来季のボス候補としてアーセナルとリンクされているユベントス監督のマックス・アッレグリ(Massimiliano Allegri/Max Allegri)が、もしアーセナルの監督に就任したらというエントリをSquawkaがアップ。 www.squawka.com ここに挙がっているアッレグリがアーセナルにもたらすものって、同時にヴェンゲルへの批判にもなっていて面白かった。以下意訳。※フォーメーション図はこちらでつくったもの。
クラブがEPLやCLで得る賞金は、高額の選手獲得コストに見合うのか
マンUがネイマールを200Mポンド(日本円でおよそ280億円)で獲得というゴシップ記事。バルセロナが設定したネイマールの契約解除金が200Mポンドらしい。一気にポグバ二人分である。 ポグバの移籍金が安かったと思われる日はすぐ来ると豪語したモウリーニョだが、これではマッチポンプもいいところである。 metro.co.uk さて、ここ数シーズンはそれなりに投資をしたとはいえ、マンチェスター勢やチェルシーのような大きな投資をしないアーセナルについて、EPLのトップクラブよりはサウサンプトンのようなクラブに近いと評価する人もいる。 この世には「ギャンブル」をするクラブとしないクラブ、できるクラブとできないクラブがあって、アーセナルはヨーロッパのトップクラブでは珍しいできるのにしないクラブだ。現金をたんまり持っているが、とにかく財布の紐は固い。 サンチェスやエジルといった看板スター選手の放出騒動を見るに、レアル・マドリーやマンUのようなガバガバ財布のクラブを筆頭にした、大きな投資でより大きなリターンを得ようとするメガクラブ流のやり方に、稼ぐ金額や人気においても、アーセナルのようなクラブがだんだんと追いつけなくなってきているような気がしてならない。成績低迷でファンだけでなく、選手たちもがクラブから心が離れていくような寂しさを感じないだろうか。 ところでネイマールの件、もちろん子どもたちが憧れるようなスター選手を獲得することはクラブ経営にとってはチーム強化以上のメリットがあるはずだが、どんな選手であってもそれは基本的にはチームを強化するためのものであるはずだ。 クラブが選手個人に200Mポンドという莫大な投資をしたとして、それをどれだけの成功で回収できるのだろうか。気になったので、CLの常連であるEPLのトップクラブが各コンペティションからどれくらいの収入(賞金)を得ているのかざっくり調べてみた。
サッカー選手の名前の発音は世界共通で難しい
個人的な関心から、フットボーラーの名前の発音について「スチェスニーじゃなくてチェズニーって聞こえない?」的な話題をこのブログでもたまにしているが、そのことについて気になっているのはじつは日本人だけじゃない。 自分たちが属している言語圏以外の地方の選手の名前の発音に戸惑うのは世界共通なのである。 www.uefa.com
【ASモナコ】キリアン・エンバッペって誰なんだ【アーセナル】
ASモナコの若きストライカー、キリアン・エンバッペ(Kylian Mbappé)の獲得を切望するグーナーが日増しに増えているという。 昨夜(日本時間今朝)の、CLマンシティVSモナコでその才能を惜しみなく見せつけた18歳。ついに現れた本物のNEXTティエリ・アンリを目の当たりにして、とりあえず関係ないアーセナル・ファンも興奮を隠しきれない様子。 metro.co.uk 今季すでにリーグで2つのハットトリックを達成している神童について、モナコのコーチは、アンリとネイマールをミックスしたみたいな選手と発言。
アーセナルはコクランがいないほうがいいのか
おなじみWhoScored.comにフランシス・コクランに関するコラムが来ていた。プレミアリーグに関する記事をたくさん書いているJonathan Wilson氏による分析記事。 「アーセナルはコクラン抜きのほうがほんとうにいいチームなのか」 https://www.whoscored.com/Articles/-B8INLrMakWn09qp2fPpMA/Show/The-Expert-Are-Arsenal-really-a-better-team-without-Coquelin
アーセン・ヴェンゲルを解任することの難しさ
アーセナルにまつわるブログエントリをほとんど毎日15年も続けているという、グーナー御用達ブログArseblog。このブログ主Andrew Mangan氏が、ヴェンゲル退任問題について米ESPNに寄稿した記事がなかなか興味深かった。 www.espnfc.com
「ポスト・アレクシス&エジル」アーセナル17/18シーズン展望
「ヴェンゲル・アウト!」の大合唱が少しは落ち着いたか。 ここ数年は、幾度も同じ内容で批判を繰り返されてきたヴェンゲル監督だけれど、ミッドウィークのCLバイヤンでの「恥ずかしい敗戦」は過去最大の批判を巻き起こしている。 ファンはもちろんメディアも含め、もはやほとんどボスを擁護する人もいないという状況で、個人的にはまだ数シーズンは続けるのではないかと思っていたけれど、さすがに今回のEPL2連敗から続く一連のチーム状況の悪化は、CLバイヤン戦で極まった感がある。まさに風前の灯。来週のFAカップ、サットンに負けようものならヴェンゲル退任までのストーリーとしては完璧だろう。 アレクシスとエジルという2大スタープレイヤーの去就も不透明ななかで、来季以降のチームについて思いを巡らしてみると、もしヴェンゲル監督が退任すれば、アーセナルにとって、ここ20年で最大の大変革期が訪れることになる。 来季のアーセナルのチーム編成を考えてみたい。
ルイ・フィリップはフットボール記者になりました
number.bunshun.jp 今朝読んだNUMBERの記事。『ぼくのプレミア・ライフ/Fever Pitch』で有名なグーナーで作家のニック・ホーンビィ氏のインタビュー。インタビュアーがフィリップ・オークレー(フィリップ・オクレール/Philippe Auclair)だった。彼の記事が日本語に翻訳されているのは初めて見たような気がする。
なぜジャック・ウィルシャーはボーンマスで怪我をしないのか
今晩(日本時間明朝)、プレミアリーグではボーンマスとマン・シティの一戦が行われることもあり、ジャック・ウィルシャーにまつわる記事が何本かあった。 www.skysports.com ジャック・ウィルシャーは、今シーズン始めからボーンマスにローン移籍して以来、アーセナルとの対戦を除くすべての試合に出場しているということもあって、すでにボーンマスの攻撃のキーマンとして期待に違わぬ活躍を見せている。今節の対戦相手の監督であるグアルディオラもジャックの才能を口にしている。 これまでのボーンマスでのプレイタイムは1525分と、すでにアーセナルでの過去2シーズンの合計(873分)の2倍近くになっているという。 アーセナルでの14/15シーズン、15/16シーズンはシーズン中は怪我でほとんど欠場していたとはいえ、それ以前の怪我履歴を見れば、今シーズン、ボーンマスで出場を続けていることは彼にとって非常に珍しいことのように思える。ボーンマスに移籍する前は、90分通してプレイしたのは2014年9月のカップ戦が最後だったというから、アーセナルのファンにとってジャックの今シーズンの好調ぶりはちょっとした驚きである。
イアン・ライト「ヴェンゲル、アーセナルやめるってよ」
日本時間の今朝、BBCがブレイキング。 www.bbc.com イアン・ライトがアーセン・ヴェンゲルからじきじきに、アーセナルでの監督生活に終りが近づいていることをほのめかされたようだ。
アーセナルがレスター・シティ(15/16モデル)から本当に獲得すべきだったのは誰だ
www.bbc.com BBC SPORTSが「どうしちまったんだレスター?」という記事を投下。今季不調のレスター・シティを分析している。 昨シーズンのEPL優勝チームのスタープレイヤー、ヴァーディ、マレズ、カンテの3人のうち2人が残るという予想外の展開に、意気揚々としたシーズンが始まってみれば、ここまで当初に思っていた以上の苦戦を強いられているのではないだろうか。
【16/17シーズン】ヴェンゲル後任候補まとめ【ゴシップ】
「契約をまっとうする」と事あるごとに発言しているように、ヴェンゲルは自ら退任を希望しないし、クラブもヴェンゲルが続投を望むようならあえてリスクを取る必要性もないので、ファンやメディアがいくら騒ごうが、来季以降もヴェンゲルは続投するはずだ。 とはいえ、タイトルを賭けた崖っぷちの試合で、もっとも負けたくないチームに見るも無残に敗れるという、一般のビッグクラブであれば解任は避けられない事態が起きているのは事実。 #WENGEROUTのハッシュタグが盛り上がるなか、各メディアが「ヴェンゲル後」の監督候補をこぞって挙げている。これまでにあまり噂のなかった人選をしているメディアもあったりで、なかなか面白いのでこれまでに候補に挙げられた次世代アーセナルの監督候補の一覧をまとめてみたい。 ヴェンゲル・アウト! 次の監督候補 www.thesackrace.com
ヴェンゲルは解任されるべきか ギャリー・ネヴィル、ジェイミー・キャラガー、ナイアル・クイン
あまりにも毎度の光景だったからか、思ったより盛り上がってないAW批判。 www.skysports.com 先週末の敗戦以降、議論も一巡してとりあえずこの辺りがまとまっているかなということで、SKY SPORTSの記事「アーセン・ヴェンゲルの時代は終了? ギャリー・ネヴィル、ジェイミー・キャラガー、ナイアル・クインの議論」を簡単に訳しておきたい。※超訳である。
16/17チェルシー戦(A)が歴史に残るゲームになる可能性
「いっそのこと4位に入れなければいいのに」 そう考えるグーナーは少なくない。毎年、そこそこの選手でそこそこのチームをつくり、シーズンが終わってみれば「4位以内」とそこそこの成績を残し、なんとなく「来季こそは」という空気が蔓延している。 EPL4位以下でチャンピオンズの出場権を逃すという、それくらいの大きな刺激がなければこのぬるま湯から脱っすることはできない。そう信じる人がいても不思議ではない。 シーズンが始まれば、はじまりはいつもだいたい好調で我が世の春を謳歌し、いつもの時期にけが人が続出&失速し、格下を取りこぼし、ライバルに破れ、格上にコテンパンに破れ、やがて危機的状況が訪れるとメディアはチームのメンタリティに疑問を呈しファンはこのままでいいのかと喧々諤々やりあう。 ほうぼうでこの世の終わりかのような悲観論が叫ばれるなか、シーズン終了までには帳尻合わせが行われ、終わってみれば4位以内に潜り込んでいる。それがインヴィンシブルズ以降のアーセナルで繰り返されてきた光景である。 EPLを勝てないだけじゃなくて、浮き沈みまで定期的にくることがわかってしまっている。そんなチーム。それがわれらがアーセナルである。
Same Old Arsenalとヴェンゲルの限界
ミッドウィークにワトフォードに負けたせいでいつものアーセナル批判が渦巻いている。怖いくらいいつもの調子で若干聞き飽きている。そして、メディアにそういう記事をせっせと飽かずに書かせているのがわれらが”Same Old Arsenal”である。 www.bbc.com