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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(24/Feb/2024)リヴェンジ&バウンスバック

アーセナルミニニュース

ここでおしらせ。

24-25夏のプリシーズンツアー@USが発表される

また夏はアメリカへ。そして彼の地でリヴァプール、マンUと試合。

USツアーはともかく、シーズン前にPLのライヴァルと試合ってどうなんだろうか。べつにそれが悪いわけじゃないが、もっとふだん観られない試合が観たいような。レヴァークーゼンとやらせてくれえ。

ここ数年のアーセナルは、冬は大スポンサーのドゥバイ(エミレーツ)、夏はオーナーシップのUS(KSE)と、行き先がクラブとゆかりの深い場所に限定されている印象がある。夏もUSに行くまえは、きっとドイツ(アディダス)に行くんだろう。

そろそろ日本でもいいと思うんだけどなあ。なんでも安いし。世界中のグーナーもその機会に日本に来てくれそう。前回来てからもう10年以上たっている。ライスは絶対ちょんまげかぶってくれる。

アーセナルがブカヨ・サカをスカウトした元コーチを再雇用

サカが7才のときに彼を連れてきた、Miguel Rios。

このひとはもともと、バルサやアーセナルでユースコーチとして働いていた経験があり、その後にスカウトに。最近までは、シニアスカウトとしてブレントフォード、フラム、ウォルヴズなどで仕事をしてきたという。

Rios:わたしがアーセナルにいたとき、ブカヨを最初に観たのは7才で、すでにほかの選手より高いレヴェルのものを持っていた。8才にしてもっと成長していて、エリート選手になれるすべての素質を持っているように見えた。

あの年齢ならなんでも起きるものだが、彼の家庭環境は素晴らしくファーストクラスのガイダンスがあった。

アーセナルアカデミーで彼が代表的な選手になったとき、彼はすぐにそこでトップ3の選手になったので、彼がクラブから契約を提示される選手になるとみんながわかっていた。

サカといえば、ちょうど彼のいきざまを振り返る映像が発表されていた。「More than a game」シリーズ by PLプロダクション。

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  2-1

Sky Sports (Jones Knows) 2-1

WhoScored.com  3-1

アーセナルは失点はするが、相手より多くゴールして勝つ。そういう予想。

Chris Sutton:11月のSt James’ Parkでは、このふたつのチームの対戦にはたっぷりの議論があった。そこには、ニューカッスルのウィナーにおけるVARへの怒りも含まれる。それがこの試合にエッジを与えることになるかもしれない。スタートから。

アーセナルは水曜にポルトに敗けた失望があり、それにはわたしはちょっと驚かされたが、ポルトは彼らをよく妨害しただろう。

ニューカッスルは、前回と同じ結果を得ようとするかもしれない。だが、わたしはガナーズのバウンスバックを予想している。先週彼らがバーンリーを倒すところを観ても、彼らはエクセレントだった。マグパイズは、相手にゴールを与えすぎる。この3試合では8失点している。

だから、わたしはアーセナルが道を見つけると思う。

Jones Knows:ニューカッスルの試合では、すべてのコンペティション直近9試合で合計41のゴールが生まれている。したがって、複数ゴールが予想されるのは妥当である。

しかしながら、わたしが少しだけそうじゃないかもと思えるのは、土曜のPM8時から行われたPLの直近14試合では、合計ゴールが27しか決まっていないということ。毎試合の平均が3.5にもかかわらず、そこでは平均1.92しかない。理由はなんにせよ、花火が打ち上がる時間ではないようである。

Anthony Gordonのフィニッシュは、ビッグ6相手にとっておく傾向がある。彼のPLでの4ゴールはマンシティ、チェルシー、マンU、アーセナルから取っている。

Bruno Guimaraesもゴール/アシストが高く予想される。彼の新しい前での役割から、フォレストとの3-2勝利でG2、ルートンとの4-4にはアシストで貢献していて、2-2に終わったボーンマスでも大きな役割を担った。

試合のみどころ

アーセナルには直近でポルトとのああいう試合があったので、ニューカッスルとしては、アーセナル対策に大いに参考になったであろう。なんなら、彼らも彼らなりの「ダークアーツ」をやるかもしれない。こっそり後ろから後頭部にアックスボンバーかましたり。

あの試合の前にも、アーセナルがミッドブロックに苦しむ傾向は知られていたわけで、エディ・ハウもアルテタのチームがなにを嫌がるかは、もうかなりわかっているに違いない。

だから、この試合もアーセナルは自分たちの好きなようにはできないはず。少なくともPLのこの2試合で11ゴールを決めたような試合は期待しないほうがよさそうに思える。

そのうえで、アーセナルは何ができるかが問われる。

もう勇気をもってぶつかっていくしかない。なぜなら、アルテタはああいう試合があったからとやりかたを変えるコーチじゃないから。

いくらコンパクトな守備ブロックで中央を閉ざされようが、アグレッシヴにチャレンジされようが、それを上回る思考と判断と実行のスピード、激しさと正確さで、相手を上回ること。それで相手をねじ伏せる。個人と集団のクオリティで相手を凌駕する。

このチームでは、結局いつも最後はそこがテーマになってしまう。でも、それができなければ、いずれにせよPLのタイトルを取る資格はない。シティもリヴァプールもそれを乗り越えてタイトルを取っているのだから。

ありがたいことに今回はホームなので、われらの勇気とエナジーは、アウェイでの50%増し(※当社比)になっているはず。スタンドのサポーターも、相手のエナジーをガジガジ削ってくれるだろう。

 

アーセナルのキープレイヤーは、カイ・ハヴァーツ。

昨日、戦術解説でおなじみのマイケル・コックス氏がThe Athleticに「PLのタイトル争いを左右する8.5」という興味深い記事を書いていた。8.5というのは、つまりNo.8とNo.9のハイブリッドという役割で、現在PLのタイトルを争う3チームに似たような役割の3人がいるという。シティのJulian Alvarez、プールのCody Gakpo、そしてアーセナルのハヴァーツ。

この試合でハヴァーツがどういう存在感を観せてくれるか注目しよう。と書いたところで、わしは彼をスタートに予想してなかったことに気づいた……

 

PLのタイトル争いといえば、今シーズンのフィクスチャも1/3ほどになってきて、残りの試合の難易度が気になりだしてきた。

ざっとみた感じ、もしかしたら、アーセナルは3チームのなかではもっともイージーかもしれない。

そして、来月末のシティ(A)まで、アーセナルはPL4試合のうち3試合がホームとなる(CLポルトも含めると4試合がホーム)。アウェイはシェフUのみ。タイトルを狙うなら、この連戦でポインツを落とせない。シティ前にPLで9連勝をやっていれば、うしろから追うチームとしてかなりプレッシャーをかけられる。

したがって、まずはこの試合で3ポインツはマストなのである。

 

キックオフは、日本時間で2月25日(日)早朝5:00。現地で夜8:00キックオフ。

最高のSunday Morningにしてもらおう。

COYG!



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お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

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