イタリアがFIFAワールドカップ2018ラッシャ®の本戦出場を何十年かぶりに逃したそうで、ざわついているフットボール界隈。ブッフォンもさすがにこの結末は予想していなかっただろう。アーセナルの選手はどちらにもおらず高みの見物。 ハイライトを観たらほとんどイタリアしか攻撃しておらずワンサイドゲームだったようだ。あれだけ攻めて得点できなかったのはイタリアの不運もあったとはいえ、スウェーデンはよく守った。試合終了の瞬間、イタリアホームの沈黙したスタジアムでスウェーデン選手たちの雄叫びがやけに生々しかった。その後はもちろん大ブーイングである。ボスは攻撃だけが好きだけど、徹底的に守るのもフットボール。アーセナルなら絶対に守りきれていなかった。 さて、週末のノースロンドンダービーまで時間もあるし移籍関連や選手の話題などたまっていた最近のアーセナルニュースをこのあたりでまとめておきたい。
05/06シーズンのUCLレアル・マドリッド戦を見返す
インターナショナルブレイク中で退屈な週末だった。 そして思わずアーカイブしてあった、05/06シーズンのUCLレアル・マドリッド戦ホーム・アウェイ両方ともフルマッチで見返してしまった。 Jsportsの録画で、ファーストレグは「のいー」で有名な倉敷保雄実況・金子達仁解説コンビという、いまだと結構贅沢に感じられるふたりのコメンタリーだった。当時、某掲示板なんかだと金子氏はえらく嫌われていたけど、ぼくは好きだった。それにしても「のいー」ってなんだろうね。
エディ・エンケティア、イングランドU19で4点ぶっこむ
もうヤングガンズだけが希望。 Nketiah scores four for England U-19s アカデミーのヤングスター、おれたちのエディ・エンケティアが水曜夜U19イングランドのフェロー諸島戦(6-0)で4得点。ついでに1アシスト。てなんだフェロー諸島か。それにしても4得点はすごい。アーセナルの選手で4得点とかもうヤヤ・サノゴ状態。
【マッチレビュー】17/18EPL マンチェスター・シティ vs アーセナル(5/11/2017)
なかなかレビューエントリを書く気になれなかったが、いつか懐かしく思い出すこともあるだろうと形式的にでも書いてみようと思う。 試合結果はこの通りで、まあ最終スコアは下馬評通りの結果といえる。ヴェンゲル監督にしてみれば3点のうち2点は疑惑のゴールだったとして憤懣やるかたないという気持ちもわからないでもないが、試合を通して観ていればアーセナルの劣勢は明らかで、逆にアーセナルは1点を返すなど善戦したといわれてもいいくらいだろう。 Man City 3-1 Arsenal: Leaders continue unbeaten run with comfortable win 17/18シーズンのマンシティをバルセロナやバイエルンといった、かつてグアルディオラが率いた最強クラブと比べる向きもある。だが、われわれがそのバルサやバイエンにクソミソにやられたことを考えれば、マンシティの完成度はそれらにはまだ及んでいるとはいえず、彼らとわれわれを比して決して大人と子どもなんていうほどの差はなかった。せいぜい鹿島アントラーズと帝京高校程度の差しか感じなかった。
【マッチプレビューその2】17/18EPL マンチェスター・シティ vs アーセナル (5/11/2017)
EPL第11節、マンシティvsアーセナル、プレビューその1に続き、その2をお届け。 【マッチプレビュー】17/18EPL マンチェスター・シティ vs アーセナル (5/11/2017) いやな情報が。セアド・コラシナツが前日トレーニングを回避したとのこと。OMFG。スターティングを外れる可能性が出てきた。前節スウォンジー戦をヒップの故障で途中交代したコラシナツ。怪我がセットバックしたとなると、サブにも入らないのか。ここへきてそれは痛すぎる。 なお、そうなればコラシナツの代わりには左のWBにモンレアル、3CBの左にホールディングが起用されることになりそうだ。モンレアルのWBはむしろ信頼できるが、そっちはともかく、若く経験の浅いホールディングにとって好調のスターリングとのマッチアップは大きな試練となるかもしれない。
【マッチプレビューその1】17/18EPL マンチェスター・シティ vs アーセナル (5/11/2017)
アーセナル今季EPL序盤戦で迎える大一番はアウェイ、マンチェスター・シティとの対戦。マンシティは今季ここまで10戦無敗と絶好調でEPL史上最強チームの呼び声も高く、その戦いぶりもさることながら、もちろんリーグ首位を独走、得失点差は28(アーセナルはたったの6)と圧倒的な戦力を誇る。ついにUCLでヨーロッパのエリートを向こうに互角に戦えるクラブがイングランドに現れたとすらささやかれている。 アーセナルにとっては苦手なトップ6対戦しかもアウェイマッチということで、アウェイでの戦いらしく善戦して敵地で引き分けたチェルシー戦の再現を目論みたい。 ポイント差は「9」。マンシティに追いつくにはこの段階ですでに3勝分のポイントが必要である。どうしても勝ちたい。
【マッチレビュー】17/18UEL アーセナル vs レッドスター・ベオグラード(2/11/2017)
早朝5時というキックオフ時間。現地時間20:00ということで、観戦しやすいんだかしやすくないんだか空席の目立つエミレーツの観客席。眠い目をこすりながら観る価値のない試合だった。相手の拙攻に助けられた無得点&無失点のドロー。それでもアーセナルはグループステージの勝ち抜けが決まった。 Arsenal 0-0 Red Star Belgrade これで例のホーム13連勝という記録は途絶えたのかな? 運良く負けなかったのでホーム16戦無敗のほうは続いているようだ。話題にもならない。
【マッチプレビュー】17/18UEL アーセナル vs レッドスター・ベオグラード(2/11/2017)
UEFAヨーロッパリーグ、ズヴィズダーことレッドスター・ベオグラードをエミレーツに迎える今節。日曜のマンシティが気になりすぎて、おろそかにしつつあるUELは今夜(日本時間明日の朝5時ってまじか?)行われる。 UELはここまで全勝とアーセナルは優勝候補に恥じない成績を残しているが、やっぱりUCLを戦いたかったよなあというのが、逃してわかるありがたみである。ToTがどこかの国のとてもつよいクラブに歴史的勝利を収めたおかげでわれらは余計な赤っ恥をかいてしまったじゃないか。
17/18 UCLグループステージからUELに落ちてくるのはどのクラブだ予想
今季はUEFAヨーロッパリーグ(以下UEL)という誰が観ているのかもわからないカップ戦を戦うアーセナル。UEFAチャンピオンズリーグ(以下UCL)は気分が落ち込むのであまり観ないようにしていたが、これだけ騒がれては目にしないわけにはいかない。グループステージも佳境に差し掛かっておりそろそろグループの趨勢も見えてきたようだ。 UELレギュレーションによると、UCL各グループステージの3位クラブ(※UCL予選敗退)が、UELのラウンド32(ベスト32)から組み込まれることになっている。アーセナルがUELで優勝するためには、UELのグループステージから参加しているような弱小クラブとはひと味違う、彼らUCL脱落組というより難しい相手に勝っていかなければならない。ゆえにわれわれはこのUCLのグループステージを一般のファンとは違った角度から見ていかねばならないことになる。 UELの大会について詳しくはWikipediaや拙ブログの過去エントリなどもご参照願いたい。わかりにくくて困る。 UEFAヨーロッパリーグ 2017-18 – Wikipedia 17/18 UEFAヨーロッパリーグ、アーセナル優勝の現実味
リース・ネルソン、少年時代にToTよりアーセナルを優先したことを明かす
おれたちの希望。ヤングガン、リース・ネルソン(17)がユース時代に、スパーズに入団していた可能性について語った。 Nelson reveals how he left Spurs to fulfil Arsenal dream
アーセナルレジェンドたちのメスト・エジル。クラブはエジルをどう使うべきか
BBC SPORTSにこのような記事が来ていた。エジルとデブルイネを比較した記事かと思って読むと、それは冒頭だけで、あとは今季10試合を終了した節目でプレミアリーグのプレイヤーやクラブのスタッツを材料にあれやこれやとまとめている記事であった。なかなか面白い。 Why Mesut Ozil is as good as Kevin de Bruyne and other Premier League statistics 今季エジルとデブルイネの比較については攻撃面では大きな差はないが、守備面では圧倒的な差があるという事実。もちろんデブルイネの圧勝である。タックルやボールリカバリーはほとんどトリプルスコア。もしエジルがデブルイネだったらアーセナルはどれくらい強かったんだろう(遠い目)。
NEXTエジル? Berkay Özcan(ベルカイ・エズジャン)て誰?
ゆうべたまたま、シュツットガルトのライブ中継を眺めていたら、おれたちのタクマ・アサノと一緒に先週アーセナルとのリンクが話題になったシュツットガルト期待の19歳、Berkay Özcan(ベルカイ・エズジャン)も出場していたので興味深く見た。 ほとんどアーセナルの試合しか観ないもので、シュツットガルトvsフライブルクという渋いカード、しかも前半早々にフライブルクが退場者を出し一方的な展開、はあまりにも退屈すぎて前半でギブ。今朝ハイライトを観たところでは前半の2-0からもう1点を追加しシュツットガルトが3-0で勝っていた。エズジャンは前半のふたつのゴールをアシスト(記録みるとアシスト1になってるのはなぜだ)。コメンタリーによるとブンデスリーガは初スターティングだったとのことで、それを考慮しても立派なパフォーマンスだったと思う。 アーセナルが1月最初の契約に近づく? Arsenal closing in on first signing of January transfer window さて、この件。アーセナルがエズジャンの獲得を目指しているという。これが単なるゴシップではないのは、本人がもうアーセナルとの接触を認めている点だ。エズジャン本人が「beINターキー」のインタビューに応えた。