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【マッチレビュー】19/20EPL レスター・シティ vs アーセナル(9/Nov/2019)遠のくトップ4

アーセナルにとり、もはや格上感のあるレスター・シティ。テーブルで6ポインツを追いかけるこの“must win game”に、アーセナルは引いてカウンターという「ミッドテイボーチームメンタリティ」で臨むも、3ポインツ奪取にはあえなく失敗した。

この結果でアーセナルはシーズンを2連勝で始めたあと、10試合で2勝のみということに。1982/83以来で最悪のシーズンスタートとなったとのこと(このシーズンは12位でフィニッシュ)。

今シーズンここまでの勝率33%(12試合で4勝)は、アーセナルにとっては94/95シーズン以来の悪い記録で、奇しくもデイヴィッド・モイーズのマンUとまったく同じだという。

ファンからも大ブーイングで、アーセナルFCにおいてはそろそろ決断のときと思われるが……

Leicester City 2-0 Arsenal: Jamie Vardy and James Maddison score to send Foxes second



エメリの試合後コメント「落ち着く必要がある」

試合後のプレスカンファレンス。要約にて。

  • (試合について)結果には失望しているが、選手たちのアティチュードはよかった。彼らは準備していたとおりのゲイムプランを遂行した
  • ファーストハーフは試合をコントロールしてチャンスをつくった。セカンドハーフの始まりも思い通りにいった
  • 彼らもまたチャンスをつくり最初の得点をすると、こちらがなにかできる機会がなくなった
  • (PLのポジション)彼らはホームで強く、こちらと同じようにチャンスをつくり2得点した
  • テーブルでは差がついたが、一貫性、自信、ポインツを奪い返すための時間はまだある
  • (トップ4とのギャップ)チェルシー、レスター、リヴァプール、マンシティ、彼らのあいだにもギャップがある。そしてマンUとトッナムはわたしたちより後ろにいる。たくさんのチームによる競り合い
  • チェルシーとレスターにつけられた差…… 彼らには安定するための時間があった。38試合あるなかで、いま9ポインツ差をつけられた。われわれにもこの差を縮める時間はある
  • (勝つために必要なこと)ホームでは強く感じなければならない。それがまず最初にある。そうすれば自信もポインツも得られる。どんな相手でもいい試合ができる。つぎはホームでのチャレンジになる。ここでの敗けは、彼らに勢いがあるからでもあるし、サポーターがいたから。こちらもゲイムプランの通りだったが、(勝敗を分けた)違いは最初のゴールで、それでわれわれはストラクチャが崩れた
  • (マネージャーを変える必要があるという声)わたしはコーチとして強化と改善を選手たちとつづけていく。わたしはクラブと話している。困難な状況でも落ち着いて、進歩と自信の回復のために我慢強くある必要があると。チームには若い選手たちがいて、進歩し成長している。われわれは批判を受けているが、それがわたしの仕事でもある。そういうときもたくさんあるが、クラブと選手と自信、一体感への取り組みで回復していく
  • (批判は正当?)すべて受け入れる。賞賛も批判も。ファンは勝てばハッピーだし敗ければ悲しい。それがふつうだ。われわれは落ち着く必要があるし、ものごとを進歩させつづける必要がある。今日またわれれわれは一体感、守備で力強くあること、それで一歩前進した。敗けたのは相手がとても強く勢いがあったから
  • (巻き返す時間があると思うか?)シーズン始めにはいくつかのネガティヴな状況があった。チームにはそういったことがあって、感情のバランスが悪かったと思う。選手、クラブ、わたしで話していた。パッションと自信回復が必要だと。また若い選手たち、状況について忍耐強くいようと。その時間はある。それができるはずだ
  • (レスターに守備的にプレイすること)われわれは守備で進歩する必要がある。今日のファーストハーフはいいバランスがあったと思う。最初の失点がバランスを失ったときかもしれない。しかしポゼッションは50/50で、こちらもよくボールをキープできたし、ときにトランジションでは可能性があった。セアドとヘクターという攻撃に秀でたFBがいたので、彼らとボールを持って前に行くことができた。今日は選手たちもシステムのバランスがよかったと感じていると思う
  • (バックに5人)たとえば去年は3CBもバック4もつかった。それでとてもうまくいった。それは自分たち次第。このシステムも去年何度も使ったし、いい結果も得られた。

もう毎回ツッコミすぎて手の甲が痛くなってきたけど。

レスター、チェルシーとのギャップを問われて、

彼らには安定するための時間があった(they’ve had time to be consistent)

なんでやねーん。。

ブレンダン・ロジャースは2019年2月からレスターのマネージャー。フランク・ランパードにいたっては2019年7月からチェルシーのマネージャー。あなたは2018年の7月からじゃないですか。。

さすがにこれはちょっと意味がわからないぞなもし。

それと、この会見でも何度か口にしている「ゲイムプランどおり」にも界隈はざわついていたけど、これはまあいいんじゃないかと思う。

レスター相手に守備的に戦うことの是非もプレスから問われているように、たしかにファンのプライドは傷ついたかもしれない。でももう認めるべきだよね。レスターはいまのアーセナルから見ればだいぶ上等なフットボールをやっているし、結果にもはっきりと現れている。彼らはすでにアーセナルよりも完全に格が上と見るべきで、リスペクトして当然の相手だ。リヴァプールに次いでリーグベストのチームを相手にアウェイで2-0で済んだということは、アーセナルがこの試合でふだんよりだいぶいいパフォーマンスを発揮したということだ。むしろ誇るべきでしょう。だから万歳三唱しましょうよ。ウナイ・エメリばんじゃーい! ばんじゃーい! ばんじゃーい! ばんじゃーい! ばんじゃーい! ばんじゃーい! アーセナルFCばんじゃーい! ばんじゃーい! ばんじゃーい! ばんじゃー(やめどきが誰にもわからない)

 

チェンバースラカゼットといった選手が試合後にコメントを残しているが、特別なことを云っているわけでもないのでスルーしよう。

22 Comments on “【マッチレビュー】19/20EPL レスター・シティ vs アーセナル(9/Nov/2019)遠のくトップ4

  1. レスターに負ける可能性が高い事は分かってたので特に結果に驚きはないですが、エメリが100%支持されてるというのには驚愕しました。
    今の状況で正しい道に進んでるというなら、このチームが目指してるものは何なのか理解できません。

  2. ランパードの会見なんか見てると、やっぱカリスマ性のある、人の上に立つ人間だなあ〜って感心してしまいました。
    会見が全てじゃないにせよ、人と人が作るグループにおいて、言葉って本当に大切なんだろうなと思わされます。
    通訳等つけてスペイン語で流暢に言い訳してもらえればなと思います。

    今回も更新お疲れ様です。

  3. 敗戦に驚きはないが、特に0-2になってから顕著になったように思うが、全く反抗の様子が見えなかったのはショックでした。相手にいいようにボールを回され、運動量はほぼなく、相手を押し込むような展開は一切見られず。

    前線の3人が前半から動き回ったツケが来たんだとは思いますが、それも含めてチームマネジメントのはずで、マルティネッリ入れるなり、エジルを守備タスクから解放するなり、2CBに戻すなりいくらでも策はあったはず。あーいう戦術を取ってる時点で相手に先行されたケースは想定しておくべきだが何のインパクトもなかったなあ。。

    ポジティブな面は、やっぱルイスは3CBの方がいいかも。中盤から前線にかけて効果的なパスがイーブンのときまでは見えた気がします。ベジェリンもインナーラップしたりとかやはりRBの攻撃面では彼が一番輝きますね。

  4. エメリが何も出来ないのはわかりきってましたが、boradがそれ以上に無能なのがハッキリしてしまったのが絶望しかないです
    ガラガラのエミレーツだけでなく、世界人気も落ちる可能性ありですね

  5. 今の成績で及第点与えるようじゃこの先思いやられますね…。
    当初の目標をどんどん下げていって、こんな低い内容で満足するなら、別にヴェンゲル続投でも良かったんじゃないかとさえ思えてしまう今日この頃。
    フロントには今シーズンのトップ4フィニッシュという目標を(現実的かは別として)今一度思い出してもらいたい。

  6. レスターはホームでとても強いうえに今絶好調のチームですから、
    アウェイの戦い方としては、前半の途中から後半の失点するまでの戦い方については悪くなかったと思います。
    試合開始は選手のポジションが悪くて繋げないことが多かったので、
    中盤とバックの選手がシステムに適応するまで時間がかかると思ってます。
    正直、今のチームのメンタリティやインテンシティを考えると
    エメリだろうが他のだれかであろうが内容はそこまで変らなかったと思います。

  7. ブログがつまらないんじゃなくて、不愉快なニュースが多すぎるのが問題なので。
    あのエメリのコメントを要約する苦痛をお察しします。

    試合は皮肉抜きで、エメリのサッカーとしては上出来だったと思う。
    しかし同時に、これがエメリの限界だろうなとも思った。
    カウンターの精度を上げていけば(エメリの言う「改善」?)、いつかはレスターのレベルには近づけるかも知れない。
    しかしそれは、4位以内を諦めるのとほぼ同義だ。

    ベジェリンの復帰でクロスの質が急に上がったとか
    ゲンドゥージが攻撃であれだけやれるとは正直思わなかったとか、
    そういうポジティブな話題も、「もっと強くなるために」「CLに出るために」という前提がなければ意味がない。
    エメリを100%支持してるという幹部にも、もう一度考えて欲しい。
    これで本当にCLに出れるのかどうか。それに値するフットボールをやってるのかどうか。

  8. 負けても驚かなくなっちゃった。そりゃ負けるよねっていう。こりゃあと半年は苦行ですね。半年間
    さっぱりアーセナルがのことを忘れられる薬があったら迷わず飲んじゃいます。

  9. エメリ解任からのオーバメヤンも売りましょう。カウンターをサポーターが望むなら中心に考えるべきですが。パスの受け手になれないんでオーバメヤンがトップで出ると特に実力者相手にはキツい。

  10. 失礼します
    レスターの勢いを感じましたね
    何となく0708ミラン戦を思い出しましたよ
    逆の立場ですが

    この日のエメリの戦い方自体はわかりますが(いつもでは困ります)この停滞感は普段の姿勢からくるものでしょう
    それだけ勢いは大事ということです

    昨年からエメリ交代を願っていましたが、エメリだけが責められるべきではありません
    クラブがこの一年押し進めた合理化の影響も大きいです

    ラムジーへの一連の対応、一貫性の無いエジルの取り扱い、過ちを犯したジャカに対して自己責任として守りきらなかったクラブの姿勢

    これで一丸となって前に進める訳が無い

    人を大切にする姿勢が信頼を生んで、信頼が能力を発揮する土壌を作って、選手が自ら才能を発揮しようとするから逆境を跳ね返せるんじゃないですか
    簡単に勝てる相手なんていませんよ

    過去や現在のすべてを否定も肯定もするつもりはありませんが

    いくらリクルートに成功しても、こんなやり方では同じ事の繰り返しですよ
    合理主義で選手を干すなら、活躍している選手が出ていくのを引き留める筋合いだって無いです
    コシェルニーの時のようにあんな声明出して何になるんですか

    結果が出なければファンは合理的に離れていっていいんでしょうか
    それでもサポートするファンの気持ちはどうなるんですか

    ジョシュが経営者としてこういった方向性を示すのはわかりますが、サンジェイの切り捨てるようなやり方ではダメです

    それらがエメリの姿勢と相まってクライシスに足を突っ込んでいます

    モウリーニョのチェルシーもクロップのドルトムントもクライシスに陥りましたが、選手への過度な要求が原因でしょう

    贔屓目抜きでペペマルティネリサカセバジョスティアニーなんてこれから上積みしかないんだから

    クラブは選手をもっと大事に、エメリは選手の才能をもっと信じて積極的に戦って、それでダメならしょうがないじゃん

    1. チームのキャプテンの序列がジャカの次に所属一年半のオーバメヤンというのが組織的にダメですなあ
      本来ならラムジー又はコシェルニー、モンレアルなんだろうけど、誰もいないし
      エジルはクラブから干されるという(誰も幸せにならない)事態なので別として
      ベジェリンならと思うけども選ばれない時点でクラブとしては割とバラバラなんだろうなあ

  11. 開幕前にトップ6と言われたチームがまだ下にいるとゆう、しかも2つも。これが原因の一つなのかどうかは知りませんが、次くらいでそっくり入れ替わるかもですね。選手は悔しいだろうな、こんな戦い方では勝てないと思ってても文句言わず出るんだから。今のプレミアならどことやっても勝てない気がします。悲しすぎ。

  12. フロントの1番の目標は健全経営なのではないかとマジで疑っています。
    CL出れないならオバラカ売って給与体系を下げるのも悪くないとか考えていそう。

  13. いつも楽しく拝見しております。試合は全く楽しめておりませんが…ハラハラするんだけどワクワクしないんすよね。
    いつも気になるのですがエメリさん、敗戦後のコメントめちゃめちゃ違和感あるのは英語のせいなのか、それとも本当にそう思っているのかいまだに分からない。セビージャ時代のコメントもこんな感じだったのでしょうかねぇ。

  14. フロントも選手も監督コーチも、全てが中途半端って感じ。これに金だけはあるのがUtdで、安金の当たり補強のお陰でギリやっていけてるのがToT。
    シティリバポチェルは監督が望んだ特定の選手を獲得できるパイプ、魅力があった。レスターは前々からスカウトの目利きがえぐい。
    エメリは選手を上手く操れてない時点で解任待った無し。
    ただ、イウォビ、コシェ退団で戦力はダウン。ここ2年の補強で1番高評価が8Mのグエンってのも酷い。今夏の40Mのやりくりは凄かったけど目利きはだいぶ怪しい。
    んでビルドアップなんてずっと練習しとるのに理解できん選手も大概。
    まぁエメリを100%信頼なんてのは彼が楯突く男ではないってのもありそう。ベンゲル以降の急な改革途上なら、文句言わず引き受ける人がいいだろうし、単純に説得力のある後任候補がいないのかもしれない。

  15. こういう試合で昨シーズンの慣れ親しんだ守備的なシステムを使わざるを得ないっていうのは、この試合の時点では今シーズンエメリが目指した433を使って勝てる選手が居ないってことなんでしょうけども
    アーセナルのリクルートチームはエメリの欲しい選手を獲得したのでしょうかね。

    1. エメリはスペイン時代からずっと、強豪相手のアウェイでは守備的布陣を敷いて、ポゼッションを相手に渡すサッカーしているのは一貫していますけどね。2年目だし、あれだけのリクルーティングしてもらって、エメリはもはや言い訳できないと思いますけども。

      1. レスターは今調子がいいチームというだけで強豪ではないし、クラブ規模で劣ってるわけでもないし、昨年のリーグ順位もアーセナルのほうが上です。もしあなたのいうあれだけのリクルーティングというものがあるならば、そういう相手に対して433で戦うべきだしそうして倒していくべき。
        こういう弱者の戦い方をせざるをえないのをエメリだけのせいにするのは無理があると思うのですけど

  16. 後任が確定してない段階でフロントがエメリを支持しないというスタンスを取る訳にはいかない故の100%信頼発言でしょうな。ただでさえチーム状況悪い中で更にチームを混乱させる発言を避けたのは良い判断だと思います。
    エメリとしては守備重視な戦術で戦いたいのだと思いますが素人目で見ても今のアーセナルって守備に特徴ある選手ってそんないないと思うんですけどね。ただ攻撃的な選手が多い筈なのに攻撃面は完全に沈黙気味というきつい状況。
    フロント、ファンがエメリを信頼出来ないのは問題ないですが現場のコーチ、選手達が信頼出来なくなってるなら解任した方が良いと思います。

  17. やはりミスリンタートさんがいなくなっちゃう辺りから、香ばしかったがELではトホホでしたね。
    (まだレスター戦は相手が強いから、と言い訳できちゃう。。立場ぁ)

    ソフトな改善として、
    ・エメリは会見に通訳つけてスペイン語で対応する。
    ・エメリさんが「ジャカが批判されているのはチームのパフォのせいであり、それは私と上層部に責任がある。選手起用も含めて、私に文句を言うべきで、それは甘んじて受ける+選手への一線を超えた中傷はアーセナルの品位を落とすのでやめよう」、とエメリ+エドゥさんから公式コメント出す。
    ・チーム上層部はエメリハードルを明示化する(12月までにトップ4との勝ち点差いくつまで、内容面でビルドアップ改善、とか)
    -> これも、リヴァポに負けたノリッジのような戦いでも、十分にサポートできるのになぁ。内容が悪すぎ+改善されなすぎでツライ。

    ハードな方としては、
    ・インテルから昨シーズン末で外れたスパレッティ監督とかいい気がします。(英語力はなさそうだけどアッレグリより手札が少なくてもやれる)
    ・ユングベリさんに EL などのカップ戦を完全に任せて、そちらのチームで脱エメリを試してみてほしい(切実)
    ・Lエンリケは望ましいが、彼にはも少し時間が必要じゃないかな。火中の栗を拾わせるのは忍びない。

    なんてことをブログ読ませていただきつつ思いました~~。
    厳しいチーム状況なので、ついついこちらのブログを覗いてしまいますw

  18. お疲れ様です。
    遠のく top 4 より、
    近づく bottom 3 の可能性が高いような。
    ホント、怖いです。

    1. 割といいメンツを揃えたのに全く機能せずに降格したフラムやニューカッスルの匂いがしてきた

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