UELの時間がやってきた。現在公式戦100連勝中で絶好調のアーセナル、今回の相手はRed Star Belgrade(レッドスター・ベオグラード/レッドスター・ベルグレイド)またの名をFK Crvena Zvezda。ズヴィズダってなんだよと思っていたら、現地では「FKツルヴェナ・ズヴェズダ」という呼称を用い、インターナショナル(英語圏)では「レッドスター・ベルグレイド」と呼ばれているらしい。いずれも意味は「赤い星」とのこと。ニッポンとジャパンの違いみたいなことかな。 すでにボスがセルビアで試合前のプレス会見を済ませているので、タイミング的にどのような選手で試合に臨むのかわかってしまっている部分もあるが、まずはスターティン予想から。
ヴェンゲルはなぜラカゼットを90分使わないのか
Embed from Getty Images 今シーズンが始まってから何度かメディアでも指摘されているのが「なぜヴェンゲルはラカゼットを途中交代させるのか?」ということだ。せっかく史上最高額で獲得した選手を、べつに調子が悪そうに見えなくても真っ先に交代させることについて不思議に思った人も多いんじゃないだろうか。ぼくもずっと疑問に感じていたし、試合後の会見では何度かプレスからツッコミが入ったこともあるから、やはりふつうに奇妙と感じられるのだろう。 ラカゼットは今季リーグ戦8試合ですべての試合に出場しているが、そのなかで90分ピッチにとどまったのは、開始2分でいきなり得点を決めた初戦のレスター戦(アーセナルでのデビュー戦)だけで、その後の7試合で途中交代となっているとのこと(出場はそれぞれ78、28、75、66、83、71、68分)。彼だけが特別バテていたという様子がなくても、まるで最初から決まっていたかのように最初の交代はラカゼットOUT、ジルーINとなる。
ヴォイチェフ・チェズニーがアーセナルのGKトレーニング問題を示唆
おれたちのヴォイチェフ・チェズニーがアーセナルを去ってはや三ヶ月。それ以前にもローマで2シーズンを過ごした彼は、イタリア王者ユヴェントスでブッフォンが引退する来季からNo.1を任されることが内定しているという。彼の放出が大きな損失だったと後悔する日は遠くなさそうだ。 ところで昨日のArseblogにこんな話題が来ていた。「チェズニーがアーセナルのGKコーチングをけなす」。 ネタ元のIndependentによる独占インタビュー記事はこれ。ちなみに、アーセナルを離れることは苦渋の決断でもあったことなど、トゥルー・ガナーらしいアーセナル愛を感じさせるもので、全体的にアーセナルを貶めるような意図を感じるものではない。つくづく惜しい人材を失ったものである。 Wojciech Szczesny opens up on Arsenal, Juventus, smoking and taking Gianluigi Buffon’s gloves アーセナルからユヴェントスでの未来まで、ロングインタビューで読み応えがある。ヴォイチェフっ娘のあなたは読んでおこう。
【マッチレビュー】17/18EPL ワトフォード vs アーセナル(14/10/2017)
声を大にしていいたい。WhoScored.comの予想すげえええ!!! SKYのポール・マーソンなんかは1-2でアーセナルの勝ちを予想していてぼくもそれが順当だと思っていたのだけど、WhoScored.comの予想(2-1でワトフォードの勝ち)が大当たり。納得いかないとかプレビューエントリに書いてしまって、これはジャンピング土下座。 WhoScored.comに関しては純粋にデータ(Optaデータ)を元にしているのだろうから、評論家なんかが人力で予想するのとは違い思い入れなんかが入る余地はないはず。だからなのか。以前からやけに当たるなあと思っていた。今回はさすがに舌を巻いた。
【Welcome】リヨンのMFナビル・フェキルおさらい【to Arsenal】
先日ESPNに「フェキルはジダンの後継者になれるのか?」という記事が来ていた。ラカゼットの相棒だったということでアーセナルが取るべき選手だともいわれているし、でもジダンとかに比べられるような選手だったっけ?と思いつつ、いっちょOLのAMFナビール・フェキル(Nabil Fekir/ナビール・フェキア)って誰エントリを書こうと思っていた矢先。昨日行われたリーグアン「リヨン vs モナコ」のハイライト動画を観て口をあんぐり。空いた口が塞がらなかった。DAZNでもしばらく観られると思うので、チェックしてみよう。※以下、この試合の得点ネタバレあるので注意 Embed from Getty Images 翼くんと岬くん。フェキルとラカ。
【マッチプレビュー】17/18EPL ワトフォード vs アーセナル (14/10/2017) 予想スターティング
二週間というインターナショナルブレイクを挟んでイングリッシュプレミアリーグが再開。アーセナルのEPL第8節はワトフォードとのアウェイマッチ。現在アーセナルは5位、ワトフォードは8位、ポイント差は1しかない。アーセナルは勝てばトップ4に入る可能性があるが、負けるとかなり順位を下げる可能性がある。
ガナーズたちのワールドカップ予選結果まとめ FIFA World Cup 2018 Russia™
2018 FIFAワールドカップロシア大会の予選、続々と出場国が決まり、あとはいくつかの予選試合とプレイオフを残すのみとなった。 それにしてもアメリカの敗退には驚いた。アメリカ国内ではほかのスポーツに比べサッカーの人気はさほど高くないとはいえ、サッカーのワールドカップが世界的なイベントであることくらいはアメリカ人だって知っているだろう。しかし誰が一番ダメージを受けたかといえば、間違いなく主催のFIFAだ。どうしても出場してほしい中国は相変わらず出てくれないし、アメリカまで予選敗退してしまうとはまったくの予想外だったに違いない。世界大会とはいえ、中国やアメリカのような大国が出ない大会では収益に影響が出るのは必至だ。 アメリカでは1986年から続いたワールドカップ出場を逃したということで国民の「サッカー熱」が冷めるのではないかと危惧している人もいるという。2年連続南米王者のチリが最終節で本大会出場を逃したり、ヨーロッパでは強豪国のオランダやイタリアの不調もあったりと今予選は予想外の展開が多かった。 日本は早々に出場を決めることができてほんとうによかったと思う。 US fails to reach 2018 World Cup; Argentina breathes sigh of relief さて、アーセナルの選手たちももちろんたくさんの選手たちが各国の代表としてプレイしている。ガナーたちの国を中心にここまでのワールドカップ予選の結果をまとめてみよう。
最近のアーセナルニュース(2017年10月9日)ムスタフィ離脱その他
最近のアーセナルのニュースをまとめてお届け。インターナショナルブレイク中で各国のワールドカップ予選もアツい展開に。 ワールドカップ予選のガナーズ まずはホヤホヤのこのニュース。 ムスタフィが腿(ハムストリング?)の怪我で途中交代 Arsenal’s Shkodran Mustafi ‘could be out for a while’ after picking up injury in Germany win ムスタフィがワールドカップ出場を賭けたアゼルバイジャン戦で腿をやってしまった(試合はドイツの勝利)。
クロエンケとウスマノフの冷戦
クロエンケがアーセナルFCの私物化を画策 半年くらい前にアーセナルの株主のひとりであるロシア(ウズベク人)の富豪アリシェル・ウスマノフが、筆頭株主であるアメリカ人オーナー、スタン・クロエンケに持株の買収を持ちかけて断られたことが話題になっていたが、今度はそのクロエンケがウスマノフの株を買おうと動いていることが明らかになりアーセナルのファンからは大ブーイングとなっている。その額にして525Mポンドだそうである。ネイマール2人買ってまだお釣りがくる。 Stan Kroenke makes £525m offer to buy Alisher Usmanov’s Arsenal shares Arsenal fans lose the plot as Stan Kroenke prepares to buy out Alisher Usmanov
アーセナル、EPL17/18序盤戦レビューと解決すべき問題点
イングランドでは、EPL17/18シーズンの7試合を消化してインターナショナルブレイクに入った。 アーセナルの17/18序盤ここまでの成績 アーセナルのEPLのフォームはここまでを振り返ると、WLLWDWWといかにもスロースターターらしい結果となっている。とりわけ8月のレスター戦、リヴァプール戦はそれぞれ3失点、4失点とほとんど守備崩壊ともいえる試合をしていた。 スロースターターといえばなんとなく聞こえはいいが、昨シーズンも初戦で破れて結局最後はUCL出場圏内に1ポイント足らず涙をのんだことを早くも忘れてしまったようだ。同じ過ちを何度も繰り返す学ばないクラブである。 ただ、その後のスタンフォードブリッジでの善戦が示すように、戦い方がいくらか改善されたおかげか9月はカップ戦含めて6戦で無敗(5勝1分)という結果を残してもいる。 対戦相手はカップ戦リーグ戦ともチェルシー以外はすべて格下だったとはいえ、取りこぼさなかったことはやはり褒められるべきだろう。またヨーロッパリーグでは控えとユースの選手を中心に戦ってある程度失点しているものの、9月のリーグ戦はボーンマス、チェルシー、WBAを相手にすべての試合を無失点で終えた(10月1日のブライトンもクリンシート)。試合内容からするとまぐれっぽくはある。
【マッチレビュー】17/18EPL アーセナル vs ブライトン(01/10/2017)
序盤にストーク、リヴァプールと立て続けに負けて以来、ピリッとしない試合が続くものの公式戦では負けていないアーセナル。EPLでは絶好調のマンチェスターの2クラブ、ToTやチェルシーに食らいついていくためにも格下相手の取りこぼしは許されない。 patagonia? シー・シェパード? と思ったら、ブライトンてあんなべったり引いて守るチームだったんだな。最初からあそこまで自陣に引くチームは最近のプレミアリーグではあまり見ない気がする。バルセロナ気分を味わうのもいいけど、ああなることが事前にわかってたのならもうちょっとうまくやれなかったのかなあと。そんな試合だった。もちろん勝利。 Arsenal 2-0 Brighton: Alex Iwobi on target as Gunners ease to comfortable victory これでアーセナルは5位に浮上。じわじわと順位を上げてきている。いつの間にかリヴァプールを抜かしてしまった。しかしマンチェスターのGDどうなってんだ。
【マッチプレビュー】17/18EPL アーセナル vs ブライトン(01/10/2017) 予想スターティング
EPL第7節、インターナショナルブレイクを目前にした連戦の最後の試合はブライトン&ホーヴ・アルビオンをエミレーツに迎える。 1周間に3試合の過密日程、おまけに木曜夜のベラルーシ(ほとんどロシア)でのアウェイマッチから戻ったばかりと、コンディションに心配があるアーセナル。やる気満々の下位チームに手こずる条件は揃っている。ここまでの連勝を続けられるか、メンタリティが試される試合である。 なお、前節のWBA戦での勝利でリーグテーブルは12位から7位に浮上。ここで勝利して上位が足踏みをするとトップ4が見えてくる。ブライトンは現在13位。