置き換える?」。もちろん11月はArsenalにとって魔の月であり、週末には大事なマンテッドとのアウェイゲームも控えるというタイミング。アレクシスが出場できるのかどうかとともに、Goonerのいま一番の関心事といっていい。だがいろいろ物議を醸しそうなのが、候補にマシュー・ドビュッシーのマの字もないこと。
サッカー用語「トップ下」は英語で何という?
「トップ下」。それは日本のサッカーの世界で特別な意味を持つことば。 マンガ『キャプテン翼』の主人公、翼くんがストライカーではなくトップ下の選手であったことは興味深い。 ゲームの中心にいつもいて、ゲームの流れをつくっていくゲームメーカー、花形であり主役だと認識される日本における特別な役割。それが日本で「トップ下」と呼ばれるポジションである。 「キラーパス」ということばも流行ったように、得点でゲームを決めるというよりも「得点を決めさせる」選手に注目がいくのは、いかにも裏方の職人気質を尊ぶ日本人らしい価値観かもしれない。
Arsenalの人間関係がかいま見えるCL前日の練習風景
www.mirror.co.uk 英ミラーから。ブルガリアのルドゴレツ(PFCルドゴレツ・ラズグラド)をホームに迎えるチャンピオンズの一戦を前にした練習風景。Arsenal公式だときれいに編集されていて観やすいが、記者が撮ったであろうこういう雑なビデオも臨場感があっていい。ボール回しやストレッチなど、リラックスした選手たちの姿を延々5分間堪能できる。
Arsenal学園のお友だちの誕生月を知る
Arsenalのニューボーイ、シュコドラン・ムスタフィのリーダー適正について考えた以前のエントリ、 シュコドラン・ムスタフィとアーセナル学園 そして、Arsenal内で話されている言語の勢力について考えた昨日のエントリ Arsenalにおける言語勢力図 Arsenalにおける年齢や出身地域の相関関係を示した。どちらのエントリも苦労して図表をつくったりと地味な作業をしたわりには誰からも評価されていない。 そして今回「聖アーセナル学園」の考察シリーズの続きとして、よりいっそう需要のなさそうな誕生月のまとめである。前回の学年図表を利用したそれがこちらである。 ※学年(Grade)は、ムスタフィを中学1年としたときの相対学年である。詳しくは前述の既エントリを。
Arsenalにおける言語勢力図
アーセナルのチーム内において話される言語勢力について考えてみた 図A アーセナル16/17 言語勢力図(ローンで出ていった選手も含めてある) イングランドのクラブで英語が使われて当たり前じゃないかと思われるが、ヴェンゲル監督以降フランス人プレイヤーを重用した歴史もあり、ロッカールーム等の選手間コミュニケーションにおいて必ずしも英語がメインの言語でないと思われるのがアーセナルである。(※とくにアーセナルに限った話しでもないだろうが) 図Aは、16/17スコッドの選手の出身地域を言語別におおまかに分けて整理したものである。
Optaこぼれ話
先日アップしたエントリでスポーツのデータプロバイダー「Opta」に触れたのだけど、Opta社の各国語版のツイッターアカウントがおもしろいことになっていた。 www.optasports.com フッターにあるソーシャルサイトのアカウントのリストを見ると 各国のツイッターアカウントがOptaXXXと「Opta+人名」になっていることに気付く。
WhoScored vs. Squawka フットボール情報サイトの採点方法について
このブログでもよくお世話になっている「WhoScored.com」と「Squawka」というOptaデータを使ったフットボール情報分析サイト。メディアでの引用も多く、とくにWhoScoredはこの手のデータプロバイダーのデファクト・スタンダードともいえる。 どちらのサイトでも試合後にプレイヤーのレイティング(評価)を行っており、データが示す客観的な評価として非常に参考になっているが、どちらも独自のポイントになっていることが以前から個人的に気になっていたので調べてみた。赤の印はブログ主による。 まずはWhoScoredから。 WhoScored.comのレイティングについて こういうサイト。 採点の説明を見てみよう。
シュコドラン・ムスタフィとアーセナル学園
16/17シーズンよりお目見えのArsenalのニューボーイこと、シュコドラン・ムスタフィ。 メディアでも、ここまでに見せているローラン・コシエルニとの息の合ったコンビネーションで「コスタフィ(Kostafi)」の呼び名もすっかりおなじみとなった。 そんなおり、Arsenalレジェンドのひとりアラン・スミスがムスタフィをべた褒めするコメントを発表。ロッカールームにおいてもすでに存在感を出しつつあるという指摘もあり、チーム内での人間関係や力関係について考えれば、もしこれが本当だとしたらすごいことだ。 ところでフットボールチームにおいて、リーダー的存在になるためには、いくつかの要素があると思う。 年齢、リーダーシップ、カリスマ、コミュニケーション能力、ことば(英語はもちろん多言語)、そしてもちろんプレイヤーとしての実績や能力は当然ほしい。
Premier Leagueの新VIについて DesignStudioの仕事
週末、ついに16/17シーズンのEPL(English Premier League)が開幕した。オープニングゲームから数日のあいだ気を失っていたので、ちまたの喧騒について詳しくはわからないが、フットボールの季節がやってきたことに興奮しているファンも多いに違いない。 今季からプレミアリーグのロゴが変わったことも、事前にニュースになっていたから知っていた人も多いのではないだろうか。試合中のスコア表示や画面切り替えのトランジション効果が新しくなっていて新鮮に感じた。今季からはスポンサー企業の名前(バークレイズ)が入らないごくシンプルな名称とライオンをかたどっただけのロゴマークになった。
アレックス・イウォビ「イヴァン・カンポみたいな髪型にしたかった」
イヴァン・カンポって久しぶりに名前を聞いた。 マドリーにいたときもカンポ(ワラ)みたいな感じだったけど、プレミアリーグ(ボルトン)に移籍したあとも、てかまだいたのかよカンポ(ワラ)みたいな感じで愛されていたよね。風貌と名前の響きの楽しさもあいまってフットボール界に独特のポジションを築いていたと思う。 そんなカンポに憧れていたという奇特なヤングガナーを発見。それが、このたびオリンピック・ナイジェリア代表を華麗に辞退した超新星アレックス・イウォビだ。 www.fourfourtwo.com あごに手をやるポーズもしぶい。フットボーラーでこういうポートレートもあまり見ない。
ティエリ・アンリ氏、三度目のアーセナル退団。愛ゆえの暴言をまとめる
www.bbc.com 何度退団すりゃ気が済むのか。 ボスは言いたい放題のアンリにおかんむりだ。TVのパンディットとアーセナルのコーチどっちを取るのか迫られた挙句、結局TVのお仕事を取ってU18コーチをファイヤード。お給金0ポンド(※0円)のコーチ稼業と年間400万ポンド(※5-6億円くらい)といわれるTV解説業を比べられるはずもない。 とはいえ、アンリはいまコーチライセンスを取得するために勉強中の身であるので、そのためにはほかのクラブに行かざるを得ない。生きる伝説である。引く手はあまただろう。シティに行きそう。同じロンドンでチェルシーもふつうにありえそうで怖い。 ところで彼はSKYのパンディットであったが、EUROではBBCのパンディットとしてリオ・ファーディナンドらとともにTV出演していた。結構柔軟な契約なんだなと感心した。 こんな記事も来ていた。いつものメトロ。 metro.co.uk こんなこと言ってっからボスの逆鱗に触れたんじゃねえのかという、アンリの暴言をまとめた記事。 以下、抄訳。アンリ氏のこころの声を忖度して少し追加した。ジルーについての暴言も追加。超訳あしからず。
新星ジョン・トラルは16/17シーズンはグラナダにローンか
15/16シーズン、バーミンガムでブレイクしたバルセロナ産で現在はアーセナル所属のヤング・タレントでありヘクター・ベレリンのマブダチ、Jon Tral(ジョントラル)が16/17シーズンまたしてもローンに出される模様だ。 バーミンガムでの大活躍でアーセナルのファーストチームにようやく上がってくるかと噂されていたトラル。Kike Marinというジャーナリストのツイートによると、トラルは今度はリーガ・エスパニョーラのグラナダCFにローンされるようだ。 Jon Toral, gran promesa del #Arsenal jugará cedido en el #GranadaCF (on loan from Arsenal) https://t.co/HzP5701Ryn — Kike Marin** (@Kike_Marin_) 2016年7月4日 本人もおそらくアーセナルに戻るつもりで、プレシーズンを楽しみにしていたであろうことを考えるとさすがに寂しい気持ちになってしまう。
Welcome to Arsenal Takuma Asano 浅野拓磨アーセナル移籍発表報道まとめ
www.arsenal.com 英プレミアリーグの名門Arsenalがサンフレッチェ広島の浅野拓磨を獲得を発表。 以下英国を中心にした主要メディアの反応。
フットボーラーの名前の日本独自表記
またプレミアリーグを愛すおれがお送りするフットボール駄話であるが、毎度気になって夜も安らかに眠れないのは、現地読みでも英語読みでもない選手名表記である。 いまもっとも気になっているのはJ-SPORTSのコラムで使われる「バルディ」。 たとえば、英語読みと現地読みで微妙に発音が違うということはままある。先日話題になったスイス人のグラニト・ジャカも、本人が「ぼくはジャカだよ」と言っている映像でファイナルアンサーだったわけだが、確かに英語コメンタリでシャカと濁さずに発音しているのは聞いたことがある。
ホセ・モウリーニョはエミレーツで勝ったことがないって知っていた?
ESPNのArsenal系記事で「モウリーニョはエミレーツスタジアムでまだ勝っていない」というコメントを見つけて、おやっと思いざっと調べてみたら本当っぽかったのでちょっと驚いた。知らない人も結構いるんじゃないだろうか。ぼかあ恥ずかしながら知らなかった。