hotいま読まれているエントリ

Arsenal, Arteta, EPL, Ljungberg, Match

【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs マンチェスター・シティ(15/Dec/2019)アルテタのゲイムプラン

ミケル・アルテタの件

ペップがアルテタに任せたアーセナル戦

ところで、3年前のアーセナル戦で(2-1でシティが勝利)、AFCを退団してたった半年のアルテタに「自分よりよほどAFCのチームを知っているから」と、グアルディオラが試合を任せたというエピソード。『The Athletic』でマイケル・コックスが紹介していたが、これは周知だったのかな? 恥ずかしながらおれは初めて知りましたね。

このときアルテタが任せられたのは、チームセレクション、戦術、チームトークということ。まるっきりヘッドコーチの仕事である。

アルテタ:(試合を任されたこと)わたしにはグレイトだったね。わたしをものすごく信頼してくれたということなんだから。トリッキーなビッグゲイムだった。(ペップから)こう云われたんだ「キミのほうがわたしよりよくわかっているだろ。グループにアイディアを浸透させる準備をしてくれ。キミが思うベストをやってみてほしい」

もちろんわたしは慎重だ。それ以前にもいくつかのことは準備していたんだ。ペップから意見を訊かれたときのためにね。わたしは彼にアイディアを説明したよ「これが彼らがやることで、こっちがわれわれが取る試合へのアプローチ」と。

彼はOKをくれて、試合を準備することになった。選手たちがどう受け止めるかはわからなかった。最初は少し驚かせたと思うが、わたしのアーセナルとのリンクを知って、それなら理にかなっているとなった。

「今週のマネージャーはミケル。彼は誰よりも相手を知っている」。それがペップから選手たちへのメッセージだった。

はえー(アホ面)。

いや、正直なところアルテタってマネージャー経験皆無で、いくら評判がいいからと云って、評判だけでそこまで評価されるものかと、あてくし思っていたのだけど、こういうのもあったんだねえと。

ちなみに、PGがタッチラインバンでベンチに入れなかった試合(去年のCLリヨン)でも、アルテタがヘッドコーチとしてシティを率いたということ。

もうアルテタでよくね?

こんなのもあったなあ。

シティ戦で炸裂したアーセナル崩し。アルテタのスカウティングとは? | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

アルテタについてグアルディオラ「(マネージャーになる)準備はできている」

そんなこんなでミケル・アルテタのアーセナル行きがまことしやかに囁かれているわけだが、グアルディオラ自身が今シーズン限りでシティ退団の噂もあり、クラブが引き止めにかかっているとか、アルテタ本人がシーズン中の退団を希望していないとか、すぐにでも行きたがっているとか、アーセナルはアルテタにもほかの候補と同じ面接手続きを求めるとか、毎日のように新しいニュースが報じられている。

グアルディオラはこの件についてどのように考えているのか。プレス会見で記者の質問に応えた。

PG:45才だって(マネージャーになる)準備ができていないこともあれば、35才が準備できていることもある。彼のみぞ知るだ。

数週間前に状況については話した。そこから加えることはないよ。2週間前に云った、彼は2週間の経験を得た。だから彼は準備できているよ。

2週間前の発言というのは「彼の希望進路は妨げない」というやつだな。たしか。

これでエヴァートンに行ったら笑う。

試合の話題に戻ろう。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

8 Comments on “【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs マンチェスター・シティ(15/Dec/2019)アルテタのゲイムプラン

  1. ここにきてチェルシーが急激に調子を落としたことでトップ4争いが混戦になりつつある。ひとつの椅子を5,6チームくらいで争うような状況もあり得る。トップ4の望みが絶たれたかと思ったが、少しは可能性が出てきた。

    こういう状況であれば、シティ相手に勝ちに行くより、負けない戦術でも全然許容できる。普通に勝負したら10回やって1回勝てるかすら怪しい相手だが、引き分け狙いのゲームプランなら3割程度は可能性がありそう。

    トップ4争いの相手に勝ちを狙い、トップ3のチーム相手には引き分け狙いってのが、悲しいけど現在のアーセナル。

    正式に監督を据えたら、ロマンを求めるなり、現実的な路線に舵を切るなり、方向性を定めていけばいい。状況は簡単ではないが、チェルシーが転げ落ちてきた今はトップ4争いのチャンスだ。パパの言う通り、インテンシティ高く、泥臭く戦ってほしい。COYG

  2. 今シーズンの不調の要因にはファンの特定の選手に対する過度なバッシングがあると思う
    ユングベリ初陣の試合も完全にDFがミスを恐れて守備で逃げ腰だった
    こういう時こそ支えて、スタジアムの雰囲気を素晴らしいものにして欲しい

  3. ベンゲル時代から悪い時というのはPA付近でワンツーが消えた時でしたのでもうずっと半年以上そうと言えるのではないかと。立て直すバックボーンが戦術なり得意な形とかあったのですがエメリが変更しすぎて混乱したのでベスト自体を忘れてしまったという印象です。
    守備に関してはコシェルニが司っていたラインバランスがルイスに変わって更に早く引いて形を作るチェルシー風なのとプレスの掛け方が弱いのもあってムチャクチャ中盤にスペースが出来ているという印象ですけどこれは戦術詳しい人から見るとどういうことなのか気になる点ではあります。

  4. SB・CBがこの状態ではどうやってもサイドは狙われると思う。幸いジャカ→ゲンドゥージなのでDMFのカバーはあるだろうし、そこから奪った直後のビルドアップもコンパクトにやれれば。

    ルイスがもう少しロングパスを我慢してクサビを入れてくれれば、もう少しラインは高くなりそうだ。チェンバースの奮闘で前へのプレッシャーも出てきてる。

    守備も重要だが、奪った直後のビルドアップが大事だと思う。アーセナルの現状を知ってれば必ずプレスをかけてくるはずで、だからこそプレスをはがす勇気が必要だと思う。
    ハイプレス全盛の今、どのチームもビルドアップは楽じゃない。しかし現代的なポゼッションとはそこで優位に立つことだと思う。このチームの未来は、今も昔も勇気とともにある。勇敢に粘り強く戦って欲しい。

    1. なぜジャカ→ゲンドゥージでカバーが増えると思ったのか、試合見てらっしゃいますか?

      1. 少なくともジャカよりも走力があるからですね。これ説明が必要な事でしょうか?可能性を追うしかないでしょう現状では。不満を言うだけなら誰でもできます。

  5. 戦術どうこう以前の問題だよね今
    酷すぎてとても一試合通しで観てられない

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *