18-19PLの36試合め、アウェイのレスター戦前にSky Sportsがウナイ・エメリに単独インタビューを行っていた。 今シーズンも引き続きだいぶ浮き沈みのあったアーセナルだったが、PL4位以内/ELタイトルどちらの目標も残り15日間ですべてが決まる。 新マネージャーの今シーズンの評価に決定的な影響を及ぼしそうな、極めて重大なこの時期にエメリの心境を訊いている。 Unai Emery exclusive interview: Arsenal’s progress assessed ahead of season-defining period このインタビューをざっくり紹介しよう。
【マッチプレビュー】18/19EPL レスター・シティ vs アーセナル(28/Apr/2019)ますます混迷のPLトップ4争い。アーセナルはここで敗ければほぼ終了。勝っても……
昨日スパッズがWHUに負けまして。 それによって、トップ4を争う6位マンUと直接対決の4位チェルシーに3位浮上の目が出てきた(GDはだいぶ差があるがポインツで並ぶ)。 もちろん、5位アーセナルもここで勝てば3位ToTに1ポイント差。同じく新たなモチベーションを持ってこのレスター戦を戦えることになった。もっとも、もしこの試合に勝ってもチェルシーが勝てば……。 ところでこの4チーム合わせた直近8試合で、なんと1試合しか勝ちがないそうで。 Man City 1-0 Tottenham Everton 4-0 Man Utd Arsenal 2-3 Crystal Palace Chelsea 2-2 Burnley Tottenham 1-0 Brighton Wolves 3-1 Arsenal Man Utd 0-2 Man City Tottenham 0-1 West Ham Only one win in the last eight league matches for teams in 3rd to 6th… https://t.co/BIw8fiiPO3 pic.twitter.com/6DxxegUA2x — WhoScored.com (@WhoScored) April 27, 2019 タイトル争いをしている2チームがテンションを保ってずーっと勝ち続けているのと比べると、いかにも腑抜けたトップ4争いになっている。 それはともかく。 アーセナルの現実としては、この超重要時期にPL直近4試合で3敗という悲惨なフォームで、今回のレスター戦は負けるとほぼPLからの来季CL出場は諦めたほうがいい状況だ。いっそELに集中できるというメリットはあるっちゃある。 この週末、最高のシナリオはチェルシーがマンUに負け、アーセナルがアウェイでレスターに勝利すること(アーセナルは4位浮上+3位に1ポイント差)だが、それはそう簡単ではないだろう。 チェルシーの勝敗はともかく、アーセナルがここで負ければ今季初のPL3連敗になるが、とても残念なことに、われわれのチームがアウェイでいい結果を残せると信じられるような材料がほとんどない。 Leicester City v Arsenal
【マッチレビュー】18/19EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(24/Apr/2019)痛恨の2連敗。エメリのばか正直
まさかこの土壇場で、ここまでいいところなく負けるとは思わなかった。惜しいとかじゃない。完敗だ。 シーズン最初のシティ・チェルシー以来のPL2連敗だそうで。衝撃的ですなこれは。。 Wolves 3-1 Arsenal: Gunners miss chance to go fourth in Premier League
【マッチプレビュー】18/19EPL ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ vs アーセナル(24/Apr/2019)負ければ崖っぷちのアウェイマッチ
背水の陣。の一歩手前。 18-19EPLも残り4試合。試合を消化していくたびに、1ポイントを競うような手に汗握る戦いになっているトップ4争い。 week35、暫定5位のアーセナルはトップ6以下では最強の呼び声も高いウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズとの難しいアウェイマッチを戦う。しかもトップ6チームにはめっぽう強いという、いまもっとも当たりたくなかったチームのひとつといえる。 先日ホームでCPにまさかの敗戦&シーズンを通してアウェイでの戦いに苦しむアーセナルにはかなり厳しい相手だが、もしここで負けると、ライバルチームの状況によっては残りアウェイ2試合を含む3試合で全勝がマストになりかねない。それはかなり避けたいシナリオだ。 したがって、この試合がアーセナルにとってはシーズン最後、ギリギリ残されたマージンといってもいい。 自らを崖のふちに追い込むのか、それともここで大きすぎる3ポインツを奪って一息つくことはできるのか。すべては自分たち次第だ。 Wolves vs Arsenal preview: Sokratis Papastathopoulos returns from ban
【マッチレビュー】18/19EPL アーセナル vs クリスタル・パレス(21/Apr/2019)貧弱なスクワッドデプスとクオリティ。ホーム連勝ストップ
ハートブレイクから回復するのに一日かかった。 もちろんこの敗戦でトップ4ホープが終わったわけでもないし、そこまで悲観的になることもないのかもしれない。とくに今週はライバルがすべてポイントを落とすという幸運もあったし、彼らの今後のフィクスチャを見るとまだ十分チャンスはある。 でもさすがにショックだったなあ。10連勝中のホームでボトムハーフに3失点とか。アーセナルの自滅の感も強いけれど、クリスタル・パレスには前回も連勝ストップさせられてたし、いつも以上に警戒して慎重になるべき相手だったと悔やまれる内容だ。 Arsenal 2-3 Crystal Palace
【マッチプレビュー】18/19EPL アーセナル vs クリスタル・パレス(21/Apr/2019)疲労のなかでも3ポインツが必須のホームゲーム
一週間に3試合がつづく過密日程は、シーズン終盤の最後のラストスパートのよう。 アーセナルのEPL34試合目は14位のクリスタル・パレス。昨日順当にToTがシティに敗れたため、この試合に勝つとまた3位に浮上することができる。 現在アーセナルがトップ4フィニッシュするためには、苦手としているアウェイでのフォームがカギと考えられているが、絶好調10連勝中のホームでは勝利は当然のものとなっている。 過密フィクスチャで選手のローテーションは必須ながら、今回もまたトップ4に向けて絶対に勝たなければならない試合だ。 Arsenal vs Crystal Palace preview: Aaron Ramsey ruled out with hamstring injury
【マッチレビューその2】18/19UEL LAST8 2ndレグ ナポリ vs アーセナル(18/Apr/2019)成熟した大人のパフォーマンスで完璧な勝利。ELはラスト4へ【マッチスタッツと論点】
激戦が予想されたELクオーターファイナルは、終わってみればアーセナルが格の違いを見せるかのようにナポリに完勝。 去年と同じくELセミファイナルへ進出した。 コメント集にひきつづき、マッチスタッツと論点を。試合を振り返っていこう。
【マッチレビューその1】18/19UEL LAST8 2ndレグ ナポリ vs アーセナル(18/Apr/2019)成熟した大人のパフォーマンスで完璧な勝利。ELはラスト4へ【コメント集】
ファーストレグを先勝しながらも、厳しい戦いが予想されたアウェイでのセカンドレグ。 アウェイゴール+クリンシートというこれまた最高の結果を出し、終わってみればホーム・アウェイで危なげなくELクオーターファイナル勝ち抜けに成功した。 今回は超苦手なアウェイマッチであったにも関わらず、ナポリというビッグクラブ相手にある意味「楽勝」といってもいい内容で、ナポリのファンには失礼ながら、個人的にはやや拍子抜けの印象だった。 しかし相手のことはともかく、エメリの戦術プランも選手たちの集中したパフォーマンスも文句なしの出来だったことは間違いない。 アウェイで意表を突くハイプレッシングから試合をスタートさせた前半、自陣でディープブロックを敷き試合を殺しにいった後半と、状況・時間に合わせて戦略を巧みに変えながらナポリの攻勢に対応。ポゼッションやシュートなど数字のうえでは一見圧倒されながらも、アーセナルは締めるべきところは締め、90分にわたり終始優位なポジションを維持しながら試合を進めることができた。 愚かな判断が一切入るスキのない、まったくもってプロフェッショナルのパフォーマンスだった。ちょっとアーセナルらしくなかったゾ? では試合を振り返っていこう。 まずはコメント集から。つぎのエントリで試合について語っていこう。 Napoli 0-1 Arsenal (Agg: 0-3) Alexandre Lacazette nets as Gunners reach Europa League semi-finals
【マッチプレビュー】18/19UEL LAST8 2ndレグ ナポリ vs アーセナル(18/Apr/2019)さあ仕事を片付けよう
のっけからCLの話題でアレですが、日本時間今朝のシティvスパッズでまさかの展開。ご覧になりました? まさかあんなことになるとはねえ。。 試合もすごかったんだけど、おもしろかったのは試合後の反応。ぼくがtweetdeckで並べているTLでは、グーナーたちの落胆の度合いがすさまじくて「人生最悪の日」みたいなひとばっかり。アーセナルが敗けたときよりも、彼らが勝ったときのほうが落胆が大きいっていう、こうなんというか、歪んだファンダムを見た気がしましたよ。でもそういうもんだよね。殺したいほど憎んでるライバルがいるのも、マイチームへの深すぎる愛情や執着の裏返し。 海の向こうには「アーセナル=人生」みたいなひとらがゴロゴロいて、パブリック・エネミーNo.1のやつらが喜んでいるところを見るのが何よりも苦痛。その地獄のような怨念が一斉に噴出しているところを見られたのはおもしろかった。 まあ週末のPLではシティが順当に勝ってくれるだろうし、CLセミファイナルだっていまのアヤックスの勢いならToTレベルには負けないだろう。そしてわれらは粛々とPLトップ4を目指すと。 ああ、あと今回は結局VARが勝敗を分けることになったんだけど、誰にもわかる確たる証拠が残っているから判定への不満が出ないのは新しい時代だなあと思った。もし今回VARがなければ結果は違っていたけど、その後に大きな議論になるのは避けられなかったわけで。 相変わらずVARは賛否あるが、それを利用してくだされる判定自体には議論の余地が(ほぼ)ない。運用さえ洗練されていけば、とても有用なツールになるだろう。 さて。ELである。アーセナルはホームでの快勝から一週間。今回はクオーターファイナルのセカンドレグ、アウェイのナポリだ。 Napoli v Arsenal ホームで2-0勝利しているおかげで、鬼門のアウェイながら心理的には有利に試合を進められる。 またアウェイゴールが決定的な意味を持つこともアーセナルにとっては大きい。しかし、敵も味方も口を揃えて云うように、ファーストレグとはまったく違う試合になることも大いに予想される。 アウェイの定石なら守ってカウンターだが、リードを守るために引くのか。逆に積極的に攻めるのか。ワトフォードにつづいてアウェイで結果を出せるか、エメリの戦略の工夫もチェックしたい試合だ。
最近のアーセナルニュース(17/Apr/2019)デニス・スアレスがケガ? アーセナルライフ終了か
プレミアリーグも残り5試合。18-19シーズンもいよいよ佳境に入り、アーセナルは国内リーグでもヨーロッパでも、いまだ自力で来シーズンのCL出場権を獲得できるポジションにいる。 ますます目が離せなくなっているアーセナルFCにまつわる最近のニュースをまとめたい。長いのでお覚悟。
【マッチレビューその2】18/19EPL ワトフォード vs アーセナル(15/Apr/2019)苦しみながら今季初のPLアウェイ3ポインツ【マッチスタッツと論点】
望外のリードをもらったにも関わらず最後まで苦しんだアウェイマッチは、なんとかアーセナルの勝利に終わった。 貴重な3ポインツをゲットしたワトフォード戦。コメント集に引き続き、試合を振り返っていこう。
【マッチレビューその1】18/19EPL ワトフォード vs アーセナル(15/Apr/2019)苦しみながら今季初のPLアウェイ3ポインツ【コメント集】
おめでとう。今シーズンのプレミアリーグで初めてのアウェイ3ポインツゲット。 結局序盤の相手のふたつのエラーによって得たリードをそのままキープしただけという、プレイ内容はまったくほめられたものではなかったが、アウェイフォームが今シーズンを決めるといっても過言ではないこの切羽詰まった状況で、エヴァートンでの負けを引きずらず、ひとまずアウェイの呪いを解いたことが大きい。大きすぎる。 これでアーセナルはテーブルでもトップ4に返り咲いた。さらに5位のチェルシーより1試合少ないのだから、残り試合が5つとなったラストステージでこれは大きなアドヴァンテージだ。 またこの勝利で3位とはふたたび1ポイント差に迫り、3位フィニッシュも射程内だ。この試合に負ければ63ポインツのまま6位だったことを考えれば、この勝利の大きさがよくわかる。 これでまた、われわれは自分たちの運命を自分たちで決めることができるポジションにつくことができた。 Watford v Arsenal まずはコメント集から。追って論点エントリで試合を振り返っていこう。