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クロエンケとウスマノフの冷戦

クロエンケがアーセナルFCの私物化を画策

半年くらい前にアーセナルの株主のひとりであるロシア(ウズベク人)の富豪アリシェル・ウスマノフが、筆頭株主であるアメリカ人オーナー、スタン・クロエンケに持株の買収を持ちかけて断られたことが話題になっていたが、今度はそのクロエンケがウスマノフの株を買おうと動いていることが明らかになりアーセナルのファンからは大ブーイングとなっている。その額にして525Mポンドだそうである。ネイマール2人買ってまだお釣りがくる。

Stan Kroenke makes £525m offer to buy Alisher Usmanov’s Arsenal shares

Arsenal fans lose the plot as Stan Kroenke prepares to buy out Alisher Usmanov




現在クロエンケの持株率は67%、ウスマノフは30.4%ということで、仮にウスマノフがすべての株を手放したとすると、100%近い株をクロエンケが持つことになりアーセナルFCは実質クロエンケの持ち物となる。クロエンケFCである。

この動きに対して早くもウスマノフ側が声明を発表。おなじみのBBC SPORTSデイビッド・オーンスタインがツイートした。

Arseblog News – the Arsenal news site

持株についてウスマノフの声明

簡単に訳そう。

ウスマノフ:ここ何日かでわたしの30%の持株についての憶測が報道され、アーセナルのファンのみんなを心配させるようなことがあった。

明らかにしておきたいのは、わたしはクロエンケ氏と持株を売ることについて話をしていないということだ。わたしのアーセナルに対する関心は長期的なもので、むしろ株を買い増ししたいという希望を持っている。

ビジネスパートナーであるFarhad Moshiriから株を買い取り15%から30%に持株を増やしたし、株主の方々にはさらなる買い取り提案もした。この申し出はいまも有効だ。

わたしはずっとアーセナルの熱烈なサポーターだし、これからもそうあり続けるだろう。わたしの30%の持株はクラブのファンの利益を守るためには重要だと考えている。

わたしがクラブの運営に口を出さないことは明文化もされている。それがほかの多くの株主との違いにもなっている。違うやり方でアーセナルを成功に導きたいんだ。

わたしにはさまざまな未来のシナリオがあるからサポーターには安心してもらいたい。(筆頭株主以外の)多くの株主たちとの連携もあるし、彼の株を単独かあるいは共同で買収することや、わたしやアーセナルのファンの大多数の熱意をシェアできる勢力が現れれば、わたしの持株を譲ることも検討するかもしれない。

要するにウスマノフはクロエンケに売るつもりはないが、適正な金額ならほかの誰かに売る可能性はあるということらしい。

 

クロエンケがスポーツよりビジネスを優先していると非難されるように、フットボールに対して愛も理解もないことで知られている。その点、ウスマノフは大のアーセナルファンだということで、もしできるならヴェンゲル監督をすぐにでも解任するといっているし、アーセナルを強くするために巨額の選手補強も辞さないという考え方を持っている。どちらがアーセナルのファンに求められているかはいうまでもない。

 

この記事によると、クロエンケが持つUSのスポーツクラブに比べればアーセナルの状況はまだマシらしい。疫病神か。

Stan Kroenke’s abject US teams a warning things may get worse for Arsenal



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