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【マッチプレビュー】24/25 カラバオカップSF ニューカッスル・ユナイテッド vs アーセナル(5/Feb/2025)補強なしでも勝てると証明する

ニューカッスルについて

PLで現在6位。現在のトップ4争いはけっこう熾烈で、チェルシー、シティ、ニューカッスル、ボーンマスの4チームが3ポインツのなかにひしめいている。そのすぐうしろにヴィラ。彼らの冬ウィンドウは、じつに野心的だった。なんでアーセナルは(以下略

ニューカッスルの4位争いがかなり興味深いのは、もちろんIsakの件があるから。

アーセナルは夏に彼に本気と各所で伝えられているが、もしニューカッスルが来シーズンのCLを得たらノーチャンスだろう。だが、彼らがCL、あるいはELさえも逃すようなら、移籍の可能性はぐっと上がる。今回アーセナルファンはこれだけ我慢しているのだから、それくらいのごほうびもらってもバチは当たらない。ドリームターゲット。

キープレイヤーズ

Isakはその後も絶好調で、PLでここまでG17 A5を記録している。彼がすごいと思えるのは、今シーズン彼がプレイしたPL22試合中、14試合でゴール貢献(ゴール・アシスト)していること。時期によってムラがなく、毎試合のようにゴールを決めている安定感。ストライカーによっては、試合によって偏りがあることも少なくないが、彼のパフォーマンスは非常に一貫していると云える。そういったところも、アルテタが気に入っているところだろう。

あとは、Bruno GやGordonあたり。ウィロックも地味にアーセナル戦で仕事している。

フォーム

12月なかばから9連勝(※すべてのコンペティション)というファインフォームをやったあと、は直近3試合でLWLとやや不安定に。

とくにホームでは、今年初めて連敗している最中(PLボーンマス、フラム)。

リーグカップでは、ここまでの5試合で全勝。フォレスト、チェルシー、ブレントフォードなどに勝っている。もちろん、アーセナルにも。

チームニュース

Harvey Barnes、Jamaal Lascellesがアウト。

Joelinton、Callum Wilsonがダウト。

Howeの試合前コメントでは、JoelintonとWilsonは可能性があるようだ。

前回の対戦について

先月のセミファイナル1stレグ。「運」について考えました。

【マッチレビュー】24/25 カラバオカップSF アーセナル vs ニューカッスル・ユナイテッド(7/Jan/2025)アーセナルは不運なのか問題 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

試合結果予想

BBC Sport (Chris Sutton’s prediction)  N/A

Sky Sports (Jones Knows)  N/A

WhoScored.com   1-2

1-2ということはアーセナルの敗退予想か。ありえそうなリアルなスコアには見える。

試合のみどころ

ニューカッスルは、前回ファーストレグのエミレーツで2-0で勝っているため、アーセナルがファイナル進出を決めるためには、このアウェイの地でそれ以上の結果が必要になる。今回のタスクはなかなかにタフな条件だ。

アーセナルは、今シーズンはすでにPLとリーグカップと2度ニューカッスルに敗けていて、ここで敗ければ3連敗。それは、アーセナルのようなクラブで許されることではない。

前回の試合を振り返ると、ニューカッスルの9、Isakがdifference makerになった試合で、チャンスをつくりながらそれをことごとく無駄にしたアーセナルは決定力のなさを嘆くことになったし、冬の補強の必要性があらためて強調された試合だった。そして、結局アタッカーをひとりも獲得せず、失望の冬ウィンドウが終わった直後に迎える今回の試合。

チャンスを量産してゴールできず、相手にはワンチャンスでゴールを奪われるみたいな、前回と同じような試合展開になれば、アーセナルファンは泡吹いて後ろ向きに倒れてしまうだろう。ばったーん。はい死んだ。

正直、カラバオカップを敗退したところで財政的にも大したダメージはない。しかし、アーセナルには克服すべきテーマがある。既存の選手たちでもちゃんと十分なゴールが決められること。それが試される試合がいきなりやってきた。

この試合のみどころは、アーセナルがいまいる選手たちで問題を改善できるかどうか。ズバリ、ゴール。

アーセナルは間違いなくボールを持ってチャンスはつくる。前回SJPで1-0で敗けたPL試合では、チャンスクリエイションにも課題を残すことになったが、あのときはオーデガードを欠いていた。だから、その点では心配はしていない。

問題は、つくったチャンスをゴールにコンヴァートすることだ。

まあ、相手もふつうに強いし守備も分厚い。エミレーツでのような試合までは期待できないかもしれない。ということは、逆にわれわれがワンチャンスを決めるみたいなことをやらねばならない。先日のシティはそんな感じだった。1.0程度のxGで5ゴール。もちろん、守備ではシティよりニューカッスルのほうがだいぶ上等なのだから、あれほどうまくいくとは思わないが、それでも。

前回との違いといえば、アーセナルの自信レベルはあるだろう。あのシティにあんなふうに勝った直後。そういうわれわれの特別にポジティヴな心理状態は以前のこの対戦とは違うはずだ。

アルテタにとっては、ファンを納得させられるかどうかの試合でもある。この冬は、全アーセナルファンが望んでいるものをクラブはもたらしてくれなかった。それでもギャンブルじゃないというのだから、それを証明しないと。

アーセナルのキープレイヤーはワニエリ。なんかやってくれそうな気がする。

「イーサン・ワニエリはアーセナルに欠けているキラー?」 by Sky Sports

チームを救ってほしい。

 

キックオフは、日本時間で2月6日(木)早朝5:00。

気持ちよく勝ってウェンブリーへ。相手はLIVかTOT。どちらでもおもしろそう。

COYG!



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