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リース・ネルソン&ジェイドゥン・サンチョ。仲良しふたりのBBC Sportsによるインタヴュー

BBC Sportsが、いま英国でももっとも注目されている若手フットボーラーといっても過言ではない、今季ドイツで活躍するふたりのイングランド・ヤングスターのインタヴューを公開した。

ひとりは一足先にドイツへ渡りドルトムントというビッグクラブで頭角を現していた、ジェイドゥン・サンチョ。そしてもうひとりは、彼と子どもの頃から一緒にプレイしているという親しい友人であるおれたちのリース・ネルソン。ともに18才の俊英である。

彼らのパーソナリティだけでなく、イングランドとジャーマニーのフットボールの違いなどもわかってとても興味深い記事。ざっくり紹介しよう。

Jadon Sancho & Reiss Nelson: ‘Bundesliga has belief in young players’



インタヴューで構成された記事だが、ふたり同時にインタヴューを受けたわけではなく、それぞれ別に取材されたものを構成したもののようだ。

ちなみに記事のオーサーは、デイヴィッド・オーンステインと他1名となっているが、どちらがどちらを取材したかはわからない。まあアーセナル情報Tier1のゴッドだから、きっとオーニーがネルソンのほうを担当したはず。

ネルソン&サンチョ、インタヴュー

サンチョとネルソンの絆

Whatsappでいつでも連絡を取り合っているというふたり。

サンチョ:ぼくは彼に対して愛があるし、彼はぼくに対して愛がある。お互いにプッシュしあってるみたいなものさ。もしぼくが週末にうまくやるようなら、それが彼をプッシュする。お互いのモチヴェイションになるんだ。ぼくはリースがうまくやっているのを見るのは好きだし、彼にとってもそのはず。だからいい関係なんだ。

ネルソン:Whatsappでよくグループチャットをやるんだよね。ぼくとサンチとあと何人かの友だちと毎日みたいに。

ぼくとジェイドゥンとの競争じゃないんだ。でも「サンチがまたアシストをやった」ってエモジ入りで来たりすると、「リース、お前は今日どうする?」っていわれたみたいに感じるんだ。それでぼくは「任せとけ。やったるでえ」みたいになる。

ぼくらは毎日メッセージのやりとりをしていて、もしそれが試合前日だったりすると「サンチ、今日やらなきゃいけないことはわかってるよな? お前なら絶対やれるぜ」みたいに返すんだ。

彼はぼくに同じように返してくれる。まあいたって健全な関係だよ。お互いに励まし合って、ライヴァリーはない。ぼくらがそんなふうになるとは思えないな。

サンチョ:ぼくとリースは一緒に育ったんだ。子どものころから一緒にプレイしてる。ぼくらには強い絆がある。

くだらないバカ話しなんてしてるのは少しだけだよ! ホッフェンハイムと戦ったとき引き分けてしまったけどそれこそくらだらなかった。

若い英国人は海外挑戦すべきか?

サンチョ:もしイングランドのクラブがプレイするチャンスを与えてくれないなら、海外へ行くことはいつもオプションになる。彼らはいつだってぼくらのアビリティを見てくれるし、願わくばみんな御眼鏡に適ってチャンスを得られればいいと思うよ。そんなふうに感じてる。

それがつまりブンデスリーガだよ。彼らはもし若くても、信じてくれて、信頼してくれる。まずは彼らが能力を信じてくれなければ話しにならないけどね。

ぼくはイングランドのクラブがアビリティを信じてくれないといってるわけじゃない。要するに、彼らはイングランドのクラブがそうするよりももっと早くに才能に注目してくれるということなんだ。

ネルソン:サンチはトレンドをつくったといえるんじゃないかな。毎日彼と話すんだけど、彼がいうには、ぼくらが(英国の)若い選手たちがここへ来るトレンドをつくったみたいな感じなのかもって。

ぼくはイングランドのトップの若い選手たちをたくさん知ってる。みんなこんなふうに訊いてくるよ。「ジャーマニーでの生活はどう? ブンデスリーガは?」ってね。だからぼくはこういうんだ。「グレイトだよ」ってね。

彼らは若い選手を信用してくれるし、それが大事なことだ。フットボールをプレイする環境を与えてくれる。

イングランドから若い選手がみんないなくなっちゃったら、そりゃイングランドにとってはいいことじゃないかもしれないけど、でも個人レヴェルでは、若い選手がプレイタイムを得られるのは素晴らしいことだし、そうなればみんなが自分の能力を見てもらうことができる。

サンチョとネルソンの海外挑戦のここまで

サンチョは2017の8月に10Mポンドでシティからドルトムントへ移籍した。グアルディオラがいうには、彼はファーストチームでレギュラーでプレイできるチームを探していた。

サンチョ:ぼくにはもう次のステップにいく準備ができていたんだ。ボルシア・ドルトムントは移籍してキャリアを築くにはグレイトなクラブだと思った。

ぼくを違うレベルの試合に連れて行ってくれたし、プレイするというだけでも、ぼくに自分にピッチ上で何ができるかを世界に示すチャンスを与えてくれた。

ネルソン:ぼくの場合は、自分にできる限りベストな選手になりたいといつも思ってる。ぼくは18でブンデスリーガへ行くことはチャレンジで、それが自分をベターなフットボーラーにさせてくれると思ったし、人間としても成長できると思った。

ぼくは自分自身にチャレンジしたかったし、何ができるか見たかった。ここまでうまくいってるね。

すごいことだよ。でもこれをキープしないと。まだたったの6試合だ。シーズンを通してこれを続けないと。

どこまで行けるのかはわからない。でも、地に足をつけていなきゃだし、ポジティヴでありつづけたい。

ジャーマニーでの生活

サンチョはドルトムントにおり、ネルソンが選んだハイデルベルクはドルトムントより静かな街である。

サンチョ:気に入ってる。いまは落ち着いてるよ。アパートメントにいるし、ここが好きだね。

街もナイス。少しぶらついたりするし、ことばにも慣れ始めてる。ここまではすべていい感じだよ。

父さんがいま来ていて、面倒を見てくれてる。じつはシェフだっているんだ。ドルトムントが彼を勧めてくれてね。食生活とかいろいろ助けられてる。

ドレッシングルームにはたくさんの外国人もいるし、それが当たり前みたいなんだ。みんなと一緒にいるのはナイスだよ。異なるカルチャーがあり異なる事柄を学べる。

ネルソン:ロンドンはとても大きな街だからね。ぼくはハイデルベルクという小さな街にいるけど、家族と一緒なんだ。いま幸せだしプレイすることもできている。すべてうまくいってるよ。

ホッフェンハイムは小さな村なんだ。母さんと兄弟がここに来ていて、彼らはハイデルベルクを探索して気に入ったといっていた。そういうのもいいよね。

ドイツ語は少し話せるよ。ドイツ語のレッスンを受けていてうまくいってる。友だちはときどきぼくの話し方をからかってくるけど、まあでもそんなものさ。

ふたりの未来

サンチョは活躍が認められて、すでにイングランドスクワッドに招集され8月にデヴューもしている。

サンチョ:いまはもう自分のやっていることだけみたいになっていて、つぎにどんな大きなことがやってくるか見当もつかないんだ。

いまはここで自分の仕事をする。ただプレイがしたい。試合への愛着だね。

もしこの調子をつづけていけるならもっと遠くへいけると思うんだ。でも浮足立つことはしないで集中することだ。

いまはもうシーズン、ひとつひとつの試合に集中している。将来については何もわからない。

でもナショナルチームでいえば、もっとシニアの試合に出たいし、そうできればぼくにも家族にもファンタスティックだ。そのためにもハードワークする。そしたらそのあとどうなるかなんてわからないからね。

ネルソン:アーセナルはぼくの少年時代からのクラブだ。ぼくは8才の頃からそこにいるからもう10年だね。

ぼくはあそこに強くなって戻りたい。だってぼくがアーセナルにいた16とか17のころは自信がなかったんだ。

ぼくは自分のことを漢だと思えなかった。でもいまは強くなったと感じているし、あと何ヶ月かあるいはシーズン中ホッフェンハイムにいることで、もっと強くなって、アーセナルに戻って活躍するための信念と自信がつくんじゃないかと思うんだ。

ぼくはアーセナルのレジェンドになりたい。そしてイングランドでも。そうなれたら最高。国のためにプレイできないなんて思えない。

以上。レジェンドになっちゃえよ。

サンチョはアーセナルに来ればいいのにと思っていたけど、彼はBVBでの活躍でデンベレのような100Mクラスの選手になりつつある。アーセナルには高嶺の花ですな。いくらネルソンの親友でも彼を連れてくることは難しいだろう。てかシティはいまどんな表情をして彼のことを見ているのだろう? グナブリどころの豹変じゃない。

ちなみに、ファンの一部には、ネルソンやエンケティアのために1月の補強(右ウインガー)を望んでいないというひともいるようだ。

たしかに、まともな右ウインガーが入ればポジション的には来シーズン戻ってくるネルソンと丸かぶりになるので、プレイタイムを考慮すればそういう意見もわからなくはないが、さすがにウェルベックが長期離脱してしまったいまとなっては、1月のアタッカーの補強は免れないだろう。

仮にそれがエンケティアのプレイタイムに影響しようとも、ネルソンとポジションがかぶろうとも、補強すべきだとぼくは思う。だってアーセナルはビッグクラブなのだから。ペペこいや。

ネルソンを冬に呼び戻すという説もちらほら見かけているが、彼はホッフェンハイムにシーズンロングローンの契約だったと思うけれど、1月に呼び戻すことができるオプションでもあるのだろうか。

さすがにドイツでノッている彼を冬に呼び戻すことはしないと思うが、気になる。



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