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最近のアーセナルニュース(18/Nov/2019)ジャカが1月に退団? トレイラはアンハッピー?

IBもたけなわ。つぎの試合までまだ一週間もある。 さて、アーセナルについて試合はなくとも毎日いろんなニュースや話題を見ていて、このブログでも書きたいことや書くべきことがたくさんあるのだけど、ポジティヴな話題があまりなくて気が重かったところ。 それでも、しばらく貯めていたアーセナル関係の最近のニュースをここでまとめておきたい。

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サンティ・カソルラ、スペインでの復活とリタイヤ後を語る「アーセナルに戻りたい」

一時はフットボールをプレイするどころか、歩くこともできなくなるとまで云われたという元ガナー、サンティ・カソルラ。 636日という気の遠くなるようなリハビリテイションのあと、ぼくらファンの誰もが夢見たであろうアーセナルでの復活はかなわなかった。しかしその後スペインに帰ると往年の輝きを取り戻し、34才にしてスペインのNTにコールアップされるまでに。代表選手として80キャップをさらに増やそうとしている。 地獄から生還するだけでなく、いまもヨーロッパのベストプレイメイカーのひとりであり続けているという、まるでおとぎ話のようなフットボーラー人生。 そんなサンティが、いまでもノースロンドンが恋しいと英メディアに語っていた。 なにかと殺伐としている最近のアーセナル界隈。短いインタヴューながら、ファン諸兄姉におかれてはぜひあのスマイルを思い浮かべて、荒んだこころを癒していただきたい。 ではHere we go.

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19-20シーズン、アーセナルのPLトップ4フィニッシュはすでにかなり難しくなっている

PLのスタート12試合で17ポインツ、とくに直近10試合ではわずか2勝しかできていないアーセナル。 まだシーズン38試合のうち1/3を消化していないとはいえ、今シーズンのプロジェクトにおいても一番のプライオリティであるPLのトップ4フィニッシュは、現時点でかなり難しくなっているという見方がある。 今回はそれがいまのアーセナルにとってどれくらい希望のないものなのか、具体的に数字で見ていこう。 ところで今回のエントリはいつもの7amkickoff氏のブログにインスパイヤされて書き始めたものだが、半分程度書いたところでArseblogにも丸かぶりのテーマでエントリが上がった。もちろんぼくが書こうと思っていたものよりももっと内容が豊富で洞察があってという、ぼくがこのエントリを書くモチヴェイションを失うに十分な内容だったのだけど、それでもまあがんばって書こうと思う。途中まで書いたし。ついでに参考にもさせてもらう。

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オバメヤンとの関係悪化。アーセナルの新しい頭痛のタネ

おととい月曜日のデイヴィッド・オーンステインのリポート(The Athletic)は新たな波紋を呼んでいる。 ただでさえジャカの問題があったり、チームは低調なパフォーマンスをつづけるなど、アーセナルはピッチのなかと外で問題が山積しているというのに、そこにあらたな問題が加わることに。 いまアーセナルはまったくもってとっちらかっている。

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プロセスへの忍耐を求めるウナイ・エメリ。クラブは正しい判断をする必要がある

云ってることとやってることが違うなど、ウナイ・エメリはいったい何を考えているのかいまだにミステリアスな部分も少なくないが(笑い)、そんななかで、Sky Sportsが彼の独占インタヴューを行っていた。4試合連続でリードを追いつかれてドロウをやり、かなりプレッシャーが高まっていたレスター戦前というタイミング。 エメリはこのチームで何をやろうとしているのか。かつて主張していた「プロタゴニズム(*protagonism)」はどうなったのかなど、いまサポーターが抱いているモヤモヤを問うような内容になっている。 ※エメリがアーセナルに来て当初よくコメントしていた”protagonist”については、このブログでは「主導権(を握る)」などと訳しているが、直訳すると「主人公/主役」。ボールを持たずに試合の主導権を握るという考え方もあるが、この場合はポゼッションで試合を主導することを指しているだろう。かつてはそれをやるとエメリは公言していた。アーセナルに来て以来のエメリ発言のなかではカギとなるワード。ここ試験に出るよ。 ざっくり紹介しよう。

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【マッチレビュー】19/20EPL レスター・シティ vs アーセナル(9/Nov/2019)遠のくトップ4

アーセナルにとり、もはや格上感のあるレスター・シティ。テーブルで6ポインツを追いかけるこの“must win game”に、アーセナルは引いてカウンターという「ミッドテイボーチームメンタリティ」で臨むも、3ポインツ奪取にはあえなく失敗した。 この結果でアーセナルはシーズンを2連勝で始めたあと、10試合で2勝のみということに。1982/83以来で最悪のシーズンスタートとなったとのこと(このシーズンは12位でフィニッシュ)。 今シーズンここまでの勝率33%(12試合で4勝)は、アーセナルにとっては94/95シーズン以来の悪い記録で、奇しくもデイヴィッド・モイーズのマンUとまったく同じだという。 ファンからも大ブーイングで、アーセナルFCにおいてはそろそろ決断のときと思われるが…… Leicester City 2-0 Arsenal: Jamie Vardy and James Maddison score to send Foxes second

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【マッチプレビュー】19/20EPL レスター・シティ vs アーセナル(9/Nov/2019)トップ4を占う重要な一戦

直近4試合、すべてでリードを追いつかれドロウ。結果もさることながらプアすぎるパフォーマンスをつづけ、ウナイ・エメリのヘッドコーチ就任以降でもかなり悪いときを過ごしているアーセナル。 PL Week12、アーセナルとは逆にフォームを維持してPLトップ4フィニッシュの本命になりつつあるレスター・シティと対戦する。 アーセナルが現在のレスターを相手に善戦する要素を見つけることは難しいが、レスターが現在のアーセナルを蹂躙する姿は容易に想像できる。 トップ4フィニッシュという今シーズン最大の目標に向けて、現在のポインツ差(6)を詰める大きなチャンスであり、それをさらに広げられるピンチでもある。アーセナルにとっては、シーズン前半の大きな山場のひとつになりそうだ。 Leicester City v Arsenal

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【マッチレビュー】19/20UEL GS ヴィトーリア・ギマラエシュ vs アーセナル(6/Nov/2019)そもそも改善する気がない

またひどかったな。リードを追いつかれるのはこの試合で4試合連続だそう。 2-2 vs. Crystal Palace 5-5 vs. Liverpool 1-1 vs. Wolves 1-1 vs. Vitória それと云うまでもなくパフォーマンスの劣悪さ。ボールを前に運べず、チャンスをつくるどころかゴールまで到達できないのでシュートを打つこともできない。 このひどさについては毎回すぎて、もうあんまり新しく語ることもなくなってきた。どうしてウナイ・エメリはここまで落ちぶれてしまったのだろう。 去年終盤のボトムチームかと見紛うようなフォーム以来、アーセナルはずっとひどいままだが、それ以前はいまほどにはひどくなかったと思う。いまでは彼はチームをインプルーヴメントさせることに失敗しているどころか、むしろ後退させている。いまアーセナルはあきらかに以前よりも、悪化しているように見える。試合ごとに、さらに、さらにだ。 Vitoria Guimaraes 1-1 Arsenal: Gunners concede late equaliser in Portugal

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【マッチプレビュー】19/20UEL GS ヴィトーリア・ギマラエシュ vs アーセナル(6/Nov/2019)エメリ背水の陣

19/20UELのグループステイジは折返し。4試合めは、先日ホームで対戦したばかりのヴィトーリアSCとのアウェイマッチ。 週末にビッグマッチを控えているにも関わらず、エメリはこの試合にまったく余裕の感じられぬ本気スクワッドを招集。クラブ、というよりエメリが置かれている現在地点がよくわかるというものだ。まさに背水の陣。シニア選手を消耗させて、レスターで悪い試合をやったときのいい訳にするつもりなのかと、つい勘ぐりたくなるようなメンバーをポルトガルに連れて行った。 Vitoria vs Arsenal preview: Team news and stats ahead of Europa League clash

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ジャカ・ショックとアーセナルの今後について

今朝起きてAFCオフィシャルのツイートを見たときは驚いた。エメリのELヴィトーリアでの試合前プレス会見を伝えたもので「新キャプテンにオバメヤン」とあった。 その後にジャーナリストやファン界隈の反応を見ると「ジャカ、キャプテン剥奪さる」が大ブレイキングしていた。 Granit Xhaka: Arsenal midfielder stripped of captaincy, says Unai Emery 「ジャカ事件」からすでに10日ほど、彼のキャプテンシーがどうなるのか、クラブから罰金などの処罰はあるのかといった今後の動きは注目されていた。 例の謝罪コメントのあと、どこか煮え切らないながらもこのままグダグダにやり過ごすつもりかと、個人的には思っていたのでこの結末はかなり驚いた。エミレーツではプレイできなくても、今回のヴィトーリアではしれっと出てくると思っていたくらいだったので。。 思うところを少し書いてみたい。

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ウナイ・エメリ 7つの大罪 by チャールズ・ワッツ

PLホームでのウォルヴズ戦でウナイ・エメリの評価は定まったところがある。まさに解任前夜。 週末のレスターはいまの彼にはあまりに重荷に思えるので、むしろその前に解任してあげたほうが親切にも思えるが。まあどうなるか見てみよう。 さて、最近は、試合ごとにエメリのクビはどんどん閉まっているという印象で、もういよいよ彼の逃げ場はなくなってきた。彼の解任はするか/しないかではなく、いつするかというタイミングだけの問題になってきたと思える。 いまアーセナルとエメリをめぐる問題は、各方面から噴出+山積しているが、『GOAL』でチャールズ・ワッツが「エメリの7つの大罪・なぜアーセナルはいますぐエメリの解任を検討せねばならぬのか」という記事で、エメリが現在直面している問題をまとめていた。 今回はそれをお題に少し書いてみたい。 それにしても“7つの大罪(Seven deadly sins)”とはまたどえらいタイトルだな。。ワッツの怒りもにじんだ記事である(各メディアでアーセナル特派員をやってる連中なんてみんな基本はクラブのサポーターである)。

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【マッチレビュー】19/20EPL アーセナル vs ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(2/Nov/2019)ウナイ・エメリの限界

残り15分、ホームでウォルヴズに追いつかれ1-1で試合終了。さすがにこの試合でウナイ・エメリの命運は尽きただろう。 毎試合毎試合、チームのインプルーヴメントを訴えながら、(悪い意味で)やり方を変えることができず、結果と内容はぼくたちがずっと見ているとおり。 彼が乞い願ってついに獲得できた実績がひとつだけある。一貫性(consistency)だ。彼のチームは、平凡で退屈でありつづけることについては、ほんとうに終始一貫していた。 今回も気が重いが記録のためにもこの試合を振り返ろう。 Arsenal 1-1 Wolves: Raul Jimenez goal pegs back Gunners

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【マッチプレビュー】19/20EPL アーセナル vs ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(2/Nov/2019)ジャカのいないPL

PL is back! なんだかとっても久しぶりに思えるPL week11は、ホームにウォルヴズことウォルヴァーハンプトンを迎える。 そんなふうに感じるのは、きっと先週日曜のCPFCからいろんなことがありすぎたせいだと思う。アーセナルにとっては、まったくいつもどおりの一週間ではなかった。それがフットボールのパフォーマンスとは関係ないところでの騒ぎだったのが残念なところだ。 さて、先週のPL、CPFCではホームで2点差を追いつかれドロウ。ミッドウィークのカラバオカップでは、リヴァプールに2度に渡り2点差をつけながら結局追いつかれて勝利を逃すという失態。モヤモヤを引きずる試練のときとなっている。 それでもアンフィールドで見せたパフォーマンスはポジティヴだった。ジャカの事件以降、ウナイ・エメリとチームを巡ってはいまだになにか不穏な空気が漂っているが、PLにその勢いを持ってこられるかどうか。ビッグチームに強いウォルヴズを迎える注目の一戦。 Arsenal v Wolverhampton Wanderers

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グラニトからの手紙

英国時間で昨日の夜、アーセナルのオフィシャルツイッターからグラニト・ジャカのメッセージがポストされた。これを書いてる時点で11万RT。ファンの関心は高い。 The following is a message from Granit Xhaka… pic.twitter.com/YG5lBKmQvi — Arsenal (@Arsenal) October 31, 2019 CPFCからはすでに4日が経過していたなかで、ようやく発表されたといった感じ。 ショッキングなabuseについて具体的内容も書かれており、彼がどんな気持ちで毎日を過ごしていたかが察せられるものとなっている。

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【マッチレビュー】19/20カラバオカップ R4 リヴァプール vs アーセナル(30/Oct/2019)10点スリラーで敗退もポジティヴな余韻

そろそろ見終わりました? なんとまあオープンな撃ち合いだったねえ。 両チーム合わせて大量10得点が入るというこの対戦らしい大変にエンターテインな試合で、結果はご存じのように5-5ドロウのペナルティシュートアウトでの敗戦。90分で2度2点差にしながらもしつこく食い下がられ、最後には残り1分もないという追加時間で追いつかれるという、最後までファイトした選手たちにとっては結果を受け入れるのがなんとも難しい試合となった。 ただ、アーセナルにとってはネガティヴよりも、もっと多くのポジティヴを持って帰ることができるような試合だったことは、メディアやファンだけでなく選手たちですら口にしている。 90分を過ぎた土壇場でリードを追いつかれるという今年のアーセナルらしいスリップをやったのに、ホイッスルが鳴ってもアウェイサポーターからブーイングが聞こえなかったのが印象的だった。 残念なことにカラバオカップというコンペティションからはこれで敗退となったが、ひさびさに自分たちのフットボールをプレイしたという充足感はある。 このとんでもない試合を振り返ってゆこう。 Liverpool 5-5 (5-4) Arsenal: Shootout decides 10-goal thriller