ニューカッスルについて
前回の試合もあり、アーセナルファンのパブリックエナミーNo.1クラブのひとつ。ここでコテンパンにしてくれないと気がすまない。
彼らは、現在PLで25試合消化して、37ポインツの8位。6位のマンUとは7ポインツも差があり、いまはトップ6が目標になっている。これは彼らがシーズン前に想像していたより、だいぶ悪いんじゃないか。少なくとも現時点では、イングランドにあらたなビッグクラブが誕生したと考えるのは、まだ早いみたいである。
彼らは、せっかく手に入れたCLもグループステイジで敗退していて、その点でもまだヨーロッパのエリートに仲間入りというわけにはいかなかった。ブレイクまで、あと20年くらいはかかってほしい。
リーグカップは敗退していて、FAカップはまだ生き残っているようである。
攻撃はよし。守備はわるし
いまのニューカッスルは、PLのなかでは典型的な攻撃偏重のチームといえる。昨シーズンは守備がリーグベストだったのに、今年はなにが違ったのか。
現時点で、xGがアーセナルにつぐリーグ3位、ゴールはリーグ4位。いっぽう、xGAがリーグ12位(アーセナルはトップ)で失点がリーグ10位。
彼らはチャンスもつくれるし、ゴールも取れるが、その逆もしかり。12月のマンU以降、約3ヶ月クリンシーツなしのザル守備。
ニュートラルなファンには、ゴールのたくさん決まる、観ていておもしろいエンタテインメントな試合をやるチームではある。
フォーム
PLの直近6試合は、LLWDWD。
彼らのここまでのシーズン全体を観ると、11月にアーセナルにホームで勝ったとき、彼らは7試合敗けなし(W5 D2)でかなり調子に乗っていた。しかし、その後はPLの14試合で、W5 D2 L7とがっくりフォームを落としている。インガオホー。
とくに12月7日のPLエヴァトンから1月13日のPLシティまでは、すべてのコンペティション10試合でたった2勝のみ。
現在は、FAカップの勝利を含めて5試合敗けなし(W3 D2)でまずまずのフォーム。
トップチームとの対戦は、ヴィラ(HとA)、アーセナル(H)、チェルシー(H)、マンU(H)に勝ち。
チームニュース
Callum Wilson、Elliot Anderson、Joelintonがアウト。
Alexander IsakとJoe Willockがダウト。
Fabian Scharがケガから復帰。
ジョー・ウィロックはケガで今シーズンのほとんど離脱していたらしい(PLをプレイしたのはあのアーセナル戦を含めた3試合のみ)。Isakと彼はトレイニングに戻っているというので、この試合に含まれる可能性がある。
ヘイルエンダーのジョーは、エミレーツの皆さんにはきっと今回も温かく迎えられるだろう。前回対戦のゴールでも「あれ、出てたよね?」とおもわず本音を漏らしてしまったという憎めない正直者。
Head to head
ニューカッスルとのPL直近6試合で、アーセナルのW3 D1 L2。
この対戦のキースタッツ。
Newcastle have failed to score in their last eight visits to the Emirates Stadium in all competitions#ARSNEW
— Orbinho (@Orbinho) February 22, 2024
ニューカッスルはエミレーツでの直近8試合(全コンペティション)でゴールできていない。
Arsenal have failed to score in three of their last four Premier League games against Newcastle.#ARSNEW
— Orbinho (@Orbinho) February 23, 2024
アーセナルはニューカッスルとのPL4試合で3試合ゴールできていない。
アーセナルは、この試合でクリンシートをキープすると、PLの対戦相手別の連続クリンシートではベストタイの記録に。
そして、現時点でPLの対戦相手別クリンシートは、アーセナルのニューカッスル戦が最多(30)。
歴史的には、ニューカッスルはアーセナルにとって相性のよいほうの相手。
前回の対戦
11月の聖闘士ジェイムズパーク。1-0でアーセナルの敗け。思い出したくもない。
【マッチレビュー】23/24 EPL ニューカッスル・ユナイテッド vs アーセナル(4/Nov/2023)アルテタ激怒のVAR判定 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING