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【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs サウサンプトン(11/Dec/2021)ハイプレスへの対応

試合結果予想

BBC Sports (Lawro’s prediction)  2-1

Sky Sports (Jones Knows)   1-1

WhoScored.com  2-1

敗け予想なし。いちおう。

ロウロ:「Same old Arsenal」とは云いたくない。それはわたしも近年はたくさんつかってきた。だが、現時点では、見慣れたガナーズになってきているような気がしている。

アルテタにとってはとてもフラストレイティングだったはず。シーズンをあんな悪くスタートしたあと、自分たちのやっていることがわかるようになってきたように見えた。しかし、また突然にふたつのプアなパフォーマンス。ほとんど平凡なチームになろうとしている。

そこからは、あるエリアでのクオリティの欠如ではなく、チームのマインドセットを物語っている。彼らのなかには、困難に陥ったときにそれを好まない選手が何人かいるんじゃないか? そこがアーセナルのすこし心配なところだと思う。

彼らはリヴァプールに4-0で敗けた試合ですら、いくらかいいプレイもした。しかし、自分たちになにかが起きたらすぐ、もう彼らはそれに対処できなくなってしまう。

そういうことがありつつも、アーセナルは土曜はホームでプレイする。そこでは彼らの記録はまだマシであり、サウサンプトンを倒すと思える。先週の彼らはたやすくブライトンに勝つべきだったが、ここでもドロウはありうる。

ノウズ:サウサンプトンが今シーズン見せているもの、というかRalph Hasenhuttlのチームは、PLにおける彼ら本来のレヴェルからは16位はかなり下回る。彼らは今シーズンのxGより6つもゴールが少ない。リーグで最悪のアンダーパフォーマンス。

チャンスをゴールに結び付けられないことは、エミレーツで勝つのもかなり難しい。彼らはアウェイでは、リーグの直近20試合でたった2試合しか勝っていない。

歴史も彼らの味方にはならない。

アーセナルはPLのサウサンプトン戦ホーム22試合で敗けなし。これはアーセナルのホームの無敗ベスト記録であり、サウサンプトンにとってアーセナルはアウェイで勝てないワーストの相手。

またサウサンプトンはファストスタートのチームで、彼らはファーストハーフだけをカウントすればリーグで4位だが、アーセナルはホワイト、ガブリエル、ラムズデイルになってから12試合で38分より以前に失点したことはない。

このように、わたしの考えは多少複雑なので、ここではドロウがありそうである。サウサンプトンのアウェイ直近12試合では9がドロウである。

ロウロがアーセナルの、ノウズがサウサンプトンの説明をそれぞれしていて、バランスが取れている。そしてふたりともドロウがありそうだと思っている。

試合のみどころ

いちばんの注目はやはりアーセナルの攻撃。

ストライカー問題はともかく、アルテタは攻撃にリスクをかけろと選手たちに云っているのなら、それを見せてもらおうじゃないか。リードしてもシットバックせず、つねにゴールに貪欲になる姿を。

攻撃において、これまでと何か変化があるのか、あるいは何も変わらないのか。

チャンスクリエイションがリーグ17位のような、いまのようなやりかたはいずれにせよアーセナルFCでは持続可能ではないのだから、もし変化がなければ、そうとうな失望がある。

チームの自信の醸成という意味では、今回わりとタフなのはサウサンプトンが見た目よりもやっかいそうな相手だということ。

結果から見れば16位のチームに苦戦することは、大部分のファンが受け入れがたいはずだが、パフォーマンス内容(チャンス/被チャンス)からすると彼らとアーセナルのクオリティは大差ない。

しかも、われらはハイプレッシングをやってくるチームもかなり苦手だ。

正直、あまり楽観的にはなれない。

この試合のつぎはヨーロッパを争ううえでのライヴァルであるウェストハムなので、この試合は必ず3ポインツ、しかもまともなパフォーマンスがほしい。

アーセナルのキープレイヤーは、オーデガードをあげよう。彼は2戦連発中で、No.10がゴール脅威になってくれる状況はチームにとって理想的。この試合でも当然狙ってほしい。

 

キックオフは日本時間で12/12(日)0:00。今晩。

順当に勝って、この気持ちを一休みさせてもらいたい。

COYG



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2 Comments on “【マッチプレビュー】21/22EPL アーセナル vs サウサンプトン(11/Dec/2021)ハイプレスへの対応

  1. 不安しかないですね。
    あと何度バク上げからの急降下を味あわされるのですかね。
    エディやナイルズの使い方は、本当によくない。
    そしてペペ。
    キャプテンもなぞのアンウェル。
    毎年恒例のカオス。
    いつものパターンはここで負けて次のハムになぜか勝ってまた夢を見させられるヤツ。
    アヤックスの監督とか来たら興奮するだろうなと思いながら、今日はアルテタを欧州します。

  2. 攻撃し続けると言いながら、2言目には勝つこと・試合を終わらせることと言ってる。「リードしてても攻撃しろ!ただし100%確実に勝つように」そんな指示に一体何の意味があるだろう?選手が「監督は結果を恐れてる」って事をより深く理解するだけだ。あるいはコーチならそれでいいかもしれないが、監督がそれはマズイ。

    ハイプレスは攻撃が機能すればするほど効果が高くなるので(回収することで攻撃が連続する)、僕はハイプレスと攻撃がトレードオフの関係だとは思ってない。しかし、あんなに保持してるのに一切ボールを前進させようとしないのは、今のサッカーでは100%デメリットしかないと思う。相手はまさにああいう状況を狙ってハイプレスをしてるんだから。

    今必要なのは「恐れるな!責任は俺が持つ!」というメッセージじゃないだろうか。ハイプレスを突き抜けなければ何も始まらない。篤農家の故福岡正信さんは「若い人にはね、農業なんて易しい易しいと言っておればいいんだよ。難しいことは言わなくったって難しいんだから」と言ってた。理屈としてはムチャクチャだけど、それが真実だと思う。やってみればいいのだ。選手はもう十分走っていて、敵陣に押し込みさえすればこっちのハイプレスだって効く。もっと選手を信頼すべきだ。

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