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【マッチプレビュー】19/20EPL バーンリー vs アーセナル(2/Feb/2020)フィジカルバトルを挑む相手とタフなアウェイ試合

イングランドがついにEUを離脱、そして19-20冬の移籍ウィンドウがクローズした。。

アーセナルはCBとRBという、ヘッドコーチが求めるポジションの選手を、ローンで財政的リスクを犯さずに、的確に補強したとメディアやファンからまずまずの評価を得ている。

今回の移籍市場での動きについてはいろいろ語るべきことがあるので、来週・再来週の2週間のウィンターブレイクのときにまとめて書こう。

これからの関心は当然シーズン後半になる。アーセナルはリーグテーブルで10位というまったくもって不本意な成績ながら、ここからシーズンをどう盛り返していくか。新しい戦力をどう活かしていくか。アルテタの手腕が問われる。

そして移籍市場のドタバタで追いやられている部分もあったが、明日はもうPLバーンリーである。しかもアウェイのタフな試合。

Live on Sky: Burnley vs Arsenal



アルテタの試合前コメント「バーンリーは『とても英国』という感じ」

昨日行われたプリマッチプレスカンファレンスより。要約(箇条書き)にて。※見出しは訳者による。

冬の移籍ウィンドウについて

  • (新しいサインにどれだけ満足?)ここ数週間、いくつかの問題を解決するためにずっとアクティヴに動こうとしていた。そしてスクワッドを進歩させてくれる、とても使えるふたりの選手を見つけた。もちろんクラブにいるリソースを使ってだ。クラブのしたことに満足している。
  • (このウィンドウでのクラブのビジネスに満足している?)ふたつの理由で満足している。われわれは経済的な状況によっていくつかのエリアが補強できていないと考えていた。だが、4週間前(※就任時)にわたしがとても心配だったのは選手の離脱と、それにこれまで対処できていなかったこと。
  • (セドリックがクラブにもたらせるもの)彼は大きな経験をもつ選手。彼は異なる国々、リーグでプレイしてきており、彼もそれを理解している。彼はまたトップクラブにとても行きたがっていて、渇望やコミットメントがある。わたしは彼を数シーズン前にフォロウしていて、また彼をフォロウし始めて、彼がもたらせるだろうものをとても好ましく思っている。彼らはスクワッドを進歩させてくれる正しいコンディションがあった。
  • (セドリックはいつごろ準備できる?)彼らは昨日チェックされていて、今日詳しいことがわかる。しかし彼はちょっとした問題がある。日曜にプレイできるとは思わない。
  • (パブロ・マリについて)わたしにはとても重要だった。彼は、わたしが望んでいるバックラインからの展開でバランスが取れるし、さらなるオプションとなり、さらなる解決策になる。彼はピッチをもっと開く。彼もまたこの数ヶ月ずっとチェックしていた選手。彼が来てくれてみんな喜んでいる。
  • (さらなるビジネスがある?)ノーと云うかな。でも教えるわけないよね!※会見はデッドラインデイでウィンドウクローズの前

バーンリー戦について

  •  (バーンリーで望むこと)最大の英国ブランズのひとつだ。彼らがやること、彼らはほんとうにほんとうによくやっているし、その点で彼らはスペシャリストだ。彼らのやろうとする類の試合は、相手を困難に陥れる。だからわれわれはバトルに備える必要がある。
  • クレヴァーに、そして自分たちのやりたいような試合にすること。われわれは完全に集中し、エナジーとクリアなプランを持ってそこに向かう。なぜならそれがなければ、彼らは対処がとても難しいから。

ウィンターブレイクとシーズンこれから

  • (バーンリー後のウィンターブレイクから得るベネフィット)ふたつの側面がある。ひとつは、11月以来われわれには2日と休みがなかった。だから少し気持ちをリラックスさせる必要がある。ここから少し離れて、少しでもみんな一緒に過ごしたかった。とくにここ数週間は、準備もトレインもする時間もなかった。
  • (シーズンの終盤に望むこと)最近はたくさんのことがらについて取り組んできた。わたしはそこからいくらかのきざしを見始めている。このプロセスとわたしが望む場所にたどり着くまでにどれだけの時間がかかるか。要求され、そして結果がより自信とエナジーをもたらす。
  • しかしわれわれは正しいパスに乗っている。ドバイでの2週間は、その後のこのプロセスを少し加速させていくことになるだろう。
  • これ以上選手を失うことがなければいい。トリッキーな問題だがケガの面でもそう。わたしはいま自分のいる場所に満足だ。

チームニュース

  • (オバメヤンとルイスが復帰すること)そう、彼らが待ち遠しかった。トッププレイヤーズがスクワッドに戻ることはいいことだ。彼らはいいトレイニングをしているし、つまりより多くの選手が使えることになる。
  • (ムスタフィのケガについていいニュース)イエス。思ったより悪くなかった。彼は治療を受けていて、ちょっとしたものだが、われわれはいい感触をもった。

以上。ふたつあると云いながらひとつしか云わない話術。

この会見、始まる前にオフィシャルサイトでライヴ中継されるとお知らせがあったので見に行ったら、会見の途中でぶった切れ。なんだったんだあれは。

会見コメントのポインツ

今回の移籍ウィンドウについて

さすがに1月末日のデッドラインデイということもあり、今回の移籍ウィンドウについての質問が多かったようだ。

結局補強はふたつのローン。CBのパブロ・マリとRBのセドリック・ソアレス。ともに待望のディフェンダーである。またクローズ間際に出ていく選手もいなかったので、アーセナル的観点からすればわりと穏やかなデッドラインデイだった。

会見コメントではふたりのDFについて、アルテタ本人が望んだ補強だったことがほのめかされている。いいことだ。

セドリックについては、ケガのためしばらく起用できないのは獲得する前からすでに周知だったため大きな混乱はない模様。

パブロ・マリについては、彼がバックからのプレイに貢献するCBという評価で、やはり左足でのパス能力が期待されているようだ。また“he opens up the pitch more”(ピッチを開ける)という、これもおそらく彼のパス能力に言及しているものと思われる。思ったよりボスからの期待は高いのかな?(笑い)

バーンリー戦

はっきりとは云っていないが、要するに「肉弾戦」のことを云っているのだろうと。英国ブランドとかスペシャリスト。いかにもPLチームっぽい。

ロングボールを放り込んでくるし、フィジカルバトルを挑んでくるし、セットピースが大きな脅威になる。わかっていても対処が難しいのがこういったチームとの対戦だ。

ウィンターブレイクについて

冬合宿できずなを深めたいんですね。わかります。

ところでこのドバイキャンプについては、例のコロナヴァイラスの件でリスクを指摘する報道もあった。UAEでもヴァイラスに感染した中国人家族が見つかったとか。

Arsenal’s winter training in Dubai at risk due to spread of coronavirus

急遽中止なんてことになったりして。でもありえなくはない。

追記:アルテタの会見コメント「各ポジションで2-3人による競争が必要」

オフィシャルサイトに載っていないコメンツがあり、見逃していた。このくだり、Twitterでそれなりに話題になっていたのを見ていたのにすっかり忘れていた。わりと重要な発言だと思う。以下追記である。

Arteta gives Arsenal academy stars hope after January spending

セドリック獲得によるAMNの出場機会、それにサカとコラシナツの競争などについて訊かれているパートのようだ。

アルテタ:プレイするにふさわしい選手が試合にスタートするし、このレヴェルのフットボールクラブでパフォーマンスするのに、アカデミーとかそうじゃないとか関係ない。

このクラブではどのポジションでも2-3人のポジション争いがあることが必要だ。ファイトして競う。そしてほかのものより優れていれば、プレイする。そうじゃなければほかの誰かがプレイする。

われわれはいくつかのエリアで補強を必要としていた。そのポジションではない選手もプレイしていたし。

われわれがほんとうにやりたいことをやるには、まだどのポジションでも何人かのスペシャリスツを連れてくる時間が必要だ。

しかしエインズリーはほんとうによくあのポジションに適応してくれた。ブカヨもそう。彼らはほんとうにずっとよくやってくれたので、だからそこでもうプレイしないということはない。ただ彼らはそこでもプレイできるというだけで、本来は違うタイプの選手たちだ。

これおそらく会見のなかの発言だと思うけど(※未確認)、だとすればオフィシャルサイトのトランスクリプトからもれた理由は気になる。

裏を返せばこのチームには「ポジションが保証される選手はひとりもいない」ということで、たしかに選手には厳しい話だが、クラブとしてこの発言をオミットする必要があるようにも思えない。意図はなんだろう? ていうかどこかに載っているのかも。

この発言のポイント

「各ポジションで選手同士の競争が必要」。

至極正論なり。でも理想論でもある。なぜならアーセナルでは今シーズンFBはしばらく競争どころか、左右ともナチュラルFBが全滅状態だったのだから。ボスも云っているように、ほかのポジションの選手に緊急事態としてプレイしてもらうよりなかった。

しかしLBはシニア選手が少なくともふたりいたのだからふたり同時離脱は不運でもあるが、ことRBに関してはドビュッシーが退団して以来ベレリンしかナチュラルRBがいなかったので(※一応リヒトシュタイナーがいた)、これまでリスクを抱えながらなんとかだましだましやってきたようなものだとも云える。いま思えばどうしてそれで大丈夫と思ったのか。アルテタはそうクラブに問うているようにも思える。

この発言から考えられるのはつまり、アルテタはAMNやサカをフルバックとしてカウントしたくないということ。もちろんあるべき理想として。

彼らはいまうまくやっているのはたしかだが、であれば本来のポジションならもっとうまくやる。そう考えているとか。

まあいずれにせよ、今後のアルテタのチームビルディングを占うに、なかなか興味深い発言だと思う。ゆくゆくはサカはウインガーで使うし、AMNはCM(あるいはウインガー)で使う。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

4 Comments on “【マッチプレビュー】19/20EPL バーンリー vs アーセナル(2/Feb/2020)フィジカルバトルを挑む相手とタフなアウェイ試合

  1. AMNを見ていると、バルサのセルジロベルトを考えます。もともと彼は中盤の選手でしたが同じように怪我とかフィットする選手がいないとかの理由でコンバートされて開花しました。今では中盤に入ったり、時にはウイングっぽいこともやったりしますが、右SBに入ることもいまだにあります。

    今のところAMNのSB適正が非常に高いようには見えませんが(課題は守備というより攻撃の気がしますが)、与えられた今のポジションでインパクトを見せないと中盤でも使いたいとは思えなさそう。。

    不運に思ってるのは右ウィングのペペもチームにフィットしてなくて、彼との連携で崩すシーンとかあれば相乗効果で輝くんですが、それがないんですよねぇ。

    前節の出来からいってベレリンがスタメン外れるとは思えないし、AMNは試練ですね。

  2. ぺぺのドリブルで得点につながるような惜しいシーンが作れてないことや得点能力を考えるとぺぺの位置にオーバかマルティネリもいいんじゃないかと思います。エジルとかラカとのコンビネーションもスムーズに行きそうだし
    でもぺぺも能力発揮するまでもう少しな雰囲気はあるんですよねぇ
    4位に近づくために勝って欲しい COYG

  3. 個人的には早めにAMNをボランチ?CM?で一度見てみたいし(見たことないのでどんな適正か)、
    高さが重要になるならマリも面白いだろうし、
    若手も見てみたいし、若手とベテランの絡みも見てみたいしで悩みますね(笑)

    いまだにエンケティアをトップ下で見たいし、ウィロックをCM?でも今の状態でどうかも見たい。

    ラカペペは外れても不思議ではないか。

    んーつまり、
    エンケティアトップ、2列目にオーバ、エジル、マルティネッリですね(適当)
    そしてオーバがトップに入りたがるのでエンケティアが自然と2列目に(笑)
    そして美しいゴール。あぁ勝ったわこれ。

  4. ピュアウインガーのサカを高く張らせる必要上、どうしても右SBの位置が低くなってしまってペジェリンにもAMNにもちょっと気の毒。低い位置だとペジェリンの経験値は頼りになるものの、それが最適の位置じゃないのはAMNと変わらないと思う。

    あとちょっとペペにもSBに大外を使わせる意識が低いと思う。左SBが高いぶん右ウイングが1人で攻撃を完結させるって考え方もあるとは思うけど、その割にはけっこう時間がかかってる。マルティネリは背負っても強いし、シンプルにフリックするのとか上手いのでスタメンでも面白いと思う。

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