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アーセナルで再起を誓うリース・ネルソン「クラブと新契約がほしい」

ども。

昨日、エドゥがスポーティングダイレクターに就任したとAFCからおしらせが。テクニカルダイレクターからの「昇格」ということみたいだ。アカデミーも含めて、もっと広くクラブ全体を観ていくひとに。ひとまずこれで引き抜きはなくなったか。

SDは、アーセナルでは初めての役職だそう。たしかTDもそうだったはずで、アーセナルの組織もだんだんと変わっている。

と、昨日はそんな大ニュースもありつつ、最新のリース・ネルソンのインタヴューをtwitterで少し紹介したら、おもったより反応がよかったので、今回はこれを紹介しておきたい。

アレはDeepLで訳したのをそのままコピペしただけなので(いつもはやらない)、ちゃんと自分で訳したくもあった。

では、Here we go.



リース・ネルソン独占インタヴュー by Evening Standard【2022年11月】「母校のために新しいピッチを買った」

引用元はこちら。聞き手は、アーセナル情報ではおなじみのジャーナリストSimon Collings

今年の夏、ローン先のオランダ・フェイエノールトからアーセナルに戻ったリース・ネルソン。すぐにホームに戻ってきたと実感したという。「温かくて、楽しみなフィーリングだった」。

このウィンガーは、金曜にかつての母校であるMichael Faraday小学校を訪ねたときも、似たような感傷を味わっていた。そこでは、彼が個人的に寄贈した新しい人工芝ピッチのお披露目があったのだ。

そこは、かつてのネルソンがフットボールに最初に触れた場所であり、プレイグラウンドでスキルを磨いた場所。だが、この彼が買った新しい4Gピッチ(※訳注:4Gは人工芝の規格)は、彼が育ったときとは大きなコントラストになっている。


ネルソン:コンクリートの床でプレイしていたのを思い出すよ。そこでプレイしたあと帰宅すると、脚にはしょっちゅう擦り傷や切り傷ができていたんだ。

学校にはルールなんてなかったから、100人の子どもがひとつのボールを追いかけるみたいな感じだった。そんなことをプレイグラウンドでやってたから、邪魔になるものもいっぱいあった。ベンチとか、そこでお茶を飲みながらうろうろしてる先生とか。全部さ。

何日か行かないだけで、もうすぐに行きたくなっちゃう。授業が9時からで、8:30には友だちとみんなでフットボールを追いかけ回してる。


彼が学校に新しいピッチを贈りたいと初めて思ったのは、彼がまだ10才のころだったという。彼はそのころ、すでに彼はアーセナルアカデミーに3年在籍しており、すでに若い選手としてかなり高い評価を受けていたのだ。

みんなが、この少年はサウスロンドン出身のプロになるのだと確信していたし、そこにはミケル・アルテタも含まれている。彼は、ネルソンが13才のときにいっしょにワークしていた。アルテタは当時現役キャリアが終わりに近づいていて、コーチングバッジ取得に取り組んでいた。


ネルソン:彼(アルテタ)はそのセッションを担当していて、ぼくはボールを持ったらドリブルでみんなを抜くみたいな。そんなとき彼は笑ってぼくを抱き寄せた。ぼくはいい気分だった。それはいまも同じだね。

それは、ぼくらがミケルのことが大好きなところのひとつなんだ。彼のマンマネジメントスキル。ぼくの見立てでは、セッションや試合の考えかた、ひととのコミュニケイションにおいて、彼はまさに天才だよ。そして、それを試合の日にもたらす。

(22才になったいま2年連続のローンもあり苦しい状況)

ぼくは最初に海外に行ったときからすれば、かなり大人になった。あのときはまだ18だったから。(ドイツでは)家族ともあまりいられなかったし、ちょっとやりにくかった。でも、いまはもっと家族が来てくれるようになった。

ロンドンでの生活は目まぐるしい。ただ生きるのに精一杯で、いつでも友だちに会えるみたいな、小さなことが恋しくなってしまう。海外に行ったときも、そういうことがあった。


ネルソンが恋しく思っている友人たちのなかに、KofiとTobiがいる。彼らはMichael Faradayの同窓生で、金曜には新ピッチのお披露目にも同席した。

ネルソンはいまノースロンドンに住んでいる。だが、彼が幼少期を過ごした南部にあるアパートもまだある。彼は、しばしばそこへ向かい、古い床屋やよく訪れた店に顔を出している。幼なじみの若い店員たちとおしゃべりすることもある。

ネルソンは昔のことを恋しく思っているが、アーセナルのことも恋しく思っている。彼も(ローンで)クラブを去ったあと、クラブが変わってきていることを認めているが。


ネルソン:トレイニンググラウンド周辺は、すごく生き生きしている。みんながお互いのためにベストを尽くしたがっている。

みんながほんとうにいろいろ大切に考えている。それもあるし、更衣室のなかで多くの選手は結果を出したいと思ってる。でも、彼らは個人のことは気にしないし、外野になんと云われようと気にしない。ぼくは、このクラブで、みんながお互いのことを気にするようになって、もっとお互いことを考えるようになっていると感じている。みんな年が近いということもあると思う。

(だがアルテタの役割も大きい)

チームの絆を深めるという意味では、彼はピッチの外でたくさんのことをやっている。ピッチ外の生活があることを理解するマネジャーがいるというのは、とても大切なこと。

みんなでひとつの部屋に集まって、ミケルを中心に車座になって、話し合いをすることがある。そこでは賢い考え方を教えられたり、自分たち自身がいい気分でいることを奨励される。それによって、チームのなかにお互いになんでもオープンに話し合いができる空気ができる。いいことも悪いことも。それは、すごいことだ。

ぼくが感じているのは、全員が同じ方向にボートを漕いでいるということ。不満があったり、チームに入れなくても、インタヴューでそれを明かそうなんて誰もしない。もしベンチに座っているなら、ぼくらは応援するし、みんなが自分たちのポジションにとても喜んでる。

(契約の最終年。スターティング11に入れるようファイトをつづける覚悟がある)

いまこの瞬間、ぼくにとってアーセナルこそ自分のクラブだと感じてる。ぼくはもう随分長いことここにいるし、とても居心地がいい。

もちろん、ぼくだって試合でプレイしたいし、毎週プレイしたい。でも、いまこの瞬間は、自分もこのあとよくなっていくしかない場所にいるように感じる。ミケルのようなひとがコーチで、それはぼくのキャリアにとっていま必要なもの。ぼくをつぎのステップに連れて行ってくれる。

ぼくのあたまのなかには、1月に(プレイできる)チームを見つけなきゃとか、別のチームと交渉しようなんて思いはない。やってもいないし、やろうとも思わない。ぼくのあたまのなかは、チャンスが来たときにどんな高みで最高にパフォームできるかということしかない。

ぼくはアーセナルのファンであり、もちろん、クラブと新契約がほしい。ぼくはなにがあっても準備はできている。チームのために全力をつくす。

以上。泣いた?

このまえのジャカのインタヴューのように、記事の地の文も含めて訳してみた。やっぱりコメント部分だけよりも、わかりやすいというか、理解が深まるな。

 

さて、ことしいっぱいでアーセナルと契約切れとなる選手のひとりであるリース・ネルソン。1月にも夏にも、アーセナルから退団する気はまったくないようだ。

彼について、クラブがこの先どのようなプランを持っているのか、ここまではちょっとわからないが、先月のPLノッティンガム・フォレストでのパフォーマンスは、それに影響を与えるくらいのインパクトはあったかもしれない。負傷交代のサカにかわって、G2 A1。彼の長いアーセナルキャリアにおける、ベストパフォーマンスとも云えるような試合だった。

あの試合は、試合のなかですら、彼のパフォーマンスがみるみる向上していくように見えて、彼の成長における大きな課題は「自信」だとあらためて感じたものだった。アスリートが、競技本番で自分が持つ本来の実力を発揮するために、いかに精神面の充実が必要かみたいな。

そして、なぜかネルソンは自分になかなか自信を持てず(そう観える)、本番で実力を発揮できず。しだいに周囲の期待もしぼんでいき、それがさらに自信低下につながり…… という悪い循環があるように思える。

素人が外から観ていると、どうしてそうなってしまうのかと思うこともあるが、それが選手の個性なんだろう。運動が得意なひとのなかにも、いろんなひとがいる。

アーセナルには、若くてもメンタルがやべえ選手ばかりが勢ぞろいしているので見過ごしそうになってしまうが、誰しもがプロアスリートとして理想的な精神的強さを持っているわけではないなんて当然のこと。そういう選手には、そういう選手のためのサポートが必要で、もしネルソンがそうなら、クラブには彼がアーセナルのファーストチームで要求されるだけのスタンダードを身に着けられるようしてほしいなと。

なんとかリースを救ってほしいし、サポートしてほしいと願わずにいられない。彼がこのまま埋もれていくのを観るのは忍びない。

でも、幸いなことにリース・ネルソン本人は、前向きだ。素直だ。そこが超重要。このインタヴューでもそれは伝わった。この1-2年のチームの変化もポジティヴに受け取っているし、それについてひねくれた観方もない。そういうところも、ここ数年でアーセナルが見限った選手たちとは違う。

また、もう10年ちかく付き合いのあるミケルが彼の才能を信じてくれるのなら、そんな心強いこともない。

22才というのは、アカデミー出身の選手としてはほとんど評価の最終局面だろう。ここでクラブに認められないなら、時間切れ。そして、いままさに契約が切れそうになっているということは、ここまでのクラブの評価はお察しであり、いまは首の皮一枚でつながっているようなもの。

したがって、ネルソンにとってアーセナルとの新契約は、起死回生というか、大逆転のようなものなんじゃないか。

そして新契約にサインしたあかつきには、そのままアーセナルの新ブリティッシュコアのひとりとして大活躍してもらいたいっすね。

 

おわり



※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

One Commnet on “アーセナルで再起を誓うリース・ネルソン「クラブと新契約がほしい」

  1. バロガンのインタビュー記事おもしろかったよ
    取り上げればいいのに

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