Arsenal, Controversy, Emery, Player, Tactics

なぜいまニコラス・ぺぺはアーセナルで苦しんでいるか

先日のボーンマス戦のレヴューエントリでも予告したように、ニコラス・ぺぺがなぜアーセナルで苦しんでいるのかについて、チームのセットアップが間違っているのでは?という議論について紹介したい。 3日前のr/Gunnersより。 Dani Alves gives some insight into why Pepe is struggling https://www.reddit.com/r/Gunners/comments/demf2n/dani_alves_gives_some_insight_into_why_pepe_is/ とっても興味深い話しだと思う。

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ウナイ・エメリが3年前も現在と同じ問題を指摘されていた件

このブログでもよくお世話になっているおなじみの『GFFN(Get French Football News)』Senpaiが昨日、3年前の自分たちのこんな記事をツイートしていた。 OPINION | Unai Emery’s overly pragmatic approach is sucking the life out of PSG 2016年10月に書かれた記事なので、ちょうど今から3年前ということになる。16/17シーズンということはエメリのPSGでの1年めのシーズンで、タイトルからも察せられるように、まだ数ヶ月しかたっていない彼のPSGでの仕事ぶりを早くも疑問視するような内容になっている。 「プラグマティックすぎるアプローチ」とは、まさに最近のウーナイがアーセナルで問われているものでもある。※プラグマティック(”pragmatic”)とは現実主義的などと訳される。対義語としては理想主義的(”idealistic”)など。 3年前、PSGで1年目の彼をフレンチメディアのライターはどんなふうに見たのか。ざっと訳してみよう。

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シュコドラン・ムスタフィが批判について語る「ぼくはターゲットにされた」

今朝起きたら、アーセナル世界はムスタフィのインタヴューの話題でもちきりだった。 ドイツ紙『Spiegel』のロングインタヴューで、ムスタフィは自身に向けられた理不尽な批判について語っていた。 彼がこの件についてちゃんと話すのは今回が初のことであるとのこと(以前にGOALかどこかでも少し話していたような気もするが)。 Weltmeister Shkodran Mustafi: “Ich bin zur Zielscheibe geworden” ざっくり訳してみよう。※小見出しは訳者による。

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【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs ボーンマス(6/Oct/2019)結果か? パフォーマンスか?

2週間もお休みと思ったら油断してアップが遅くなってしまった。 忘れかけたころにボーンマス。すまんです。さて。 うーん。やっぱりなあ。どうだろう。みんな元気なかった? 全般的に云うほど悪くはなかったけど、アウェイならまだしもホームだからなあ。とくに後半は劣勢になって、先行しているのに全体がパニック状態に陥ったワトフォード戦を思い出させるような時間帯もあった。 ぼかあ、PLで久しぶりに完全に試合を支配してやりたい放題で爆勝するとこを期待していたもので(去年みたいに)、ずいぶん想像と違ったなと。 まあまあ強い相手に勝って? クリンシート&3ポインツ&3位浮上? したのだから大変に喜ばしいはずなのにどうにも晴れやかな気分にはなれず。 とくに試合前に期待されていた攻撃面では、相変わらずのモヤモヤっぷり。アウェイなら1-0辛勝でもいいかもしれないが、ホームでこのレヴェルの相手に攻撃で圧倒できないとは。 いまのアーセナルはまだベストな11人じゃないと云いたがるひとたちがいる。まあたしかにそうかもしれないよ。ベレリンもティアニーも入ればすごく強くなるだろう。でもこの試合だって各ポジションでアーセナルの個人がボーンマスの個人よりも劣ってたとは思えないのだよね。 とくにMFはしばらくケガ人もおらず、ずっとベスト(を選び放題)な状態。ジャカ、ゲンドゥージ、セバーヨス、トレイラにウィロック、あとエジル。なんならチェンバース、ルイス、AMNもCMで計算できる。数シーズン前から比べたら見違えるようなクオリティとスクワッドデプスがある。そしてチームには誰もが羨むようなワールドクラスのストライカーまでいる。そんな集団がチームになると、あーら不思議…… ひょっとして、われらのヘッドコーチに問題があるのでは?(名推理) 長いシーズンなんだからこういう試合もあるよねっていうのが唯一可能な慰めですかね? ということで、アーセナルは2位シティと1ポイント差(笑い)の3位浮上で2週間のインターナショナル・ブレイクに突入した。 Arsenal 1-0 Bournemouth: David Luiz header sees Gunners up to third 単試合としてはあまり記憶に残りそうな試合ではないが、タイミング的にもシーズン序盤のチームの課題が浮き彫りになっているという意味では、語りどころは多いようなそうでもないような。

Arsenal, EPL, Match

【マッチプレビューその2】19/20EPL アーセナル vs ボーンマス(6/Oct/2019)勝って3位へ【試合展望】

19-20EPL Week8のアーセナル vs ボーンマスのプレビュー。コメント集につづいて、試合の展望について。

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【マッチプレビューその1】19/20EPL アーセナル vs ボーンマス(6/Oct/2019)勝って3位へ【コメント集】

EPL Week8、アーセナルはホームにAFCボーンマスを迎える。 このところ、PLとカップ戦でまったく違った表情を見せているアーセナル。カップ戦での好調ぶりとは対照的に、本命のPLではモヤモヤしたパフォーマンスがつづいていることにフラストレイションをためているファンは多い。 PLのトップ4争いはますますケイオスになりつつあるが、それでも昨日レスターがリヴァプールに(惜しくも)敗れたため、勝てば単独3位という悪くないポジションにつくことに。ホームではめっぽう強いアーセナルだけに、ミッドテーブルチームを相手にここで3ポインツは最低限のタスクになる。 Arsenal v Bournemouth まずはコメント集から。

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【マッチレビュー】19/20UEL GS アーセナル vs スタンダール・リエージュ(3/Oct/2019)エメリに改善のヒントを与える躍動Bチーム

UELグループステイジの2試合目、アーセナルはホームでスタンダール・リエージュに4-0で快勝。はあ。楽しかった。 PLを戦うレギュラーチームとはガラリと選手を変えたカップ戦スクワッドながら、ゲイムプランを遂行しきっちり結果も出した。これでELは2試合で7得点0失点と他チームを圧倒している。 90分の内容も素晴らしく、相変わらずモヤモヤパフォーマンスを繰り返しているシニアスクワッド改善のヒントが溢れているような一戦だったが、エメリの目には彼らのパフォーマンスはどのように映っただろうか。 この試合は、エメリがメスト・エジルをチームに加えなかったという大きな決断をしたことでもファンの記憶に残るものになるだろうが、それが試合後のトップニュースになっていないのは選手たちの好パフォーマンスのおかげである。 おれたちがずっと観たかったものがそこにはあった。 試合を振り返ろう。 Arsenal v Standard Liege: Tierney asked not to link up with Scotland

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最近のアーセナルニュース(3/Oct/2019)グナブリがアーセナル退団を語る

最近ごぶさたのアーセナルニュースを少々。

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【マッチプレビュー】19/20UEL GS アーセナル vs スタンダール・リエージュ(3/Oct/2019)Bチームのワクワク感

さて。マンUとの熱戦(※皮肉)から中二日。楽しい楽しいヨーロッパの時間がやってきた。CL? なにそれおいしいの? 19-20UELグループステイジ、われらがアーセナルは初戦のフランクファートにアウェイで3-0と快勝して幸先のよきスタートとなっている。 2試合めは、ホームにスタンダール・リエージュというベルジャンのチームを迎えるゾ。 Arsenal v Standard Liege: Tierney asked not to link up with Scotland カップ戦スクワッドで試合に臨むアーセナル。いわばBチームなのだけど、なんだいこのワクワク感は。ホームで強いんだか弱いんだかよくわからないチームとの対戦。こりゃあ、おもしろい試合になりそうだ。

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【マッチレビューその2】19/20EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(30/Sep/2019)落日の平凡合戦【マッチスタッツと論点】

19-20EPLマンU v アーセナル、コメント集につづいてマッチスタッツと論点を。

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【マッチレビューその1】19/20EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(30/Sep/2019)落日の平凡合戦【コメント集】

オールド・トラフォードではやっぱり勝てず。 アーセナル的には、一応ビッグ6とのアウェイマッチで1ポイントということで最悪の事態は免れてはいる(最近はいつも最悪の事態を免れてるような笑)が、それにしても、あまりに見せ場のない退屈な試合に不満とか怒りとかを通り越して悲しくなってしまった。アーセナルだけでなくマンUも、近年のクオリティ低下は著しい。かつてのビッグ2がこんなにも落ちぶれてしまったのかと。 お互いいいところがなく(チームとしてどこがストロングポイントなのかわからない)まるでどちらがより平凡か、どちらがよりコンサバかを競ってるみたいな試合だった。 このパフォーマンスには両チームのファンが失望したのではないだろうか。 PLは7試合を終えて、アーセナル(12)とマンUのポインツ(9)を足した合計が、トップのリヴァプールのポインツ(21)に並んだのだという。まだ38試合の2割も消化していないというのに。 今回も引き続きストレスフルな試合で気が重いが、がんばって試合を振り返ろう。 Manchester United v Arsenal まずはコメント集から。追って試合内容について。

Misc

【おしらせ】ブログエントリのページネイションについて

業務連絡 9/26からこのブログに「ページネイション(ページ分割)」を試験的に導入しております。 長いエントリはいくつかに分割して表示するので、読者さまには次ページを読むためのタップやクリックといったこれまでなかった手間が生じる。もしブログが読みづらくなってたらごめんなさい。 これを導入した理由は、ブログ上の広告による収益を改善するためです。 受け入れてもらえたら幸いです。 敬具

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【マッチプレビュー】19/20EPL マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル(30/Sep/2019)ソールシャールに引導を

EPL Week7、アーセナルはマンチェスター・ユナイテッドとオールド・トラフォードで対戦する。 今シーズンここまでとても素晴らしいスタートを切ったとは云えず、過渡期にいることをつよく印象づけているかつてのビッグ2、マンUとアーセナル。 しかし試合を前にした巷の評判を見ると、けが人の問題を含め、マンUの現状はアーセナルよりさらにひどいようだ。そのせいもあり、今回はOTでの試合にも関わらず、アウェイのアーセナルが有利と見るむきも多いようである。マンUどんだけ。 一方で、アーセナルでも2年目の新コーチ、ウナイ・エメリの仕事ぶりに懐疑的なファンはますます増えている印象がある。夏の大補強でスクワッドは確実にパワーアップしたはずなのに、いまもチームはチームとしてワークせず、ミスを繰り返すなど未成熟なままだ。OTとはいえ、もしこの試合で絶不調の相手にいいところなく敗けるようなことがあれば、エメリに向けられる批判の声がさらに高まることは避けられまい。 また逆に、相手の状況がどうだろうとOTで誰もが納得するようないいプレイが見られれば、一定の信頼も取り戻せるはずだ。OTで勝つだけでも大きな価値がある。 マンU、アーセナルともに、勝っても敗けても非常に大きな反応がある。そんな試合になるに違いない。 Manchester United v Arsenal

Arsenal, Emery, Opinion

ウナイ・エメリはアーセナルで岐路に立っているのか。マンU戦を前にエメリ評の論点を整理

2019-20シーズンが始まって、すでに8試合を消化したアーセナル。 ビッグ2以下のビッグ6クラブが軒並み低調ななかで、PLではW3 D2 L1の4位、ELとカラバオカップでは2勝とまずまずの結果を残しており、いまのところファンベイスが紛糾しているような状況でもないが、その試合内容ゆえにファンのもやもやはくすぶったままだ。

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【ディスカッション】アーセナルの5人のキャプテン。選ぶなら誰?

エメリが自分で云っていた当初の予定を過ぎてもなかなか発表されないアーセナルの「5人キャプテン」について、ロブ・ホールディングから衝撃のコメントが。。 Arsenal captain: Gunners stars in blind training ground ballot over skipper’s armband | Goal.com