試合結果予想
BBC Sports (Chris Sutton) 1-1
Sky Sports (Jones Knows) 0-1
WhoScored.com 1-2
いちおうアーセナルの敗けなし予想。でもあまりゴールが入る試合になるとは思われていないようだ。
サットン:アーセナルはこの2シーズンでSBで連勝しているが、3連勝するようには思えない。
この試合はグラハム・ポッターがこの試合にどうアプローチするかによりそうだ。彼の先輩のひとりであるクラウディオ・ラニエリのように、最近の彼は戦術的にもチームのちょっとしたTinkermanである。
全体として、ポッターはよくやっている。彼のチームのバックが前回のブライトンでやったように悪くなるとは思わない。
ノウズ:チェルシーは、グレアム・ポッターの下で、数字からすると攻撃においては相変わらずオーヴァパフォーミングがある。
チェルシーのPL直近6試合での平均Non-Penarty xGは、P90で1.06。これはトップ4のチームからすれば、がっかりリターンである。しかも、その相手はウォルヴズ、ヴィラ、ブレントフォードのようなチームだった。対照的に、アーセナルはそれが今シーズンは1.82ある。
そしてチェルシーはマンU戦では、それが0.28に落ちた。れっきとしたトップ6との対戦で、ジョルジーニョの藪から棒のペナルティがあった試合。
ポッターの下で鋭いプレイをすることもあるし、彼はチェルシーできっとうまくやるだろうと思う。だが、リース・ジェイムスによる自然な幅とクリエイティヴィティ、エンゴロ・カンテの生産性を欠き、チェルシーはトランジションでやや失っているものがあるように観える。
だが、懸念はアーセナルのアウェイでの攻撃のほうにもある。アーセナルの直近4つのアウェイ試合では、攻撃の数字に著しい低下がある。この間、アーセナルは3点しか取れていないし、ホームの後押しなしで、サウサンプトンやリーズのインテンシティには苦しんだ。
試合のみどころ
正直なところ、ここまでのアーセナルのパフォーマンスの流れを観ても、この試合は全然安心できないのだが、このチームはそのときの流れに反して、けっこうこうしたビッグゲイムで驚くようなプレイをしたりする。
いますぐに思い出せるのは、去年4月のこの対戦。あたしもすっかり興奮しちゃってる。てへへ。
【マッチレビュー】21/22EPL チェルシー vs アーセナル(20/Apr/2022)Top4 is NOT dead | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
トップ4を目指すなか、シーズン終盤にミッドテーブルチームに3連敗して、ズンドコの気分からのこの勝利。あのときもまさか勝てるとは思ってなかったから、かなり驚いた。
だから、今回も急に見違えたようなパフォーマンスを見せてくれるんじゃないかと、淡く期待する。チェルシーのチーム状態もあんまりよくないわけだから、このチャンスを生かさない手もない。
そして、やっぱりターニングポイントにしてほしいのだよね。好転させてほしい。Zurichではできなかった。
シーズン始まってからのポジティヴな空気からすれば、ジェズースはいまごろG10くらいしていてもらいたかった。結局そうならなかったわけだが。
でも、このままなわけもない。どこかで変わるはず。それをこの試合でやってくれたら最高。
この試合のみどころは、だからもちろんジェズースのゴール。あとはやっぱりオバメヤン。
ジェズースはゴールがなくても、チームプレイにおける貢献がすごいし、いま彼を退団させたことはアルテタの間違いだったと思ってるファンはほとんどいないんじゃないかと思うんだが、それでも、ここでオバメヤンを沈黙させて、その思いをあらためて感じたい。
オバメヤンは、退団した直後はそれほどでもなかったが、やっぱり最近の例の発言などからすれば、まだクラブ(アルテタ)を恨んでいるようだし、とても円満退団とは云えない。そういう選手に云いたいことを云われているのは、ミケルだって不満だろう。
ここでオバメヤンがプレイし、彼をしっかりと止めて、アーセナルが試合に勝てば、あとはみんな負け犬の遠吠えになる。
ミケルはここでチームの実力を証明する必要がある。
キックオフは、日本時間で11月6日(日)21:00。
ところで、現地がお昼12:00というこのキックオフ時間は、日曜の試合としてはだいぶめずらしいんだそうで話題になっていた。
Why is Chelsea vs Arsenal kicking off at 12pm on a Sunday?
ぼくら極東のファンからすると、この時間に試合が始まるのは日曜夜で最高に観やすい時間でも、ほかの地域のファンからは「朝6時起きだフザケンナ!」みたいに不評もある。しょうがないね。だって地球は丸いんだもん!(なんだっけこれ)
何時のキックオフだろうが、勝ちましょう。
COYG!