Arsenal, Emery, Opinion

ウナイ・エメリはアーセナルで岐路に立っているのか。マンU戦を前にエメリ評の論点を整理

2019-20シーズンが始まって、すでに8試合を消化したアーセナル。 ビッグ2以下のビッグ6クラブが軒並み低調ななかで、PLではW3 D2 L1の4位、ELとカラバオカップでは2勝とまずまずの結果を残しており、いまのところファンベイスが紛糾しているような状況でもないが、その試合内容ゆえにファンのもやもやはくすぶったままだ。

Arsenal, Discussion

【ディスカッション】アーセナルの5人のキャプテン。選ぶなら誰?

エメリが自分で云っていた当初の予定を過ぎてもなかなか発表されないアーセナルの「5人キャプテン」について、ロブ・ホールディングから衝撃のコメントが。。 Arsenal captain: Gunners stars in blind training ground ballot over skipper’s armband | Goal.com

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ヴィナイ・ヴェンカテシャンがアーセナルにとってのアジア市場を語る

先日もどこかで少し触れたように、アーセナルFCのビジネス部門トップのマネイジング・ディレクター、ヴィナイ・ヴェンカテシャンが、経済ニュースでおなじみの『Bloomberg』のインタヴューに応え、アーセナルFCとエイジアンマーケットについて語る動画が話題になっていた。 動画はこちら。 夏の補強や、この冬の移籍市場についても質問に応えたりしていたこともあって、界隈ではなかなか話題になっていた。 われら日本人として、アーセナルFCのマーケティング戦略におけるアジアの位置づけについては気になるところ。 いつものArseblogアニキがトランスクリプトをアップしていたので、それをありがたく拝借しつつ、ざっくりと紹介してみよう。

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【マッチレビュー】19/20カラバオカップ アーセナル vs ノッティンガム・フォレスト(24/Sep/2019)歓喜のパーフェクトゲイム

こんなに観ていて楽しかったアーセナルはいつぶりだろう。 大量得点+クリンシートという結果はもちろん理想的だが、しかし今回はそれだけじゃない。若い選手中心のロウテイションスクワッドかつディフェンスのキーマン3人の復帰戦という、チャンピオンシップクラブ相手といえど難しい試合になってもちっともおかしくなかったなかで、内容も文句のつけようのない素晴らしいパフォーマンスを披露した。 Arsenal 5-0 Nottingham Forest: Unai Emery praises Gabriel Martinelli after League Cup brace おれは100点満点でこの若ものたちに5000兆点差し上げたい(興奮気味)。 3試合勝ちなしのあとの3連勝。また戻るべきところに戻ってきたと信じていいのかな? 試合を振り返ろう。

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【マッチプレビュー】19/20カラバオカップ アーセナル vs ノッティンガム・フォレスト(24/Sep/2019)ロブ・ホールディングの復帰

6日間で3試合(ドイツ含む)と突発的過密フィクスチャとなっているアーセナル。CLに比べて日程がきつくなりがちなEL含め、どうにかならんですかね。 さて今シーズンのカラバオカップことEFLリーグカップ、アーセナルはラウンド3から登場。この夏カール・ジェンキンソンが移籍したチャンピオンシップクラブ、ノッティンガム・フォレストをホームに迎える。 肝心のジェンコはケガの噂もあるが、アーセナルはロブ・ホールディングが10ヶ月ぶりにスクワッドに復帰予定、同じく長期離脱のベレリンやティアニー、マヴロパノスにもチャンスがあるということで、もっとも地味なコンペティションながらファンも見逃せない試合になりそうだ。 といっても日本ではDAZNが中継しないしそのほかも不明。ライヴで観るチャンスはないかもしれない。おうふ。残念。 Carabao Cup (Sky Sports)

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【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs アストン・ヴィラ(22/Sep/2019)クレイジーゲイム

ひどい試合だったなあ。誰だよヴィラはシットディープするなんて云ったやつぁ。むしろ積極的だったのはアウェイチームのほうで、おれはどっちがホームチームなのか途中までまじでわからなかったですね。 このところのアーセナルは本当にひどいパフォーマンスが続いているが、今回もチームとしてのインプルーヴメントはまったく見えず、ひたすら個人能力や個人のファイティングスピリッツに頼り切り。完全なる劣勢を奇跡的にひっくり返したのだから本来なら最高に喜ばしいが、勝ってなおこんなにストレスがたまるとは。 Arsenal 3-2 Aston Villa: Pierre-Emerick Aubameyang strike seals stunning comeback ブログを楽しんで書ける気がせず。いつもより短い短縮版でお届け。

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【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs アストン・ヴィラ(22/Sep/2019)必須勝利絶対

ドイツでのELアウェイマッチから中二日。早くもPLの時間がやってきた。 EPL Week6はエミレーツに今季昇格チームのアストン・ヴィラを迎える。強敵フランクファートに期待以上の結果を出したものの、依然としてアーセナルが抱える問題は多い。ホームで18位(※暫定)チーム相手とあっては、当然3ポインツはマスト。内容も問われる。 Arsenal v Aston Villa

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ニコラス・ぺぺのポジショナル分析。シュートとポジショニング、プレイスタイル

この夏フランスからクラブレコードとなる£72Mという巨額の移籍金でアーセナルFCにやってきたニコラス・ぺぺ。 おもに右サイドのアタッカーとしてすでに6試合に出場しながら、いまだゴールはなく(2アシスト)。ファンからのアツい期待にはいまだ応えられないでいる。前評判が非常に高かったこともあり、彼自身にもクラブにとってもやや不本意なイングランドでのスタートとなっているというのが現在の状況だ。 ところでいまから約2週間ほど前、フレンチフットボール情報を英語で発信している「GFFN」が、「ニコラ・ぺぺのポジショナル分析」という記事をアップしていた。ぼくのツイッターでは軽く触れていたが、なかなかおもしろい記事なのでこのブログでもちゃんと紹介したいと思っていた。 FEATURE | Positional Analysis – ex-Lille man & Arsenal record signing Nicolas Pépé – a statistical deep-dive 彼は本来どのようなプレイスタイルの選手で、アーセナルのなかでどのようにプレイすべきなのか。またあるいはチームは彼をどのように使うべきなのか。 この記事の旬からはすっかり時間がたってしまったが、ファンが彼のプレイを観るときには役立つ情報でもあると思う。 今回はこの短い記事をさくっと紹介しよう。貴殿のアーセナルライフのお役に立てば幸い。オーサーの@Russell_pegg氏にrespect。 ※なお小見出しは訳者によるもの。

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【マッチレビューその2】19/20UEL GS アイントラクト・フランクファート vs アーセナル(19/Sep/2019)まるでバスケだ!【マッチスタッツと論点】

19-20UELグループステイジの初戦、フランクファート(A)のレヴューはコメント集に引き続き、マッチスタッツと論点を。

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【マッチレビューその1】19/20UEL GS アイントラクト・フランクファート vs アーセナル(19/Sep/2019)まるでバスケだ!【コメント集】

先日のワトフォードで、覆い隠されていた問題が一気に表面化した感のあるアーセナル。そこからチームがどうバウンスバックするか注目された今季ELファーストゲイム。アウェイで去年のセミファイナリストと戦うというグループステイジでもっともタフな試合とされながらも、終わってみれば望外の結果に。 Eintracht Frankfurt 0-3 Arsenal: Bukayo Saka stars as Gunners fire in Frankfurt 指摘されている問題は以前として解決したようには見えなかったので、若干のモヤモヤ感は拭えないが、この試合を楽しめなかったかと云われればそんなこたーない。まさしくエンド・トゥ・エンドのクソ試合を大いに楽しんだ。スターも生まれましたし! さあ、試合を振り返っていこう。まずはコメント集から。試合内容については追って。

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【マッチプレビュー】19/20UEL GS アイントラクト・フランクファート vs アーセナル(19/Sep/2019)ぼくらのELがスタート

ひとあし先に始まったCLのクオリティに打ちひしがれているアーセナルファンのみんな。おはよう。 ハイライトしか観てないけど、どのクラブもわれらAFCがやってるウンコフットボールに比べたらまるで別次元。アーセナルと関係ないフットボール試合を観て軽く落ち込むという。われながらこころが病んでる。 さて、ヨーロッパの地獄甲子園ことELも今シーズンが始まる。アーセナルが優勝を目指すという(笑い)もしかしたら手が届くかもしれない今年一番のビッグタイトルだ。 グループステイジのファーストゲイムは、なんと6試合中もっともタフなアイントラクト・フランクファート(A)。いい試合をやりそうな気が微塵もしないのは気のせいだろうか。 Eintracht Frankfurt v Arsenal 試合前としては、ドイツへのトラヴェリングスクワッドにエジルが含まれなかったことがもっぱらの話題で、チームのなかの状態も気になるところ。ワトフォードでの傷心からこのチームがどうバウンスバックするのかに注目したい。

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アーセナルで選手の信頼を失いつつあるウナイ・エメリ

ちょいと扇動的なタイトルにしてしまってすまない。 ワトフォードでのショッキングな敗戦で(※敗けてない)、一夜にしてファンのパブリック・エネミーNo.1みたいになってしまったウナイ・エメリ。 ぼくの観測しているツイッターでも、まるでエメリが犯罪者であるかのように、彼の犯したさまざまな「前科」が堰を切ったように騒がれ始め、この世間様の豹変ぶりは怖いくらい。 「コルニーでは若い子たちといつも楽しそうにトレイニングしてましたし、いいひとそうに見えたんですけどねえ……」ウーナイの普段の様子を訊かれたお隣の奥さんも困惑気味。そんな光景が目に浮かぶようだ。。 さて、そんな突然の激しい逆風に見舞われているアーセナルFCとヘッドコーチであるが、チーム内ではさらに不穏な空気が流れているという噂が。。

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【マッチレビューその2】19/20EPL ワトフォード vs アーセナル(15/Sep/2019)エメリの馬脚【マッチスタッツと論点】

EPL Week5。阿鼻叫喚地獄絵図のアウェイ・ワトフォード、コメント集につづいてはマッチスタッツと論点を。

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【マッチレビューその1】19/20EPL ワトフォード vs アーセナル(15/Sep/2019)エメリの馬脚【コメント集】

いろいろ考えすぎてしまって何やら手を付けてよいかわからず。またしてもすっかり旬のタイミングを逃しているが、ワトフォード戦のレヴューをここに書いておきたい。 結果はご存知のとおりで、アウェイで2-2というのはアーセナルのアウェイの結果としては決して最悪ではない。しかしこの試合を見ていれば、アーセナルのフットボールの劣悪さは明白だった。ファンベイスは文字通り、阿鼻叫喚のおもむき。 移籍ウィンドウの成功以来、高まっていた新シーズンに向けての期待は一気にしぼむどころか、逆に反転して、チームが進んでいる方向性に疑問を持つ声が大きな広がりを見せている。ここへ来ての突然の急ブレーキだが、それくらい悪い意味で衝撃的な試合だった。 この試合でいろいろな問題が噴出しているように思えるが、なにより深刻に思えるのがわれらのヘッドコーチだ。チームのセットアップから試合中のマネジメントまで、試合後には多くのファンがエメリの素質や能力に疑問を投げかけている。 毎度敗戦を振り返るほど苦痛な作業もないが(※敗けてない)、アーセナルウォッチャーとしてのおれの使命感(笑い)がこの試合をスルーしてはいけないと云っている。がんばって書いてみよう。 Watford 2-2 Arsenal: Gunners’ defensive mistakes prove costly as Watford fight back まずはコメント集から。また長くなりそう。。

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【マッチプレビュー】19/20EPL ワトフォード vs アーセナル(15/Sep/2019)ラカゼット不在を乗り切る

2週間ぶりにPLが戻ってきた。 EPLは早くもweek5、アーセナルは不振にあえぐ最下位ワトフォードと敵地で。夏にフリーエイジェントでワトフォードへ移籍したダニー・ウェルベックのプレイも見込まれている。 Watford v Arsenal ボトムチーム相手とはいえ、アーセナルにとっては苦手のアウェイ。しかしながら、この試合で3ポインツ取ればテーブルでは3位に浮上。プールとトッナムという厳しい2試合のあとでウィニングロードに戻るには絶好の試合だ。