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新ヘッドコーチ、ミケル・アルテタ指名の舞台裏 その1

週末の狂騒から若干タイミングを逸した感もあるが、新ヘッドコーチ、ミケル・アルテタに決断するまでのクラブの舞台裏について。 オフィシャルサイトで、ラウル・サンレヒとエドゥがインタヴューに応えている。 ‘We’re very sure Mikel is going to do a great job’ クラブが目指す方向性を知るうえでは重要なコメントだ。今回もかなり長いが、ざっと訳してみよう。 それと、デイヴィッド・オーンステインが『The Athletic』で発表後に、それの舞台裏にまつわるQ&Aセッションを行っていた。クラブのオフィシャルな発表だけでない情報も。そちら(Part2)もこのあとに。

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【マッチレビュー】19/20EPL エヴァートン vs アーセナル(21/Dec/2019)さよならフレディとおかえりミケル

グディソン・パークで行われた19-20PLエヴァートン v アーセナルは0-0のドロウで終了。 PLでは9試合ぶりのクリンシートもさることながら、0-0はアーセナルにしては非常に珍しいスコアだなあと思って調べたら、今シーズンすべてのコンペティションで初めてだった。さすが、アメリカ人オーナーのクラブらしく得点の入らないつまらない試合はしないというアーセナルらしさ(※皮肉)。 アウェイでまあよくやったという評価もあるが、内容的にはとくに語りどころのない双方ともに低調かつ凡庸な試合だった。 プレイ内容はともかく、フレディ・ユングバーグのラストゲイム、そして新ヘッドコーチ、ミケル・アルテタの前で選手たちがプレイしたファーストゲイムという節目の試合ではあった。 プレヴューではてっきりアルテタがサイドラインに立つのかと思ったら、キックオフの前になってスタンド観戦を知った。 プリマッチ会見までやってんだから、ダグアウトに入ると思うよなあ。でも、まあ当然といえば当然か。就任のタイミング的にもこのチームにアルテタができることはほぼ何もなかった。彼が試合前に選手たちにかけたことばというのが話題になっていたが、それはあとで触れよう。 Everton 0-0 Arsenal: Carlo Ancelotti & Mikel Arteta watch goalless draw from stands

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【マッチプレビュー】19/20EPL エヴァートン vs アーセナル(21/Dec/2019)アルテタのタフ過ぎる船出

ミケル・アルテタのヘッドコーチ就任から昨日の今日でもう試合である。しかも降格フォームがつづくなかでの厳しいアウェイマッチ。 PL Week18、10位でアーセナルが迎える相手は16位とこちらもまた今シーズン絶不調のエヴァートン。直近2試合でチェルシー、マンUと戦って敗けていないということで暫定マネージャーのもとで上向くきざしを見せながらも、今日カルロ・アンチェロッティのマネージャー就任が発表される見込みだという。一足先にフォームを取り戻しつつあるように見えるエヴァートンにどう立ち向かうか。 アルテタについてはもちろん準備はほぼ何もできない状態で結果は望むべくもないが、ついにパーマネントのマネージャーがやってきたことによる選手たちへの心理的なインパクトのようなものがパフォーマンスに見られるかどうか。チェックしたい。 Everton vs Arsenal preview

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ミケル・アルテタ、ヘッドコーチとしてのファーストプレス会見(PLエヴァートン)「準備はできている」

エヴァートンのプレヴューエントリに入れるか迷っただが、あんまり長いので独立することにした。 ファーストインタヴューにつづき、長文だ。がんばって読もう。 Arteta press conference: every single word

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ミケル・アルテタ、ヘッドコーチとしてのファーストインタヴュー「やるべきことはわかっている」

昨日正式に発表となったミケル・アルテタのヘッドコーチ就任。一部を除き界隈は祝福ムードに包まれているが、早くも今日最初の試合を迎える。 非常にあわただしいなかで、アルテタに関するいくつもの重要なコンテンツがドロップされており、このブログでもめぼしいところをざっくりフォロウしておこうと思う。 ひとつは、アルテタのオフィシャルインタヴュー。それに、エヴァートン戦のプリマッチカンファレンス。メディアや選手たちの反応に、デイヴィッド・オーンステインの舞台裏Q&Aみたいなものもある。エメリやモウリーニョのコメントとか。とても全部は無理だ。。 ではまずヘッドコーチとして初めてのインタヴューから。おそらくは、公式発表の直前に収録していたのだろうと思われる。背後から柔らかな自然光が、まるで五光が差しているように見える(笑い)と評判のインタヴューだ。

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ミケル・アルテタがアーセナルの新ヘッドコーチに就任!

しばらく前から本命視され、ここ数日は毎日のように新しいニュースを待っていたが、今日ついにアーセナルFCが新ヘッドコーチを発表。 もちろん、ミケル・アルテタ(37)そのひとである。 Welcome back, Mikel! 👋 Head coach of The Arsenal 👔 pic.twitter.com/lhsAfQ7cfq — Arsenal (@Arsenal) December 20, 2019

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アルテタ就任を前に懸念されるチームのなかの空気

シーズン中のアシスタントコーチ放出に「7桁」の補償金(£1Mとか2Mとか)を求めているというマンシティ。 現在シティと補償金の交渉が難航しているという説もあるが、アーセナルが昨日エヴァートン前のプレスカンファレンスを延期したのは、ミケル・アルテタのためだともっぱらの評判である。 おそらくは今日(※金曜)このあと、正式にアルテタのヘッドコーチ就任が発表されることになるのではないかと思われる。 さて、そんなせわしい状況のなかで、あまりポジティヴでないニュースが。

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今度こそミケル・アルテタのAFC新ヘッドコーチ就任が決定か

先日マンシティにまったくいいところなく敗れたアーセナル。 わかっていたけれど、あそこまで無残にクオリティの差を見せつけられたらさすがに落ち込むわな。相手が強かったとはいえ、最近のPLであそこまで弱さを見せたチームをぼくは見たことがない。守備はほんとうに降格チームのそれである。というよりPLのレヴェルにないと云ったほうが正しい。 ということで、つぎのマネージャーのアポイントについて、できるだけ様子を見たいとかヌルい考えを持っていたとも報じられていたアーセナルボードだが、とてもそんなことは云っていられなくなった。 FLからも「クラブはさっさと新マネージャーを決めるべき」と釘を差される始末。。こんなことを暫定ヘッドコーチに云われてしまうビッグクラブ。情けないことこのうえないのう。。 週末のPLエヴァートン(A)までに新しいコーチが来るという噂のなかで、r/Gunnersのモデレータからはそこの記事をネタにサブを立てるなとバンされている(笑い)『The Sun』が、昨日アーセナルの幹部とアルテタの深夜の密会をスクープ。これがパパラッチというやつ? Arsenal chief Vinai Venkatesham and contract negotiator Fahmy leave Mikel Arteta’s house after 1am talks over boss job アルテタのアーセナル新ヘッドコーチ指名が急速に現実味を帯びてきた。

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【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs マンチェスター・シティ(15/Dec/2019)プロとアマチュア

ホームで3-0完敗。以上。 Arsenal 0-3 Manchester City: Kevin de Bruyne scores twice as City outclass Arsenal さあ、つぎだつぎ! きりかえてこ。 コメントお待ちしとります。

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【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs マンチェスター・シティ(15/Dec/2019)アルテタのゲイムプラン

PLマッチデイ17、9位のアーセナルはホームに今シーズンはやや不調に陥っている3位マンチェスター・シティを迎える。 先週のWHUで2ヶ月ぶりの勝利ということでその勢いに乗りたいアーセナルだが、ミッドウィークのELスタンダールでは相変わらずの守備の拙さを露呈。直近2試合は劣勢から盛り返し一定の結果は出しているものの、暫定ヘッドコーチのもとでチームの課題が改善されるきざしは見えていない。 トップのリヴァプールに17ポインツ差(*as it stands)をつけられている現状をもってしても、依然としてマンシティはいまのアーセナルにとっては厳しい相手。ホームであっても、いい結果を期待するのは楽観的すぎるだろう。 今回の試合では、注目すべきは結果というよりも、もはやミケル・アルテタだろうと思う。この状況だ。中継カメラにもたくさん抜かれるに違いない。 マネージャー経験が皆無ながら、次期アーセナルのヘッドコーチのもっとも有力な候補のひとりと云われつづけており、一部の噂を信じるならアーセナルがパーマネントのヘッドコーチを迎える日まではそう遠くない。もしシーズン中にアルテタが選ばれるようなことがあるならば、当然彼もすでにアーセナルの現状を熱心に分析していることだろう。 この試合においてはシティのゲイムプランにも、アルテタの意向が反映されることは想像できる。彼がいまのアーセナルの弱点や強みをどう見ているのか。シティのプレイからもそれがわかればおもしろい。 Live on Sky: Arsenal vs Man City preview

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【マッチレビュー】19/20UEL GS スタンダール・リエージュ vs アーセナル(12/Dec/2019)ラッキーなトップ通過

いやひどかったな。WHUの劇的勝利の勢いとか大嘘である。 ひどかったけど結局は2点差を追いついてドロウ。フランクファートがホームでヴィトーリアに敗れるという波乱もあり、なんとグループFをトップでフィニッシュ。つぎのR32に進んだ。ツイてる。 Standard Liege 2-2 Arsenal: Gunners fight back secures top spot フットボール的にはあまり語りどころのない試合だったが、一応振り返っておこう。 ちなみにこの試合の日は、ご存知のようにUKでBrexit選挙が行われていて(※これを書いてる時点で開票中ながらボリス・ジョンソンの保守党が勝利が確定。歴史的大勝だとか)、リベラルの多いジャーナリストやアーセナルのファン界隈のtwitterでもそちらの結果のほうが大きな話題になっていたりする。これで来年1月末のEU離脱が正式に決まったも同然で市民社会への影響は大きい。選手補強やHGルールなど、EPLにもどんな影響があるのか何かわかればまたこのブログでお伝えしよう。

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【マッチプレビュー】19/20UEL GS スタンダール・リエージュ vs アーセナル(12/Dec/2019)トップ通過をかけたグループ最終戦

早くも19-20UELグループステイジも最終戦へ。スタンダール・リエージュとのアウェイマッチ。 グループFは、5試合を終えていまだにアーセナルがトップをキープしているものの、前回はホームでフランクファートに敗れるなど、ウナイ・エメリ末期の絶不調のおかげで、最終戦まで敗退の可能性を残すという事態に。 ただし、仮にこの試合で3位のスタンダールに敗けても、GDからすると5点差をひっくり返すことが必要(5-0)で、次ラウンド突破条件である2位以内に入れないとは考えにくい。 トップをキープするために全力で臨むか、あるいは2位フィニッシュの可能性も受け入れつつ週末のPLマンシティ(H)のために温存するか。この試合の勝利については、先日のWHUでの2ヶ月ぶりの劇的勝利から、せっかくの勢いに水を差したくないという動機も当然あることだろう。 FLにとっては最初のEL。興味深い一戦になる。 Standard Liege vs Arsenal preview

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19-20UCLグループステイジからUELに落ちてくるのはどのクラブだ!?(半分予想)

昨日のUCL(Round32)の結果で4つの3位チームが決定。 そしてまた今日の結果で残りの4チームが確定する。 アーセナルがグループステイジを通過できない可能性はかなり低いので(※仮に木曜スタンダールに敗けても3位転落に必要なGDマージンが5もある)、例年どおりこの8チームがアーセナルFCのELタイトルを阻む大きな壁になるはずである。 8チームの残り4チームを予想しよう(半分)。 ※本来もっと早くやるべき企画だったが、今朝CLの試合に気づいたんだよ~orz

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【マッチレビュー】19/20EPL ウェスト・ハム vs アーセナル(9/Dec/2019)地獄の60分と歓喜の9分

ヘンな試合だったなあ。 スーパー臆病なアーセナルがバックラインでひたすらボールを回し、カウンター狙いのWHUはプレスもゆるくボールが前に運ばれて来るのをひたすら待ってる的な。ワールドカップの決勝かな? ここまでバックパスを繰り返すアーセナルを観たのは初めてかもしれない。ファンとしての忍耐強さが試される、まったく地獄のような時間だった。 しかしそれも、60分におれたちのワンダーキッドがゴールを決めるまでだったんだ。 この勝利はめちゃくちゃでかい。 10/6以来というPLでの勝利。アウェイでの勝利。ワンネオをひっくり返しての勝利。ぺぺの勝利。そして、フレディの勝利。 得点こそが、勝利こそが最高の良薬。自らのゴールによってチームは目を覚ました。繰り返し指摘されているように「自信の欠如」が不調のキーファクターになっていることを、あらためて感じさせる試合の展開であった。 Live on Sky: West Ham vs Arsenal preview アウェイでHT時点での負けをひっくり返したのは8年ぶり。いま、とにかく必要だった3ポインツ。ミッションコンプリートである。