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アーセナル、BVBの敏腕スカウトをぶっこ抜く

アーセナルが世界の強豪クラブ、ボルシア・ドルトムントからヨーロッパ中にその名が轟いているという超ヤバい選手リクルートメント・エキスパートを獲得。パット見ずいぶん若いな。

Sven Mislintat appointed head of recruitment



敏腕スカウト、Sven Mislintat(スヴェン・ミズリンタット)

このミズリンタット氏、ヨーロッパ中にその名が轟くというほどの敏腕スカウトとして知られる人物だそう。オバメヤン、シンジ・カガワ、ウスマヌ・デンベレといった超絶名選手たちを発掘したというやり手。とくに香川を300k(0.3M)で買って、その2年後にはマンUに12.5Mポンドで売却したことで得た利益は巨大なものだった。

10年間BVBで働いたのち、このたび晴れてアーセナルに就職が決まったという。来月からファーストチームやアカデミーのためのチーム分析やグローバルスカウトなど、ボスやガジディスたちと近い位置で仕事を開始するとのこと。アーセナルの人事やるじゃん。

ヴェンゲル:スヴェンが来てくれてとてもうれしいね。タレント発掘は我々の哲学の中心にあるものだし、スヴェンはその方面で何年にも渡って類まれな才能を発揮してきた。彼がわれわれの既存のリクルーティングを前進させてくれることに期待したい。

(前任の)スティーブ・ロウリーには感謝したい。彼のすべての献身と長期間クラブを支えてくれたことについてね。彼はずっとわたしたちのリクルーティング部門の中心だったんだ。そのために何千マイルもの距離を移動して何百もの試合を観てきた。彼のこれからの多幸を祈るよ。

なお、25年間アーセナルで働いていたという前任のロウリー氏は、今後も単発的に(ad hoc basis)仕事に携わるようだ。ぶっちゃけ更迭みたいなものだろうから、さぞかしやりづらいとは思うけれど。健康問題なんかの理由があればそういったこともないかもだけど、今回はそのような話も出ていないようなので、単純に「グレードアップ」ということだろう。

アーセナルの改善

アーセナルFCというクラブは、選手たちはもちろん、コーチや監督、それに経営陣とか、いろいろ改革が必要なんだけど、イヴァン・ガジディスは、まずスタッフのほうの刷新をしようとしているようである。

今年9月にはやはりDick Lowというスポーティング・ディレクター格のスタッフが更迭されている。いまだ決まっていない後任はこれまたドルトムントの人材がリンクされているという。また、先日のチェズニーのコメントからGKコーチもグレードアップの必要があるという指摘はされていたりと、スタッフやコーチといった選手以外の部分でも改善の余地が多いと考えられている。今回の凄腕スカウトのヘッドハンティングというのは、その動きの一環として捉えられるのかもしれない。

ヴォイチェフ・チェズニーがアーセナルのGKトレーニング問題を示唆

 



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