Arsenal, Arteta, FA Cup, Match

【マッチプレビュー】23/24 FAカップ アーセナル vs リヴァプール(7/Jan/2024)課題山積で挑むFAカップ初戦

アーセナルの2024年最初の試合は、FAカップのサードラウンド、リヴァプール。 アーセナルとリヴァプールは、3ヶ月連続試合の2試合め。 先月に行われた1試合めのPL@アンフィールドは、もちろんまだ記憶に新しい。PLでも、あんなにハイインテンシティな試合もないというほど激しくエキサイティングで、1-1ドロウの結果はアーセナルとしては悪くなかった。 しかし、それ以降アーセナルはWHUやフラムのようなチームにも連敗。PLの直近5試合で11ポインツを落とすという(W1 D1 L3)というミニスランプに突入している。トップを競うどころか、いつのまにか4位に転落し、トップのリヴァプールには5ポインツ差がついている。 そのようなこともあり、ニューイヤーウィークのアーセナル界隈のムードは、やはりネガティヴなものだっただろう。建設的な議論もあるいっぽうで、多くのファンが不満を感じているし、フラストレイションをためている。 したがって、アルテタはマネジャーとして、いまだいぶ難しい舵取りを強いられているが、このようなムードを打破するためにも、今回のFAカップをうまく利用したい。 ホームとはいえ、リヴァプールに勝つのはかんたんではない。アルテタがいかにしてこのチームのメンタリティを持ち上げて、ベストを引き出せるか。フラムでのショッキングなパフォーマンスから、どれだけ立ち直っているか。限られたスクワッドで挑む。 日曜の試合をプレヴューしてゆこう。

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【マッチレビュー】23/24 EPL フラム vs アーセナル(31/Dec/2023)勝つに値しないパフォーマンス

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。🎍 石川県やその周辺の人たちは、正月からえらい大変なことになってしまい。東京でもあのときなんだか変な揺れは感じていて、それが日本列島の反対側であんなことになっていたとは。読者さまをはじめ皆さまの無事をお祈りします。 さて、アーセナル。UKでは大晦日でも、日本では試合中に年をまたぐという、なんともおめでたい試合だったのに。超期待してたのに。除夜の鐘を聞きながら、あんなに気分にさせられるとは。少なくとも、まる一日はアーセナルから離れたくなった。まあみんなそう思ったよね。 あれは、2023年ぶっちぎりのワーストパフォーマンスであり、2024年もそうであると願いたいほどの。とにかく、ひどかった! これでアーセナルは、年末のPL 5試合でたった1勝しかできなかった。ハムとフラムに連敗してちゃあ、タイトルは取れない。 そしてこの試合は、前回のホームで敗けたPLウェスト・ハム同様、これまでこのチームに感じていた不安な部分が、アルテタに感じていた不満な部分が、もろに出てしまったみたいな気がして、けっこう問題の根が深いようにも思える。 パニックになる必要はない? 果たしてそうだろうか。 こんな調子で今年最初のエントリを始めねばならないツラさ。 Arsenal lose at Fulham and miss chance to go top

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【マッチプレビュー】23/24 EPL フラム vs アーセナル(31/Dec/2023)アーセナルで年越し

こんにちは。 もうつぎの試合である。そして、アーセナルにとっては2023年の最後の試合。おおみそかのフラム(A)。夜の11時からだから、日本では試合中に年をこすという。 前回のWHUがあんなだったので、いまアーセナル界隈にはDAZ~Nとした雰囲気がただよっているが、済んだことはひとまず忘れて、先へ進んでもらいたい。そんな試合である。 シーズン全体でみると、マッチデイ20はシーズン後半の始まりでもある。シーズン前半は、完全に期待どおりといえばウソになるが、問題を抱えながら、それでも去年にひきつづきトップを競っているのだから、プロジェクトのいまのフェイズなら十分だろう。 明日の試合をプレヴューしてゆこう。

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【マッチレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ウェスト・ハム・ユナイテッド(28/Dec/2023)ゴールが遠い

まさか、こんな結果になるとは想像もしていなかった。試合後のファンベイスは阿鼻叫喚といったおもむきで。 今年のホーム最終戦、PLウェスト・ハムは2-0で彼らの勝利。アーセナルは、ほとんどの時間を支配しながら最後までゴールを奪うことはできず。いっぽうのWHUの少ないチャンスを確実にいかした。 これもフットボールといつもの決まり文句で済ませていいのか、あるいはもっと深刻なサムシングをはらんでいるのか。 まったく気が進まないが、試合を振り返ろう。 Arsenal 0-2 West Ham: Tomas Soucek’s controversial opener and Konstantinos Mavropanos header denies Gunners top spot

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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ウェスト・ハム・ユナイテッド(28/Dec/2023)エミレーツを揺らせ

アーセナルのMD19は、エミレーツでPLウェスト・ハム。ハム様におかれましては、デクラン・ライスの件でほんとうにお世話になりました。 この試合がシーズン前半最後の試合になる。 われらは、ウェスト・ハムにはすでに今年のリーグ・カップで敗けているため、雪辱を果たしたいところ。 現在暫定的にリヴァプールにトップを奪われているため、この試合には必ず勝つ必要がある。2ポインツ差あるので、ドロウではだめ。 年内の試合は、これと、このつぎの大晦日のPLフラム(A)。そして1月は、イングランドでは珍しくウィンターブレイクに入る(※われらはその間にFAカップのリヴァプールがある)。あと2試合、全力で行くしかない。 この試合をプレヴューしてゆこう。

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【マッチレビュー】23/24 EPL リヴァプール vs アーセナル(23/Dec/2023)ハイパーインテンス

こんにちは。 土曜の試合はすごかったあ。 今回も若干タイミングを逸しているけど、せっかくマッチレビューを書くので読んでくだされば幸い。 ‘Arsenal measured and mature as they pass hostile Liverpool test’

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【マッチプレビュー】23/24 EPL リヴァプール vs アーセナル(23/Dec/2023)アルテタ4周年と要塞アンフィールド

ESLこと、ヨーロピアンスーパーリーグ。死んだと思ったら、またぞろ復活してきた。何度でも蘇るなぁ。 今週木曜、EUの最高裁判所が、UEFAとFIFAがESLを妨害しているのは違法と認定したとかで、ESL側(A22 Sports)があらたにコンペティションのストラクチャを発表したり(※試合はすべてフリーストリーミングするつもりらしい)、ヨーロッパの主要クラブがこぞって反対の意思表示をしたりと、昨日から今日は騒がしいことこの上なかった。 この件で、唯一ファンに歓迎されているっぽいのは、UEFAが24-25シーズンからCLに導入を予定しているグループステイジに代わる、いわゆる「スイス式」の取りやめを検討しているということ。どうやら、ESLに触発されて?現状維持に方向転換しそうな雲行きとかなんとか。新方式も賛否両論だったから、怪我の功名かも? なにがなにやら。 ちなみに、今回のESLのプランにPLのビッグ6で公式に反対を表明していないのが、くしくも今回対戦するアーセナルとリヴァプールだったりする。たしかに、これを書いている時点でもアーセナルからの声明は発表されていない。※アルテタの試合前プレス会見に合わせて発表された ジョッシュ・クロンキは、以前アーセナルのファンに対して、今後ESLのようなものには参加しないと約束したはずだが、なにか考え中なのだろうか。 さて、PLリヴァプール@アンフィールド。われらにとっては、今年最後のビッグマッチでありビッグテスト。 これは、1位と2位の直接対戦というアツさもあるし、ここから毎月3連続で対戦するという奇遇もあり。アーセナルとしては、アンフィールドで最後に勝ったのが2012年9月なので、もう10年以上も勝っていない場所。いまもホームでのリヴァプールは鬼のように強く、今シーズンは先日PLマンUでドロウをやった以外は、すべてのコンペティションで全勝している。 なんという倒しがいのある相手なのか。アーセナルはブライトンでのパーフェクトパフォーマンスの勢いもあるので、10年以上ぶりに彼らに勝つなら、いまここでという感じがする。アンフィールドのリヴァプールに勝ったら、まじでタイトルを夢見てもいんじゃないか。 土曜の試合をプレヴューしてゆこう。

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Mr. インテリジェント。アーセナルのタイトル争いでジョルジーニョがカギになる

アルテタ4周年! ……じゃなくて。若干タイミングを逸したトピックで失礼。 先日のアルテタ不在で敗けてしまったPLアストン・ヴィラで、ベンチだったジョルジーニョが、試合中タッチラインからとても熱心に選手たちに声をかけていたことが話題になっていた。 なかでも試合中のラヤとのやりとり。GKがゴールキックの戦術確認をするのにコーチングスタッフのところではなく、ジョルジーニョと話をするためにタッチラインに向かった姿が印象的だったという。 「現役時代もすでにコーチのように振る舞っていた」とは、ミケル・アルテタの逸話であるが、この件はそれを思い起こさせるようなところがある。AFC非公式のプレイヤー・コーチ。 ジョルジーニョといえば、ワールドフットボールにおける“レジスタ”の代表例としても知られ、ピッチ上の戦術家であり選手を操る司令官でもある。そんな彼が、こうしてピッチの外から選手に指示を出すのも自然なことなのかもしれない。グラニト・ジャカ同様、未来のマネジャーとしての姿が容易に想像できる現役選手のひとりである。 そんなことや、彼のインタヴューなどがいくつかあったりして、ぼくも最近は彼のことを考える機会が多かった。 今回はジョルジーニョのインタヴューとか、その他もろもろを。

Arsenal, Player

レヴァークーゼンで活躍するグラニト・ジャカ「ハヴァーツは批判を跳ね返せる」

グラニト・ジャカのインタヴューが話題だ。 ジャカは、昨シーズンいっぱいでアーセナルを退団、今年レヴァークーゼンに移籍するとチャビ・アロンゾ率いるクラブともども絶好調ということで、いまもフットボール世界の話題でありつづけている。現在あのバイエルンをおさえて単独トップなのだからヤバい。 彼がアーセナルで過ごしたそのほとんどがひどい低迷期だったにもかかわらず、本人的にもベストシーズンを最後に、しかも6年ぶりのCLを置き土産にしてクラブを去ったジャカ。ああいう印象的な去りかたもあったため、とくに、アーセナル界隈ではいまだに彼をリスペクトする声が多い。 今回のインタヴューの聞き手は、ジャーマンフットボールにおける情報信頼度ではTier 1評価のジャーナリストRaphael Honigstein。 Xhaka exclusive: Staying at Arsenal then leaving and a ‘calmer’ him at high-flying Leverkusen

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23-24UCLラスト16ドロウ。アーセナルはFCポルトと対戦

昨日のドロウはご覧になりましたか。UEFAのサイトで生中継されていた。今年はJohn Terryがゲストプレゼンターだった。 ドロウの会場には、エドゥの姿も見えたし、バルサのDecoもいたな。彼はもう卓球氏っぽくなかった笑。 そしてアーセナルのファンはすでにご存知のように、われらは、ラスト16の対戦相手にFCポルトを引いたのだった。

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アーセナルがレアル・マドリッドの南米スカウトを引っこ抜く

なんと、レアル・マドリッドでラテンアメリカ地域のスカウトを担当していた人物が、すでアーセナルで働いているという。 昨日の『The Athletic』(Mario Cortegana)のスクープ。 ⚡️ Excl. ⚡️ Paulo Xavier has left his role as Real Madrid’s Latin America scout to join Arsenal Xavier was a highly regarded member of chief scout Juni Calafat’s staff More details at @TheAthleticFC https://t.co/rVC6vf1vTu — Mario Cortegana (@MarioCortegana) December 18, 2023 エドゥ?

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【マッチレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン(17/Dec/2023)ハイプレッシングで勝つ

これは、おもしろい試合だったなあ。もう一度全部観たいくらい。 アーセナルのパフォーマンスは、(ゴール以外は)ほとんどベストという感じで、ブライトンはいつもどおりボールを持ちながらも効果的な攻撃は繰り出せず。試合全体をコントロールしたのはホームチームだったろう。何度も繰り返しチャンスをつくったし、とにかくシャープだった。クリンシートもキープして彼らの連続ゴール記録もここで阻止。 ブライトンは、試合後はマネジャーだけでなく、彼らのファンでさえ、いさぎよく敗けを認めているという気持ちよさ。 そしてそして、このあとに行われた注目のPL試合#LIVMUNが、なんと0-0のドロウで決着。われらは、リーグテーブルで単独トップに返り咲いたのだった。♪We are top of the league! 試合を振り返る。 Arsenal edge past Brighton to go top of table

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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン(17/Dec/2023)天敵に勝つとき

これを書いているのは土曜の東京だけど、あったかくて気持ち悪いな。12月のなかばですぞ。お昼にビールのみたい(それはいつも)。 さて、PL。アーセナルはなんだか久しぶりのホームと思ったら2週間ぶりだった。対戦相手はブライトンことBHA。彼らには、エミレーツでリーグカップ含めて3連敗しているという、アーセナルにとってはほとんど天敵。しかも去年のあの試合なあ。あのポゼッションにこだわるプレイスタイルがめっちゃ腹立つんだよなあ。 タイトルを狙う今年は、当然勝つつもりである。PLヴィラから連敗はできないし、BHAにホーム4連敗ももちろんできない。 日曜の試合をプレヴューしてゆこう。

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アルテタが「disgrace」発言のバンを免れる

かねてより、ミケル・アルテタへの罰は免れないだろうと云われていた、11月のPLニューカッスル(A)試合後の“disgrace”発言。 アーセナルにとって、PLでは今シーズン初めての敗けとなったあの試合。VARによる疑惑の判定で認められたゴールについて、試合後のアルテタがほとんど怒り心頭といった様子でかなり感情的に捲し立てたことは、大きな話題になった。 そして、ようやく昨日になって、FAから公式にこの件に関する声明が発表されたのだった。 その結果は、なんとおとがめなし。先日のPLアストン・ヴィラにつづき、アルテタのタッチラインバンは免れないと思われていたため、界隈ではこのニュースは驚きをもってむかえられている。

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コミュニティワークに精を出すエミール・スミス・ロウ「父さんがロールモデル」

昨日、UCLのグループラウンドが終了。すべての結果が出た。 全体的には順当といったところか。サプライズはマンUくらい? それとニューカッスル。2位のPSGがBVBと分けたので、彼らは最終戦で勝ってさえいれば2位にすべりこめていたのに、ミランに痛恨の敗け。ホームで。彼らは、PSGとのアウェイ試合では最後の最後に疑惑のハンボーによるペナルティで2ポインツを失っており、VARに泣く結果に。アーセナル界隈では「カルマ」と盛り上がっていた。いわゆるインガオホー。合掌。 CLラスト16のドロウは月曜に予定されている。楽しみっすなあ。   さて、CL最終戦でも短い時間ながらプレイしたThe SmithことESRことエミール・スミス・ロウ。 『VERSUS』というUKのメディアが、熱心にコミュニティワークに参加するスミス・ロウを取り上げていて、これがなかなかの内容だったのでシェアしたい。フットボールとはまたべつの側面。 Emile Smith Rowe is a Man of the Community ぼくは全然しらなかったのだが、VERSUSは、フットボーラーとストリートファッション、音楽、カルチャーなどをフィーチャーしたメディアで、ぼくもわりと好きな方面だった。アーセナルの選手では、これまでにサカやベレリン、エンケティアらが登場している。というか、ヘッキーBの回数よ。