さて。マンUとの熱戦(※皮肉)から中二日。楽しい楽しいヨーロッパの時間がやってきた。CL? なにそれおいしいの?
19-20UELグループステイジ、われらがアーセナルは初戦のフランクファートにアウェイで3-0と快勝して幸先のよきスタートとなっている。
2試合めは、ホームにスタンダール・リエージュというベルジャンのチームを迎えるゾ。
Arsenal v Standard Liege: Tierney asked not to link up with Scotland
カップ戦スクワッドで試合に臨むアーセナル。いわばBチームなのだけど、なんだいこのワクワク感は。ホームで強いんだか弱いんだかよくわからないチームとの対戦。こりゃあ、おもしろい試合になりそうだ。
エメリの試合前コメント「クリンシートより勝利だ」
昨日(水曜)に行われたプレスカンファレンスでのエメリのコメント。今回はエミ・マルティネスが同席した。要約版でおとどけ。
- (これから若い選手たちがもっと出てくると思うか)いまに始まったことじゃない。アーセナルのアカデミーは歴史がありとても大きい。われらには彼らにチャンスを与える責任がある。アーセナルの責任は、アーセナルのコーチの責任でもある
- (明日クリンシートをキープできると思うか)それより勝利だ。いいパフォーマンスで試合をコントロールし、ピッチではいいポジショニングをしていいプレッシングをする。それが必要だ。クリンシートは重要だが攻守で競争力をもつときのプロセスのひとつにすぎない
- 自分たちは少しづつよくなってきている
- (ESRについて)彼は明日には準備できていない。トレインを始めるにはまだ何日か休む必要がある
- (KTは明日プレイするか)彼にはまだ時間と自信が必要だ。明日はまたいい機会になる
- (KTをスコットランドスクワッドに選ばないようNTのコーチに話したのか)ノー。わたしはキーランに頼んだ。なぜならわれわれは彼が安定してプレイできるのを待っているのだし、それを取り戻すのに一歩づつやるのが重要だから
- 彼がマンチェスターでプレイしなかったのは、小さな問題があったから。ささやかなものだが、ドクターにプレイせずにここで明日の試合に向けて準備をつづけたほうがいいと云われた
- NTも大切だが、彼らに加わるタイミングと思わなかった
- 明日はKTはプレイするだろう。フィジカル、戦術でわれわれの要求に応えてうまくやってくれることを望んでいる
- (HBは明日プレイするか)ベレリンも同じだが少し違う。彼はもっと離脱している期間が長かった。前回の試合で15分プレイしたことはとてもよかった
- 彼が明日プレイするかどうかは、これからやるトレイニングで彼がどう感じるかによる。いい感じなら、プレイするだろう
- (エジルは1月にローンに出るのか)彼はいまはわれわれの選手だ。
KTの件については、スコットランドNTのコールアップの話しと合わせて少し話題になっていた。
スティーヴ・クラークというスコットランドNTのマネージャーによる「KTはNTに呼ぶつもりだったがアーセナルからの要求で諦めた」という発言が話題になっていたうえでの、この質問である。
KTはケガの再発、あるいはケガじゃないと2種類の憶測が出回っていたが、マンUのスクワッドに入らなかったことについては小さな問題があったとここでエメリが認めているので、やはり故障が理由で大事を取ったということ。
このエメリのコメントのなかでも「念の為(precaution)」ということばが何度か出てくるあたり、KTの取り扱いにはだいぶ慎重になっている様子がうかがえる。いいことだ。
それと、噂になっていたエジルの1月のローンについてもプレスから確認の質問が出ている。それに対してエメリは”He’s our player now.”と名言を避けたかたちだ。
アーセナルはエジルをローンで出したいにせよ、だいぶ条件を妥協しないと受け入れるクラブがなさそうに思う。その妥協度合いによってアーセナルがどれだけエジルを出したいかが測れる。どうなるか見てみよう。
エミ・マルティネスのコメント「アーセナルとアルジェンティーナでNo.1になる」
ご存知のように8年ぶりのNTコールアップということで、充実感の伺えるEM。ガナーズのNo.1になるという野心も隠していない。
Press conference done ✅ @europaleague #arsenal #em26 #voyportodo pic.twitter.com/B2kwh465Gr
— Emiliano Martínez (@emimartinezz1) October 2, 2019
(アルジェンティーナからのコールアップ……)
マルティネス:じつは2回めなんだよね(笑い)。夢がかなったよ。子どものころのぼくはずっとNTでプレイしたかった。これからふたつのビッグゲイムスがある。来年のコパ・アメリカの。もうNTでプレイする準備は万端だ。いまはより多くのプレイ時間があって自信はとても高まっている。コールアップに光栄さ。
(夏に退団していたらこのコールアップはあったか……)
ぶっちゃけそれは誰にもわからないだろうね。ぼくがここに残ったのはウナイの取り組みのおかげだし、クラブを愛してるからだよ。現時点ではとてもいい決断だった。ハードワークして、謙虚になっている。ぼくらはとてもいいスクワッドだし、今シーズンのゴールまでたどり着きたい。
(UELはレノにチャレンジするチャンス……)
それがぼくが取り組んでいることだよ。ぼくらはふたりともとてもハードにワークしている。お互いいいゴールキーパーだし、マット(メイシー)もそう。それがアーセナルでプレイするということだ。いつだってみんなとの競争がある。マットはぼくにチャレンジするし、ぼくはベルントにだ。ピート(チェク)とダヴィド・オスピナのときと同じさ。ビッグクラブなんだからチャレンジはいつだってある。
(このコンペティションを軽視するひとたちもいる……)
みんながELを軽視してるかどうかなんて知らないね。グレイトなコンペティションだと思うよ。ヨーロッパのコンペティションだし、いつだってTVでやってる。勝てばCLにも行けるしね。いいコンペティションだし、ぼくらはいつだって本気(マジ)だよ。明日の試合もほんとに楽しみにしているんだ。
(今シーズンの目標……)
このクラブに来てからずっとぼくのゴールはNo.1になることだ。ぼくは若い頃にここに来てもう10年にもなる。大人になったよ。いいローンもあったし悪いローンもあったけど、結局はぼくのワークエシックとコミットメントはずっとアーセナルとNTのNo.1に向いていた。夢なんだ。父にはそれをやると宣言している。アルジェンティーナのNo.1になるまで諦めないってね。
(クラブで自分がベストだと思っているか……)
イェア。もちろんだよ。アーセナルのNo.1になりたいのなら、何が何でも自分を信じないと。ぼくは自分の才能と取り組みを信じている。とても優秀なGKコーチがいることはラッキーだね。ジェリー・ペイトンにはほんとうに助けられた。それと、サルとハヴィにはぼくを別次元に連れてきてもらったと思ってる。それには感謝しているけど、ぼくのゴールはもっともっと高いところにあるんだ。
アーセナルのセカンドでもNTに呼ばれるもんなのかと。きっと去年のレディングからチェックしてもらってたんだろうな。たしかに今年のカップ戦でのプレイの安定ぶりも印象的だ。
そして、GKコーチでペイトン氏の名前が。。彼は以前にアーセナルのGK問題の元凶のようにも指摘されていたコーチ。ここで名前が出てくるとは。
それにしても、このひとは今年No.1になれなかったら来年はいなくなりそうだな……
ニコラス・ぺぺのコメント「適応するまで長くはかからない」
マンUのあとに、彼がフレンチメディア『RMC』のインタヴューに応えた。彼のこれまでのパフォーマンスに不満足なファンも多かろうと思うので紹介しておきたい。
ぺぺ:あまりいいスタートを切れていない、あるいはぼくの普段のフォームじゃないね。リールにいた頃のぼくではないし、今シーズンのリヴァプール戦でのぼくでもない。
自信は戻ってくる。そんなに心配はしていない。みんなはスタティスティクスを心配するかもしれないけど、ぼくは心配していない。
(リーグの)レヴェルが違うのだからそれに取り組まなきゃならない。ことばもだ。ぼくには新しいチャレンジだ。早く適応しなければならないけど、そう長くはかからないよ。
やっぱり本人もいまよりリヴァプールのときのほうがまだよかったと思っているのか。そうだよな。そして自信レヴェルの落ち込みも自覚していると。
元のフォームに戻るまで時間はかからないという。そのことばが聞きたかったんだよ。おれはキミを待つ。
おお、本当に見てみたい予想スタメンですねえ…!
chanさんのおっしゃる通りワクワク感がすごい笑
Bチームが結果出せたらどこかでリーグ戦にも出して欲しいなあ。出来ればメンバーはいつも通りやるためにそのままで。若手の経験のためにも良いと思います。
そこまで舐めプできるほど余裕のあるチームじゃないですけども…。
Chanさんの予想なら、間違いなくEL仕様の方が楽しそうだし、強力だと思います!
ケガなく、ワクワクするようなゲームを期待します。
L TArsenalの人も同じようなメンバーでしたよ。
こうなるといいですね。
ところで、私は時に感情的にもなりますし、ちょっと視点が違うところもあるので、コメントした後に気になって戻ることがあります。そして引っかかることがあるとまた書いたりします。悪意はありませんのでご容赦くださいませ。
あーすっきりしましたね!
なんでこのチームがBなんだろう?マルティネッリってドリブルのときやや前かがみでメッシっぽいですよね。AMNとペペがフォームやモチベーション的にちょっと心配ですが、ティアニーとネルソンの左サイドからの崩しはすごかった。特にティアニー、ふわっとしたのも速いのも的確なクロス精度でほぼチャンスになっていましたよね!やっぱりMFはこの3人がいまベストだし、後列も良かった。さて、日曜の試合はどうなるんだろう。そしてメストはいずこに。