hotいま読まれているエントリ

Arsenal, Emery

ウナイ・エメリが3年前も現在と同じ問題を指摘されていた件

このブログでもよくお世話になっているおなじみの『GFFN(Get French Football News)』Senpaiが昨日、3年前の自分たちのこんな記事をツイートしていた。

OPINION | Unai Emery’s overly pragmatic approach is sucking the life out of PSG

2016年10月に書かれた記事なので、ちょうど今から3年前ということになる。16/17シーズンということはエメリのPSGでの1年めのシーズンで、タイトルからも察せられるように、まだ数ヶ月しかたっていない彼のPSGでの仕事ぶりを早くも疑問視するような内容になっている。

「プラグマティックすぎるアプローチ」とは、まさに最近のウーナイがアーセナルで問われているものでもある。※プラグマティック(”pragmatic”)とは現実主義的などと訳される。対義語としては理想主義的(”idealistic”)など。

3年前、PSGで1年目の彼をフレンチメディアのライターはどんなふうに見たのか。ざっと訳してみよう。



「意見:ウナイ・エメリの過度にプラグマティックなアプローチが、PSGから生命を奪っている」by GFFN

「ぼくが悪かったの? 彼はぼくが悪いと云ったのかい?」いや。マルコ(ヴェラッティ)、キミは悪くなかったよ。でもほかのチームメイトたちの多くや、たったいま終えたばかりの試合についてはそうは云えないかな。

サブで下げられたときのヴェラッティの不満は、このイタリアン・マエストロだけが感じていた気持ちではなかった。Le Classique(※PSGとOMの試合。ル・クラシーク)はリーグ1の名物であるべきだし、歴史的にもその2つがフランス最大のクラブだ(ASSEやOLが異議を唱えるかもしれないが)。その2チームがパーク・デ・プランスで戦う。チームはタレントが名を連ねていて(まあほとんどはダークブルーのほうにいるんだけども)、ふたりのエキサイティンな新マネージャーも揃い踏み。スペクタクルの予感はあった。

しかし残念ながら、土曜の夜のパリだというのに、そのフットボールは90分に渡ってお世辞にもスペクタクルとは云えないものだった。リーグ1自体がワクワクのないつまらないものになったと云うわけじゃない。誰だってこの試合の前のメツ vs ニースの4-2スリラーを観ていればリーグ1は楽しいリーグだと云うだろう。もしPSGがそうじゃなくなりつつあっても。

ウナイ・エメリはまだパリでは新顔だが、疑いなく才能あるコーチだ。しかし彼が来てからの試合は、就任してからまだ時間もたっていないのにすでに「退行」のレッテルが貼られつつある。PSGのパフォーマンスは、クラブが過渡期にいることを強く現している。

イブラが移籍したあと彼の穴も埋められず、この夏はファースト11の補強もなかったような状況で、なおかつエメリの過度に現実主義的なスタイル。パリは引き続き喘いでいて、できることも少なく、険悪な空気がちょっとした衝突に発展し始めている。

0-0ドロウに終わったOMとの試合で、ヴェラッティだけが不満をあらわにした選手ではなかった。もちろんそこには、そもそもカヴァーニがふたつのビッグチャンスを決めていれば2-0で勝ってなんの問題もなかったという議論もあった。しかし、彼らのその晩のスコアだけは誰も疑えず、そしてそれはパリでは普段からあることではなかった。

そう、たしかに手こずったのは(ルディ)ガルシアの5人をバックに並べたパーク・ザ・バスのせいだ。しかし、6-0で勝ったカーンは置いといて、それは今シーズンのパリでは全然珍しいことではない。

エメリにはまだまだ時間が必要だけれど、彼の選手起用もフラストレイションを与え続けている。

イブラが去って、PSGはもはや相手をやり込めることができなくなってきている。気まぐれなスウェーデン人は勝利の道をブルドーズしてくれ、チームのみんなを引っ張ってくれた。そんな彼にはもう頼ることができない。要するに、ずるさや優美さについて彼らはもっと学ぶことが必要だし、そしてすでに相手を負かすのに十分すぎるほどそれを持っているのだ。

しかしエメリは、戦術的に別の方向に向かってチームをつくろうとしている。

ヴェラッティをNo.10として起用することについては、多少は理解できないことはない。チームにはベン・アルファやパストーレがいるのだし(ヴェラッティのNo.10の練度については触れないでおこう)、CLのような試合ならより守備的なスタイルも合うかもしれない。だがリーグ1にはふさわしくない。

エメリはPSGのキープレイヤーはアドリアン・ラビオだと主張していて、日曜はブレイズ・マチュイディより優先して起用した。ラビオは、マチュイディのインテンスなB2Bスタイルとは逆のもっと現実的なオプションで、才能ある選手なのはたしかだ。しかし、CLのセミファイナルのような大舞台でアンカーMFを担う準備ができているとは思えないし、リーグ1チームの固い守備を崩せるスキルセットはまだ持っていない。

昨シーズンのリーグで相手を蹂躙した、ベン・アルファのようなクリエイティヴなタレントを排除しているとき、そしてパストーレを失っているとき(ほとんどはケガのせいだが)、PSGの攻撃は鋭さを失っている。

まだエメリのPSGは始まったばかりで、彼のメソッドもチームに適合していくにはまだ時間はかかるだろう。しかし、パリで引き続き効果が見られないなら、ニースとモナコにリードを引き離されるだけだ。転換点が近づいてくるだろうし、指揮者を変えることが必要になるかもしれない。

以上

退行、過渡期、時間が必要、攻撃の鋭さがない…… 非常にこうなんというか、既視感のある感じ?

ちなみにこの16-17シーズンのリーグアンは例のモナコのあの時代で、PSGはタイトルを逃している(2位)。リーグの最強チームではなかったシーズンに苛立ちもあっただろうことは予想できる。

34 Comments on “ウナイ・エメリが3年前も現在と同じ問題を指摘されていた件

  1. エメリ アウトの声がSNS上とかでも見られるようになってきましたけど、SBがナイルズ(チェンバース)とかコラシナツ しか稼働出来てない中であれこれ言うのは可哀想な気もします。
    シュートを打たれ過ぎているのも事実だけど、守備陣に怪我人が出て調子崩しているのはアーセナルだけでなくトッテナムやマンチェスター勢もそうです。
    スタメン選びや試合内容に不満はあるでしょうが、兎にも角にも守備陣が復活しないと後ろから繋いでサイドで起点を作るエメリ のサッカーは見れないのかな?とも思います。
    戦術に関しては全く詳しくないのですが、長期政権後に財政的に厳しいアーセナルをここまで押し上げてくれているので僕的には感謝しています。
    あと、デニス獲得自体はよい判断ではなかったでしょうか?
    怪我をしてしまって稼働出来なかったのは結果論で、いきなりシーズン途中から若手を投入するのはなかなかリスキーだと考えるのは間違ってはいないと思います。
    長文になってしまいましたが代表ウィーク明けが楽しみですね!

    1. こんばんは。

      > あと、デニス獲得自体はよい判断ではなかったでしょうか?

      残念ながらそれはないっすね。彼が多少なりとも活躍してたらまだしも。彼は大して使われもしなかったけど、何試合か出てもほとんどなんの仕事もできなかった。そもそもローンが終わったあとにアーセナルに移籍したときフィットしてなかったと本人が認めていたので、だったら半年しか使わないのになんで取ったのかと。この件でAFCの過失割合はめちゃくちゃでかかったと思いますよ。

      > いきなりシーズン途中から若手を投入するのはなかなかリスキーだと考える

      それはそのとおりなんだけど、結果的にはミズリンタットの意見は尊重されるべきだった。彼はこの世界で何人もいない目利きと云われている人物なので、結果論だけじゃなく、彼を信じて、彼のアドヴァイスはもっと尊重されてもよかった。とおれは思います。

      若い選手を信じないとか、エメリが基本的にリスクを恐れすぎてる(それがコンサヴァだと)ってのも、ぼくが彼を完全に支持できない理由のひとつです。

      1. デニスについての批判は僕は結果論だと思ってます。
        おそらく、あの状況で若手を使えば必要以上のプレッシャーに晒され最悪の場合才能を潰される可能性があった。
        才能を潰すなら金を多少なら浪費したほうがマシというのが僕の意見です。
        おそらく今シーズンの若手の躍動を見てデニス不要論が強まっているようにも感じますが、それについてはユングベリがいたからこその結果です。
        ユングベリがいないあの状況のチームに若手を注ぎ込むのは長期的に見てもデメリットです。
        その点指揮官と旧知で安価なデニスのレンタル獲得は極めて理にかなっていたでしょう

        1. エメリは若手を信じてますよね。
          昨季ウィロックをあまり使えなかったのは、エメリの意志無関係にエジルを外せなかったからだし、
          LWGはイウォビを使って高値売却した訳だし、そこで若手を優先してたらイウォビが残留してるか安値であった事になる。
          つまり今だから言える結果論ですね。

  2. イウォビやムヒタリアンがいる前線でエジルを辛抱強く起用していた昨季に、当時17〜18歳の若手を起用して即ブレイクってのはあまりにも非現実的ですよ。
    エンケティアはチャンス貰ってもシュートを外し続けてたですし。
    エメリが現実的だと批判したい主旨なのに、その内容が今季エメリがブレイクさせた若手に関する結果論では
    ロジックが滅茶苦茶になります。
    壊れやすく責任で潰されやすい若手をわざわざ終盤戦で使ってギャンブルするのは駒扱いし過ぎでハイリスクローリターンと言えます

    1. > 当時17〜18歳の若手を起用して即ブレイクってのはあまりにも非現実的ですよ。

      サカは18才になったばかりで即ブレイクして今シーズンはファーストチームでレギュラーでプレイしてますけど? 17-18才をファーストチームで使うリスクって、一般論を云ってもしょうがないでしょう。彼は規格外で例外なんですよ。半年前にミズリンタットにはそれが見えてたってことでは?

      > エンケティアはチャンス貰ってもシュートを外し続けてたですし。

      プリシーズンのエンケティアはご覧にならなかったので? おれの目にはラシュフォードに見えたが。。

      「チャンスをもらってシュートを外しつづけた」って、彼は去年PLのワンシーズンのプレイタイムは計62分だよ? たったの5試合。しかもそれで1得点してる。それで判断するとはちょっと厳しすぎませんか?

      > 壊れやすく責任で潰されやすい若手をわざわざ終盤戦で使ってギャンブルするのは駒扱いし過ぎでハイリスクローリターンと言えます

      一般論ではそうかもしれない。でもここではウィロックとサカの話しをしてんですよ。いまのウィロックやサカの活躍を見れば、ミズリンタットの半年前のアドヴァイスは信じてもよかったんじゃねーのという話しです。

      1. そうですね。
        ファーストチームで終盤戦に批判の的になっても使い捨て可能な外様でギャンブルするのも、若手を起用するのも、その結果責任を負うのは監督ですね。
        エンケティアはカップ戦でチャンスを貰っていたし、オバマラカゼットをローテで使う上でどうすればベスト?って話ですけどね。

        結果としてそれぞれの道で今季結果出しつつ選別出来ているからこそ、今こうしてネルソンの名前を挙げずに結果論を述べられます。時が経ち、移籍があり、結果が出て整理されているのです。

        「いまのウィロックやサカの活躍を見れば」というのがまさに結果論で、だからこそエンケティアとネルソンを除外出来ているのです。

        そしてミスリンタートのアドバイスはきっと今季に活きているんじゃないですかね。

        1. > そうですね。

          あなたにどこをどう同意してもらってるのかさっぱりわからず。。

          ちなみに去年のエンケティアはカップ戦でも大してチャンスもらってないからね。
          TMによれば、ELで2試合(180分)、FAカップとカラバオカップでそれぞれ1試合(計89分)。

        2. そうですねー
          チャンスは与えられるものではなく掴み取るものだし、結果出せないままチャンスと責任を与えて若手が伸びるわけじゃない実例はナイルズがいるし。
          オバメラカゼットを押し退けて試合に出るには相当な結果が必要だったはずで、エンケティアは違いますよね。
          今や短期間で結果を出したマルティネッリの方が遥か上にいます。

          個人的にはELナポリから若手に切り替えてPLに注力すべきと思っていたので、そうすればELで若手を使えたと思いますけどね。

        3. サカのプレイタイムに関してですが、PLでスタメンじゃないムヒタリアン、ウェルベック、スミスロウが居る中で、12月のELのグループステージで一位抜けが確定してから一試合まるまると22分間プレイタイム与えられてるので、そこでエメリを納得させられなかったのだと思います
          エンケティアに関してはレンタルせずにチームに残したのでもう少しチャンスが与えられてもよかったかなと思う一方で、昨シーズンは、ウェルベックが居ましたし、勝った試合も苦しい試合が多かったっていうのと、ラカゼットオーバメヤンが離脱しませんでしたし、この二人で勝ってたようなものだったのでなかなか使いずらかったのかなと思いました。
          あと、FAカップで2試合目の4ラウンドでManUと対戦したのも若手を使えなかった原因になったと思います。

          今シーズンはチームに魅力的な選手が多くて、これからどうなるのか楽しみです。

  3. エメリってセヴィージャ時代で評価を爆上げしたけど、サッカー自体は見てなかったんですよね。パリ時代は選手の造反を受けて、それを説得できず自分のポリシーを曲げちゃったし。

    本来彼がやりたいサッカーからどの程度ギャップがあるんでしょうね?それをAFC上層部にプレゼンして、それが認められて監督になってるんでしょうけど。昨シーズンから及第点ではないものの、それなりに結果が出ているとはいえ、やってるサッカーに問題(クラブの哲学との違い)があるのであれば、上層部が決断するでしょうね。それが今季途中なのか、任期満了(3年?)なのかは分かりませんけど。

    今季内容も結果も出てるBチームのサッカーがPLで通用するかは分かりませんけど、チャレンジくらいしてもいい出来だと思うんですけどねぇ。ダメなら数人交代するだけで今のシステムにチェンジすることも出来るわけですし。

    記者会見でのエメリのコメントもなぁ。チェンさんの意訳であるところもあるでしょうけど、勝った試合も負けた試合もいまいちどこにポイントとか改善点があるのか分からないんだよなあ。コメントでもっと中央を崩すようにコンビネーションを改善する必要があるとか、中盤をコンパクトに保つために前線が下がるとか、ラインを勇気をもって上げるとか、そういうこと言えば、クラブ哲学に沿ってるとかファンも分かって、もう少し辛抱して応援しようって人も出てくると思うんだけどなぁ。

  4. 戦術面はそこまで詳しくないので、メンタル面の話になりますが、エメリってビッグクラブのマネージャーとしてやり方が向いてないんじゃないかなーと思います。

    エメリって、自分のやりたいサッカーが固定されてて意地でも変えない。これって中堅以下のクラブでは戦術が浸透しやすくていいと思うんですけど、ビッグクラブには向いてないと思うんです。
    ビッグクラブにはある程度他と比べて個のスキルが高い選手が多い。そのアドバンテージを活かそうと思ったら、監督のやり方に選手を無理やり従わせるのではなく、今の戦力が最大限活きるような戦術を考えてやる方が合理的だと思います。
    結果的に守備が落ちるとしても、それ以上に攻撃面でメリットがあるのなら、それをやるべき。攻撃な戦術だと、絶対に守備が向上しないわけではないばず。

    また、選手に適性がないポジションをさせるのも反対です。個のスキルが高い選手はその分プライドも高いので、士気に関わると思います。それで選手の反発食らったときに、逆らった選手が一方的に悪いと決め付けるのもナンセンス。人身掌握もマネージャーの役割だと思います。

    私はサッカーだけでなく別のスポーツも結構見るのですが、巨大戦力の扱いが上手いと思うのは、野球の原監督ですね。聖域を作らず、その試合毎に最善手を尽くすという勝負の鉄則を貫いている。且つ主力のプライドも傷つけない配慮もしている。最近どうしてもエメリとの差を感じてしまいます…。

    エメリがレベルの低いマネージャーと言うつもりはありません。ただ、やっぱりビッグクラブには向いてないと思ってしまう…。

    1. > エメリって、自分のやりたいサッカーが固定されてて意地でも変えない。

      や、逆にそんなことないと思いますよ。そのときのチームに応じた戦術でプレイするというコーチという評価だと思う。

      だから彼には「攻撃的にプレイしろ!」って命令すれば、きっとそんなフットボールをやるんじゃないかなと。それがこのエントリで書いてる話しです。

  5. この白熱したコメント欄をどんどん降りていくとかわいいおっぱいのお姉さんたちにたどり着くとゆう。毎回楽しく見させてもらっとります。

    いったい誰なら今のあたしたちが満足できるチームにしてくれますかね。ベンゲルさんの末期と比べたらスカッド的にも相当恵まれてるはずなんでエメリ以外なら誰でも、とゆうのはなしにして。
    あたしは夢も含めてアルテタです。あのときもし彼が来てたらと思うと…。ベンゲルイズムとペップイズムの融合。めっちゃすごそう。

    1. おっぱいでクリック率がすっごい違ってくるんで。やっぱりおっぱいはすごいですよ。

  6. いつも更新お疲れ様です。

    先日のCLのザルツブルクーリバプール見てまして、
    いちファンとして楽しめる試合とはこーゆーことだよなぁと思いながら見てました。
    ザルツブルクの場合はそもそもの戦力差は歴然だったゆえに相手リスペクトではなく自分達のフットボールを貫くみたいな感じだったのでしょうが。
    うちの場合は、リバプール完全リスペクトして対策して戦いに行ってチグハグでしたので…。
    ああいう戦い方がエメリのカメレオン的な戦術なのかも知れませんが、純粋に見ていて熱くなれる、アーセナル好きで良かったっていう試合をAチームでも見たいだけなんですけどね。

    エドゥに喝入れてもらわないと。

  7. 先日アーセナルコラムさんで見かけた内容なのですが、ジャカやセンターバックの個人エラーが多いのは、守備に不安のあるSBを抱えているため中盤3枚をフラットにした上で、端2枚にそのカバーというタスクを負わせているからという意見でした。横に揺さぶりをかけてくる相手には守備の完成度がイマイチなゲンドゥージではスライドが間に合わず、結果として中央がぽっかりと空いてしまうという意味だと思います。エメリはいまいるコマをうまく使えていませんが、全くの無策ではないと思います。ちなみに私は若手が順調に育ち、セバージョスのような選手が来夏取れれば、ジャカは来年の今頃にはスタメンを外れているのではないかと思います。

  8. いや、エメリのこと嫌いすぎー(笑)

    割と柔軟性があるタイプだと思いますが、守備の駒が揃っていない序盤戦は柔軟性が失われたような気がするので、これからの巻き返しに期待してます。

    あと、エメリは若手の扱いに長けた監督なので、その部分に対する評価はアンフェアかと。パリ時代も、キンベンペやエンクンク、ロチェルソなど多くの若手を登用しました。就任一年目からスタイルを浸透させつつ、若手も起用しろというのはなかなかにハード。二年目から若手を積極的に使っているのをシンプルに評価してあげたい。

    選手からの不満が目立って漏れておらず、結果は出てる現段階で、エメリを責める気にはなれないっていうのが正直な感想です。

  9. 実は既に攻撃的サッカーやれって言われての4-3-3だったり
    昨シーズン末からバックラインはロロ→ルイスになっただけなのに今年は5バック余りやりませんし…

  10. ヴェラッティをのポジション上げてでも〜ってくだりが現在のトレイラを彷彿とさせますね。
    エメリは創造性のあるNO10プレイヤーが徹底的に嫌いなのかもしれません。
    パストーレ、パレルモ時代に見ましたが素晴らしいファンタジスタでした。
    こういうパストーレといいエジルといいどこか計算ができない天才肌を毛嫌いしてるとしか考えられません
    モウリーニョもエメリと同じ守備的(エメリは守備的と言っていいのかわからんけど少なくとも攻撃的ではない)・現実的監督でしたが、エジルは使い続けましたよ。そういう計算できるシステムは絶対あるはずですし、それが見つからなかった(見つけようとしなかった)のはエメリの限界でしょう。

    1. モウリーニョが若きエジルを使っていたのは何年前でしたっけ?
      あと外す時もあったらしいですね。後半下げたりとか

      1. cr7にアシストするためだけに存在を許されてましたね。ただモウリーニョはCR7以外の選手には絶対守備を課すのでエジルも頑張ってましたよ。おっしゃる通り、後半ガス欠になって変えられることが大体でしたが。

  11. 最近相手チームのことを無条件でレスペクトし過ぎちゃうんか?相手の弱点をもっとついて長所を引き出す一貫性のある戦術を個々の試合に柔軟にだせばええんちゃうか?(攻めるときは攻める、守るときは守る)やっぱりアタッキングフットボールがアーセナルのバリューだから、そのベースのチームコンセプトと創造性はかかせんのちゃうか?(→エジルを過度に登用することもないが、無視することもない、と同義)。チームの競争を引き出すためにもパフォーマンス次第で選手をどんどん入れ替えてもええんちゃうか(怪我人少ないし、選手も揃ってきているし)。→サンレヒさん、いんちき関西弁でエメリんに宜しくお伝えください。

  12. 俺は433且つ18歳?のサカ使ってぺぺを守備の負担させずに前線残すチームを守備的とは思わんな。
    あとファンフォーラムでサンレヒがエメリは常に練習でハードワークした選手を使うのがポリシー、と言っとる。とすればエンケティアを使わなかったのも単純にアピール不足という判断からでは? リーズでも怪我もないのにリーグ戦スタメンなし、ビエルサも他にも選手がいると発言、なんならU23に出てるぐらい。サカもエメリの言うことが分からんことがあると言い、それが練習で見られたら起用もしづらいはず。
    昨季は1年目でユングベリもおらずU23も把握できてなくて当然。その中で怪我人でベスメンは組めず、でも1stチームの実力見極めつつ自身の戦術織り込んでELPLで結果も求められる。その中でPSで評価してたナイルズ始め、グエンイウォビトレイラ等むっちゃ起用した上で更に若手を、ってのはハード過ぎるかなと。
    でもEL敗退で補強進まない、スカッド整理に目処、若手を見る機会も増える、から若手起用するといって今季実行。確かPLで1番平均年齢低いチームで3位なのをそこまでネガティブに掘り下げなくてもいいと個人的には思う。
    長々とすみません。

  13. 今シーズンのエメリアーセナルの不調にはサイドバックのメンバーチョイスが決定的な要素となっています。
    サイドを起点としてサイドtoサイドの揺さぶりで崩そうとするチームにおいて、サイドバックの戦術理解の欠如は決定的です。おまけに守備にも大きな不安がある両サイドバックを抱えていてはセンターラインのカバーエリアが倍増しどんなにクオリティーを備えたセンターライン(セルヒオラモスは例外)でも対応に苦慮する状況となっています。
    トレイラの起用法についての疑問には同意しますが、ジャカの起用に関する批判は結果に囚われた結果です。

  14. エメリはサイドバックで幅を取る監督だからNo.10タイプは求めてないのでは。サイドバックが上がった後ろのスペースを2ボランチと2CBでカバーするのも無理があると思いますし。
    今シーズンのリーグ戦の停滞感はサイドバックが効果的な攻め上がりが出来ていない(ウィングへのサポート、連携不足)と最終ラインのリーダー不足(ラインをズルズル下げてしまってライン間の間延び、スペースを悪用され過ぎ)が原因だと思います。
    ジャカにはある程度は同情が必要かと思いますし(それでもスタメンに相応しいかは疑問ですが)サイドバックのファーストチョイスの2人が入ってからでなければエメリの進退までは早計な気がします。トレイラの起用法についての疑問は同意です。

  15. 皆さんが議論されている攻撃的・守備的か、若手をいかに使っているかとかは個人的に結構どうでも良くて、プレスがかからない(かけられない?)ために、ラインを下げてブロックを敷いた守備→縦へ速い攻撃しか仕込めていないように見える点が1番もやっとするんですよね。それならフィジカリーなバーンリーとかの中盤を持ってくれば良くて、ジャカやマテオ、ダニを使う必要もないですし、わざわざアーセナルでやる必要もない。ウイングを使うフットボールの必要もなくて、2トップでよいと。

  16. デニススアレス擁護派が一定数いることに驚きですね。そもそもフィジカルコンディションの整ってない選手を獲ったところに上層部の過失がありますよね。買い取り義務のないレンタルだったので、本来は使い倒すくらい使ってもいいものの、実際はほとんど稼働出来なかった。

    あと、やたら若手を保護するみたいな風潮も疑問です。アーセナルは優秀な若手がアンダーカテゴリーに在籍していて、彼らをトップに引き上げ、もしくは別のチームに売却することでクラブを経営していくことをクラブ哲学にしていたはずです。

    スアレスのポジションは層の薄い箇所ではないのだから、ウィロックを使うことがクラブ哲学的に一貫してると思います。もちろん見知った選手を使いたいエメリの気持ちもわかりますけどね。ベンゲルさんみたいに長期政権が約束されてるような立場じゃないのでね。

    使ってまだ通用しなくても、課題は見えるだろうし、なにより若手にチャンスがあるクラブなんだと、選手自身にアピールすることができます。第2、第3のグナブリーみたいな有望だけど、安価で売ってから別の箇所でブレイクするようなケースは避けないといけませんよね。

    1. それつまりイウォビの昨季と夏の売却は成功で、その下の選手達を今季序盤から使うのも正解という事ですね。

      昨季後半戦に多く起用して中途半端にブレイクして、サカウィロックらがCLを餌にメガクラブに根こそぎ刈り取られてたらそれこそ最悪ですから

  17. この記事はタイムリー過ぎますな。w

    しかし読んでて僕が気になるのは、その後SPGとエメリはどうなった?なんだけども。
    (実際にはネイマールがどうとかの件でチームが空中分解した、みたいな話だったと思いますが)

    アーセナルの中盤も、今後機能するんなら別に問題はない。
    ホークスさんの言われるように、今でもエメリはペペを右ウイングに張らせる、ある意味非常に志の高い布陣をしてる。
    中盤が機能すれば、(多少ダイレクト過ぎて面白味には欠けると思うが)攻撃的なサッカーができるのかもしれない。

    しかし2年目の今の時点で一から作ってる中盤が、今シーズン中に機能するようになるんだろうか?
    特に今のやり方だと、ゲンドゥージがビルドアップの面で飛躍的に成長しないと機能しそうにない。

    そう見ると今のエメリは、単に現実的という感じではないような気がする。
    「ずいぶん大きな風呂敷を広げよったなワレ。それで、、来年も監督でいる気でおるんか?」というのが僕の感想なんだが。

  18. チェンさん、失礼します
    バルサはいいですよ
    ファンハールがいくらタイトル取ろうがスタイルに納得いかなければソシオが追い出しちゃいましたから

    残念ながら20年以上培ってきたスタイル、グローバリズムに乗ってビッグクラブに押し上げたスタイルは多くの人にとってはそこまで重要じゃないみたいです

    クラブが人を大事にする姿勢やピッチでの自己表現

    パスアンドムーヴでボールに対してどんどん人が絡む
    そのスタイルの上に選手が自己表現するアドリブ、アイデア、才能

    その為のトレーニング、アカデミーまでの一貫性、エミレーツのピッチの幅に至るまでフィロソフィを前提にしてきました

    自由偶然の余地を狭めて、より組織的に戦術的に戦い自由偶然をなるべくコントロールしようとするのが現在のスタイル(フットボールから自由偶然を無くすことは出来ませんが)

    好き嫌いの問題です、私は嫌いですが

    そもそもフィロソフィはたった一年で既に死んでいます
    見事なまでにあっという間にですよ

    ジョシュ自身が言っているとおり、あれはベンゲルだから出来たのだと
    これからはアメリカ人らしくより合理的な経営、人事、戦いをしていくのでしょう
    戦術的な戦いが好みだと言っていますしね

    冗談抜きでモウリーニョの可能性もあるかもしれません、私にとっては絶望的ですが、、

    結局監督はパーソナリティが重要です
    人心を掌握したり、ピッチ含めた空気を変えたり、ユーモアだったり
    エメリにはその点が物足りない

    競争力保ちつつ、スタイルを維持することはイングランドでは難しくなってしまいました
    圧倒的な投資を他よりスピード感を持って即断即決していく
    それらが席巻していくのはチェルシーでもシティでも中国でも同じです

    それでも踏襲しつつ緻密に戦って欲しかったですけどね
    普遍的に素晴らしいことですから

    あまりに試合を殺されると、週にたった一度の楽しみにいったい何を見せられているんだろうと感じてしまいます
    生活の一部だったフットボールがスペクタクルなものであればそれは最高です

  19. 壮大で抽象的な話になりがちですが、
    根本的な事実の認識がポッカリ抜け落ちていますよね。
    その「フィロソフィー」は現在の欧州サッカーのトップレベルで通用するのか?
    同じくプレミアリーグのトップレベルで通用するのか?
    もしそれが2〜3年前に通用していたなら、そもそも5位6位やEL4強止まりに終わっていない。通用しないから対BIG6で勝てなくなった。

    つまりベンゲルの哲学がPLでもELでも通用しなくなり監督が交代しました。

    「それ」が最先端のポジショナルサッカーに対抗し得るものであったなら、今でもベンゲルがアーセナルにいて、或いは今でも欧州サッカー界で需要があり、活躍しているはずです。しかし現実はどうでしょうか?
    クラブはスーパーバイザーとして、クラブ愛を声高に強調する彼を今必要としているでしょうか?

    クラブ再建が大事な任務で、それにはCL出場権かEL優勝が必要。次にサラリーの高過ぎるベテランを放出し若くて安い選手でチームを作る。

    現実のプロサッカーの世界では、勝てなければ存在を否定されます。そうやってベンゲルもモウリーニョでさえも職を失ってきた。とにかくファンも目を覚まして現実的になるしかないです。

Leave a Reply

Your email address will not be published.