タフだった3試合連続のアウェイ行脚が終わり、ようやくエミレーツに戻ってくるアーセナル。 われらにとりホーム試合は、じつは先月のNLD以来であり、それがこのようなアツいビッグマッチという。毎試合でエミレーツを訪れるハードコアなファンには、きっとたまらない日々なんでしょうなあ。うらやま。 今回の相手はマンシティ。PLでの彼らとの対戦は、タイトルを狙うアーセナルにとって間違いなくシーズン中でもっとも重要な試合のひとつ。そして、現状からして、結果によってはテーブルでポジションが入れ替わる6ポインター。現在は1ポイント差しかない。 日曜の試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】23/24 UCL RCランス vs アーセナル(3/Oct/2023)今シーズン最初の敗けとサカのケガ
リヴァプールの要求に応じてPGMOLが提出したというVARレフの音声記録。あれすごいね。墜落した飛行機のヴォイスレコーダーみたいで、ハラハラした。リアルタイムでやらかしてしまっている現場の戸惑い・生々しさがよくわかる。 さてCL。アーセナルはランスにアウェイで逆転敗け。アーセナルはすべてのコンペティションで今シーズン初めての敗け。こんな試合は期待してなかったし、失望感がすごい。わしゃ、てっきり勝つものかと思ってた。今シーズンのワーストパフォーマンスの声も。 しかも、またサカがケガをして途中交代を強いられるというおまけつき。彼は、これで足をひきずりながらの交代は3試合連続。 週末のPLマンシティに向けていいムードをつくるどころか、スクワッドは心身ともにぐったりと疲労してロンドンに帰ることになってしまった。これは理想的ではありませんなあ。 試合をざっと振り返る。 Wahi grabs winner as Lens upset Arsenal
【マッチプレビュー】23/24 UCL RCランス vs アーセナル(3/Oct/2023)週末のマンシティに向けてトマス・パーティが復帰か?
前回のPSV(H)の快勝で、華麗なるUCL復活を果たしたアーセナル。 グループステージの2戦めは、フランスのRCランスと戦う。アーセナルの今回のCLでは初めてのアウェイマッチだ。 最近はアーセナルでもケガ人問題がクロースアップされるなかで、この試合前のトレイニングではサカやトマス・パーティの姿が確認されるなど、ポジティヴなニュースもある。 ひとつ心配なことは、昨日スクワッドのフランスへの移動が天候トラブルに見舞われ、空港でなんと5時間も足止めされたという。おかげでアルテタの試合前プレス会見もキャンセル。これはさすがにみんな疲れただろう。ファンのあいだでは天候のことはある程度わかっていたはずだから、最初からEurostarで行けばよかったのになんて云われていた。影響がなければよいが。 試合をプレヴューしてゆこう。
インターンによってアルテタのコントロールフリークがあらためて証言される。スミス・ロウとハヴァーツの適応
おとといのPLボーンマスの試合後、ESRが二度も絶好のチャンスを逃した悔しさのあまりピッチで涙していたというのが、ぼくのTLにも流れてきた。そんなの観たら、こっちも泣けてくるわ。 あの試合はもっぱらハヴァーツに焦点が当たっていたが、いま苦しんでいる選手という意味ではESRも同じ。せっかくケガを克服しチャンスもすこしづつ与えられるようになったきたいま、なんとかみんなで彼のことも助けていただきたいものだ。 ところで、昨日r/Gunnersでとても興味深いサブがたっていて、今回はそれをちょっと紹介したい。 Czech manager Radoslav Kováč who was on a internship at Arsenal on work of Mikel Arteta Radoslav Kováčという、43才のチェコのコーチ(現在はFK Pardubiceのマネジャー。選手時代はWHUでもプレイ)が、インターンシップとしてアーセナルに滞在、アルテタの印象を語ったというもの。※彼はトマス・ロシツキのコネでAFCでのそれが実現したそうな 最近、アルテタをもっと理解しようという機運が個人的にも高まっていたので、これがなかなかおもしろかった。 それと、ハヴァーツとESRというふたりのMFの戦術的適応についてもすこし。
【マッチレビュー】23/24 EPL ボーンマス vs アーセナル(30/Sep/2023)アウェイで快勝。アーセナルのよき一日
なんだか久しぶりに、アーセナルがPLで気持ちよく試合に勝ったという気がする。 今シーズンここまで無敗のアーセナルでも、PLは毎試合が僅差で、われらがリードしていても終盤にはプッシュされるのが恒例になっていたから、今回のような勝ち方はとてもよかった。大量ゴールで3ポインツ&クリンシート。アーセナルがリーグ7試合まで無敗は、2007以来の記録ということ。 そしてもちろん、この日のほかの試合の結果ですよ。マンUがOTで敗けたのが最高だし、なんとシティまで敗けた。コリアンのひとよ、ありがとう。ただこれらの結果のなかでひとつ、まったく受け入れがたいよけいなのが混じっているので、そこだけが残念ではある。 でもまあ、アーセナルにとってはおおむねよい日だった。テーブルでも3位浮上。これで、ハヴァーツもケチャップのフタが開いたかな? 試合を振り返ろう。 Havertz scores as Arsenal thump winless Bournemouth
【マッチプレビュー】23/24 EPL ボーンマス vs アーセナル(30/Sep/2023)ケガ人が続出でピンチのアーセナル
水曜のカラバオカップから、中二日でもうPL。さらにつぎも中二日でCL。そのあとは4日あいてPL。マンシティ。 もうちょい余裕あるスケジュールは組めなかったんですかねえ。 週3試合のタフなスケジュールが直接の影響になっているかどうかはさだかではないものの、アーセナルではケガ人が急増していて、かなり心配な状況になっているのはご存知のとおり。今回アルテタが試合前会見であかしたチームニュースはわりとショッキングだった。 結局、アーセナルがもう20年もリーグタイトルから遠ざかっているのは、ほとんどケガのせいと云ってもいいくらいで、それが今年はPLの6試合めという、こんなにも早いタイミングで来ている。 各ポジションに2人以上のトップクラスが必要という、アルテタの要求の下で行われてきたチームビルディングが、この負荷に耐えられるかどうか、まずこの試合はビッグテストになる。 相手はボーンマス。アウェイ。試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】23/24 カラバオカップR3 ブレントフォード vs アーセナル(27/Sep/2023)ESRの復帰
予想どおりヘヴィにロテイトしたBチーム。PLチームに勝つのは簡単ではないだろうとは予想していたが、あのような試合で勝ててよかった。 アーセナルが早い時間にゴールを決めて支配的にプレイした前半から、後半はすっかり流れがかわってブレントフォードがプッシュするという展開。われらには非常に苦しい試合になってしまったが、相手があれだけチャンスをつくってもそれをことごとく無駄にしたのだから、それに助けられた感じはある。 なにはともあれ、今回もアウェイでまた“1-0 to the Arseal”。ひとまずはお仕事完了で、カラバオカップはつぎのラウンドへ進むことになった。 試合をざっくり振り返ろう。 Ramsdale impresses on Arsenal return in Brentford win
【マッチプレビュー】23/24 カラバオカップR3 ブレントフォード vs アーセナル(27/Sep/2023)Bチームで目指すバウンスバック
アルテタのサブが遅ければ遅いと文句をいい、サブが早ければ早いと文句を云う。つねに一貫性のない批判をしているブロガーのわたしです。こんにちは。 それはさておき。先日のNLDは、試合後もさまざまなところで議論があって、アーセナル言論世界はむしろ終わったあともアツかったなと。それがダービーマッチの熱量なんすねえ。 さて、そんなアツい試合から中二日でやってくるのが、カラバオカップことEFLリーグカップのブレントフォード(A)。アーセナルとしては初戦となるサードラウンド。 PLクラブにとってカラバオカップというのは、もちろんシーズンのなかでもっとも優先度の低いコンペティション。いまケガ人が続出しているアーセナルのチームセレクションは、試合前の最大の注目ポイントになっている。選手起用でリスクはかけたくないのはやまやまながら、相手はPLチーム。競争力維持とリスク管理のバランスで、難しい判断がありそうだ。 昨日は、すでに同ラウンドのマンUがパレスと対戦(3-0でマンU。パレスはロブホもデビューしていたが話題にもならず涙)、アーセナルと同じようにPLチームと対戦した彼らのチームセレクションも、この試合のファースト11予想の参考になるかもしれない。 試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ToT(24/Sep/2023)ホームで痛恨のドロウ。自ら勝ちを捨てる
完全に敗けた気分。 アウェイならまだしも、ホームであのパフォーマンスはないでしょうよ。。わしゃ、てっきりアーセナルが圧倒するものだと信じきっていたので、ちょっと驚いたほど。いや、好調だというToTはふつうに勢いがあったし強かったけど、アーセナルだって負けず劣らず好調だったはずじゃないのか? トロサールがケガでアウトで、試合中にライスまで失ったので、たしかにこの日のアーセナルには不運の側面もあるが、残ったメンバーでもチームのスタンダードを維持しなければ、去年と同じである。 結果はいちおうドロウなので、シーズン無敗もキープしているし、いつも難しいNLDとしては最悪の結果ではない。しかし、このフラストレイション。 トトナムにしてみれば、苦手なNLDのアウェイでこの結果なら勝ったみたいなものだろう。それがよけいにフラストレイションを募らせる。 試合後のアーセナルファンも、今シーズンここまでのポジティヴムードはどこへやら、チームに対して一気に批判的なトーンに変わって、前から気になっていたとばかりに諸問題をあげつらう始末である。 最近では珍しくアルテタのサブも疑問視されているし、エディはもう集中砲火みたいにやり玉に上げられている。 はあ。やんなっちゃうね。 Arsenal and Tottenham play out thrilling derby draw
【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ToT(24/Sep/2023)好調チーム同士のNLD
Hey, わたしです。 さあさあ、今晩のNLD。楽しみにしてたやつ。いまからもう待ち遠しい。 試合をプレヴューしてゆくぞい。
【Captain】マーティン・オーデガードがアーセナルと2028年までの長期契約にサイン!【Fantastic】
どうも。ブログを書くのが忙しい。 昨日アーセナルのキャプテン・ファンタスティックこと、マーティン・オーデガードの新契約が発表されていましたね。しばらく前から噂のあった案件。 Martin Odegaard signs new contract これが公表されたタイミングは、アルテタのNLDの試合前プレス会見の直前だったようで、わしもGK問題のブログエントリを書いてる場合じゃなかったという。 いやあ、しかしこれはめでたいよ。いまチームのなかでも最重要メンバーのひとりが、クラブに長期にコミットした。あまり心配はしていなかったとはいえ、安心した。この契約は、いまこの瞬間、アーセナルFCがいかに充実した時期を過ごしているかを象徴しているみたいである。 NLDというビッグマッチを前にして、チームのムードにもビッグブースト。さては、クラブはこのタイミングを決めていたな?
【試合前記者会見】23/24 EPL アーセナル vs ToT(24/Sep/2023)好調チーム同士のNLD
今年もやってきたNLDことノースロンドンダービー。アーセナルファンにとっては、シーズン最重要試合のひとつ。今年のファーストレグはエミレーツで。 シーズン開始当初のアーセナルは、パフォーマンス面ではまだ100%フィットというふうには観えず、スロウスタートという感じはしたけれど、それでも今シーズンここまでいまだ無敗をキープ。先日のCL復帰戦では完璧な勝利もあって、パフォーマンスも上向いてきた印象はある。チームのムードも悪くない。いまのチームの自信レヴェルはかなり高そう。 いっぽうトトナムのほうも、今シーズンはリーグカップを早期敗退しているだけで、PLでは無敗。ポインツでアーセナルと並びながらGDでテーブルで2位につけているなど、調子はかなりいいようだ。ケイン移籍のマイナス効果を、新マネジャーのアンジや新加入のマディソンでプラス効果が上回っているというか。 イングランドでは毎回NLDの注目度は高いが、今回はお互いのファインフォームもあり、第三者的な目線でもかなり楽しい試合が期待されているんじゃないだろうか。 ワクワクしますね。 日曜の試合をプレヴューしてゆこう! ※今回は試合前プレス会見のみ
