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アーセナルの2021年1月の移籍プランとポストBrexitの影響

先ほどELラピッド・ヴィエナのプレヴューエントリをアップしたのだけど、アルテタコメントでフォロウし忘れたものがあったので追記的に。

たぶんこの試合の試合前プレス会見での発言だろうが、オフィシャルサイトのトランスクリプトからは漏れている。

ジェイムズ・ベンジが移籍した『CBS Sports』より。

Premier League schedule, fixtures, results, how to stream, watch on TV: Tottenham, Leicester climb standings

それと、昨日くらいにニュースになっていた件。来年からイングランドクラブに影響が出るというBrexitによる移籍活動のレギュレイション変更についても触れておこう。



冬の移籍プランについて語るアルテタ「ビッグチームにはミドフィールドから得点できる選手が必要」

アルテタ:(1月のプランについて)計画している。エドゥともクラブとも1月に何ができるかについて話しているところだ。しかし現時点ではとてもむずかしい。スクワッドがどうなるか予測ができないし、いまはかなり制限されている。

みんなでどうなるか観ている。マーケットが動き出したら、準備をすることになるだろうし、1月のマーケットが制限されていることも理解しながら何か動かねばならない。

(ゴールができるCMを探す)とても明解なことだ。もしキミが「彼らにそれができるか?」と云うなら、そこにはクエッションマークがある。過去にやってきたことか? 答えはノーだ。

われわれはミドフィールドからゴールをしていない。それは何も今年だけのことではない。それは何年にもわたりそうだったし、それは解決しなければならないことだ。

選手たちのクオリティやキャラクターを変えることはとてもとても難しい。

ビッグチームというもはミドフィールドに得点できる選手が必要だ。セットピースからゴールを加えられるセントラルディフェンダーも必要だ。もしそうしたマージンを失う始めるのなら、ポインツを失い始めるのなら、トップチームでなくなり始めるのなら、それはもうサイエンスではなくなる。

以上。

この記事の図表をお借りすると、アーセナルのセントラルミドフィールドの選手たちのゴールはこんな感じに悲惨なものになっている。

誰が一番がっかりって、ぼかあセバーヨスだなあ。彼は必ずしもずっと深いポジションだけで起用されてきたわけじゃないので、50試合で2得点は寂しすぎる。ちなみにすべてのコンペティションでのアシストは昨シーズンと今シーズン合わせて「3」ですぞ??

ということで、先日の「あと5-6つのポジションで選手が足りていない」につながる件だったので、追記的に書いてみた。

1月にはちゃんと動いてくれるならそれはうれしい。

Brexitで海外選手についてイングリッシュクラブの移籍活動制限が始まる

この件はしばらく前にもこのブログで少し触れたことがある。

ポストBrexitを見据え戦略的青田買いをするアーセナル。ジョージ・ルイスの獲得を発表 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

イングランドがEUを脱退する「Brexit」の影響でこれまでできていたことができなくなるということで、今回FAから具体的にどのようなレギュレイションになるか発表された。

Plan agreed on entry requirements for overseas players in England post-Brexit in 2021

要点をまとめると、

  • PLクラブは18才以下の海外選手とサインができなくなる
  • 18-21才までの海外選手とは単一の移籍ウィンドウでは3人以上とはサインできない
  • EU諸国からの選手には以下が要求される(シニア代表試合出場、売るクラブのリーグポジション、クラブ試合出場・国内リーグ及び大陸コンペティション出場)

などなど。

詳しいことはFAのサイトをご参照あれ。

以前は「16-18才の海外選手とサインできなくなる」と伝えられていたが、「18才以下」とごっそり制限されるようだ。

1月のウィンドウはともかく、これまでアーセナルは外国から若い選手の青田買いをたくさんやってきたので、今後はもちろんかなり影響が大きいと云える。

ノーモア・セスク。ノーモア・ベレリン。

これは2020年の12月31日以降に施行されるというので、来年しょっぱなからである。

Brexitってなんなん?

 

おわり



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