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アーセナルのニューCB候補を比較。選手の経験値はどこまで重視されるべきか

この件。ソクラティスってもう決まりも同然みたいに思っていたけど、まだひっくり返る可能性があると。

先週くらいからぽつぽつと名前が出てきていたマインツのアブドゥ・ディアロ。界隈の反応を見るとかなりいいCBらしい。

そして彼はBVBがソクラティスの後釜として狙うターゲットでもあると。だったらアーセナルは最初からディアロに行くべきなんじゃね?という意見にはうなづけるものがある。

この機会に彼も含めてアーセナルのターゲットになっているCBを改めて比較してみたい。



アーセナルが2018夏に獲得する可能性のあるセンターバック

ソクラティス・パパスタソプーロス(ドルトムント)

29才(今月30才に)。186cm。ギリシャ。評価額22Mユーロ(※TMより。以下同)。

13/14シーズンからドルトムント。ギリシャNTでは79試合出場。

なんかこう似顔絵が書きやすそうな……。

シャラー・ソユンチュ(フライブルク)

22才。185cm。トルコ。評価額12Mユーロ。

16/17シーズンからフライブルク。ターキーNTでは15試合出場。

昨日のフレンドリー・チュニジア戦でもセットピースから同点弾。

彼はいくつかのコメントから察するにあまりアーセナルには魅力を感じていないようだが(アトレチコでプレイしたいとのこと)、交渉は進んでいるんだろうか?

アブドゥ・ディアロ(マインツ)

22才。186cm。フランス。評価額10Mユーロ。LBやDMでもプレイできる。

17/18シーズンからマインツ。フランスNTはユースでU16~U21すべての年代に選ばれている。

この動画を見ると、さすがMFやLBでもプレイするということで、パスやドリブルがうまくてCBとしてはモダンな印象がある。

スタッツ比較

Squawkaの比較マトリックスより。一番左にムスタフィを入れてある。念為でエヴァンスも。

値は試合ごと平均、項目は上から、インターセプト、ブロック、クリア、ディフェンスエラー、トータル・デュエル、タックル、ドリブル成功。そしてディフェンス総合、ポゼッション総合となる。ポゼッションはふつうCBのスタッツ比較に入れる必要はないかもしれないが、アーセナルのCBとしては一応チェックしておきたい。

ぱっと見でムスタフィとソユンチュのスタッツがやや似ているか。ディフェンシブエラーが多いふたり。

ソクラティスは、インターセプトやブロックなどCBで重要な項目で低い数値となっているが、デュエルはこのなかで一番強い。またディフェンス総合とポゼッション総合も突出して高い数値だ。

ソユンチュは、ソクラティスと逆にインターセプトやブロックが強い。ディフェンス総合とポゼッション総合はソクラティスに比べるとかなり低い。

ディアロは、タックルやドリブルで高い数値が出ていて彼のプレイスタイルが伺える。ソユンチュと同様、ディフェンス・ポゼッション総合は低い。

ただし、ポゼッションなどはチームのプレイスタイルやクオリティも考慮する必要があるかもしれない。ちなみに17/18シーズンの順位はBVB(4位)、フライブルク(15位)、マインツ(14位)。

CBの「経験」はどこまで重視すべきなのか

このアーセナルのCB選びにおける議論のひとつのポイントとして「経験」をどれだけ重視するかどうかということがある。

今季でキャプテンのメルテザッカーが去り、コシエルニが冬までの長期離脱と、アーセナルは一気にふたりの大黒柱を失った。CBとしてだけでなくチームとしてもだ。CBでは頼れるシニア選手はムスタフィ(26)を残すのみとなり、彼らの穴を埋めるヴェテラン選手を探していることはまず間違いない。リヒトシュタイナーも34才とこのヴェテラン補強枠である。

いうまでもなくソクラティスは経験豊富なセンターバックでありアーセナルが補強したい人材だが、彼はアーセナルレベルのクラブにはクオリティが低いのではないかとたくさんのサポーターから指摘されている。

そして冒頭のツイートにあるアブドゥ・ディアロは、22と若いため経験は浅いが将来有望で、ソクラティスとはわかりやすい対比となっている。

センターバックというポジションの選手にとっては、他のポジションよりも経験が重要な要素であることは間違いないが、それはいったいどこまで重要視されるべきなんだろうか。

ソクラティスのスタッツは悪くないが、17/18シーズンを通してBVBを観ていたというファンの「he was very, very, very poor」というコメントが印象的だ。それがもし真実であるとすれば、ミズリンタットは彼についてどの部分を評価しているのだろうか。

単に安価なオプションだったとか? じつはそれはありえると思う。アーセナルはおそらくBVBの希望よりも彼を安く買い叩こうとしていて(TMの評価額よりも実際の取引金額が低いというのはちょっと珍しい事態なのでは)、このあと交渉がこじれることがあるとしたらそこが理由ではないだろうか。アーセナルにとってコストが重要なのはすでに補強予算の件が報道されているとおり。

今月には30才になるソクラティス。アーセナルのようなクラブが獲得前からクオリティを疑問視されるような高齢の選手を取るというのは、バジェットの問題があるとはいえ、どうもモヤモヤしてしまう。

CBは来季守備改善が試されるアーセナルでは非常に重要なポジションである。果たしてどのような結末になるのか。



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2 Comments on “アーセナルのニューCB候補を比較。選手の経験値はどこまで重視されるべきか

  1. ディアロの動画みると、ディアロもだけど仏アンダー代表がまあみんなデカイ、上手いことのほうに目がいく。なんだこの連中スゴ!

    このメンバーの比較で上にはなかったんでAerial Duels も見てみたんだですが、それでもソクラティスは優秀でしたね
    エバンスにいくならソクラティスってのは間違いないでしょうが、ディアロ左利きなんですよねえ~
    市場にでにくいサイズある足元ある、左利きのDF、、ラポルトの高騰っぷりみてもディアロいけるなら今いったほうがいいような・・

    1. おはようございます。

      ソユンチュは騒がれているわりに来ない気がしていて、だったらもうひとりのCBでディアロいいなとぼくも思うんですけど、そこにBVBがいるっていう。

      ソクラティスはもう30だし短期的なソリューションとかいわれてますけど、ふつうに主力として使うのだろうし、短期的にベテランを雇って解決された事例がアーセナルにあんまりない気がしてモヤモヤするんすよねえ。

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