限りなく敗けた気分。だが結果は引き分けである。 アウェイで1ポイントなら最悪ではない。という決り文句を書くのは正直飽きてしまった。 そりゃそうなんだけど、今回のような試合だと、たとえ1ポイントを得ても100点満点のテストで20点のような気分。当然100点を取るべきテストだったのだから、この落胆は大きい。 しかも、このやられかたよ。われらファンは何度同じような気分を味あわせられればよいのか。恨みたくもなる。 まったく気が進まない。だが、記録のためにこの試合を振り返っておこう。白装束で滝に打たれながら。 Xhaka error gifts Burnley point
【マッチプレビュー】20/21EPL バーンリー vs アーセナル(6/Mar/2021)空中戦最強と最弱の戦い
PL Week27。今週ミドウィークに試合がなかったこともあり、ついにアーセナルは消化試合が多いチームから少ないチームのほうに入ってきた。テーブルを見るうえで、消化試合が揃うのはいいものだ。 さて一週間ぶりのPLで、今回のアーセナルの相手はバーンリー。アーセナルにとっては、PLライヴァルのなかではあきらかに格下感はあるものの、近年は何かとトラブルを起こされ、簡単には勝てない相手という印象がある。今回はどうなるか。 今晩の試合をプレヴューしてゆこう。
【試合前記者会見】20/21EPL バーンリー vs アーセナル(6/Mar/2021)「バーンリーでプレイするのは嫌いじゃない。あれこそがPL」
アーセナルのつぎの試合は、土曜日ランチタイムのPLバーンリー(A)。早くも昨日水曜日にアルテタの試合前プレスカンファレンスが行われていた。 いくらなんでも早いような。 そしてどうせアルテタは土曜までにSky Sportsあたりでロングインタヴューを受けたりするに決まっているので、今回は試合プレヴューエントリに先んじて昨日の会見だけお伝えしよう。プレヴューエントリまで3日も待ってたら鮮度が落ちすぎてしまう。 Arteta on Lacazette, Balogun, Barcelona and more
アーセナルFC情報ガイド2021年版
こんにちは。 今週はひさしぶりにミドウィークにアーセナルの試合がない平穏な日々なので、今回は以前からあたためてあったネタ「アーセナル情報源」の2021版を書いてみたい。 2017年に書いた同内容のエントリにいまもそれなりにアクセスがあるので、いつか最新版にアップデートしようと思いつつずるずると4年もたってしまった。 4年もたつとさすがに情報源もそれを取得する方法も変わっている。あれからブログのアクセスが非常に増えたこともあり、アーセナルについてより多くの濃い情報をチェックするようになったし、毎日の情報収集のモチヴェイションもだいぶ違うものになった。 紹介するのは定番的なものばかりだし、すべて英語情報なので、このエントリがどれだけ需要があるのかはわからないが、このブログをよく読んでくれている読者さまに、ぼくがどうアーセナルの情報を収集しているか、ブログ筆者がふだん見ているアーセナル景色を知っていだたくことも無駄ではあるまいと思う。だから書いてみよう。 ではHere we go.
【マッチレビュー】20/21EPL レスター・シティ vs アーセナル(28/Feb/2021)ウィリアンとぺぺ
3位のチームに勝った。 フットボールではしばしば内容が結果に反映されないということが起きるけれど、今回は90分を通してぼくの目にはレスターよりもアーセナルのほうが強いチームに見えた。強いチームが勝つ。これは摂理。 今シーズンの初戦では、ホームで優位に試合を進めるも、まんまと相手マネジャーの策にハマった。あんなにフラストレイションの貯まる敗けかたもない。しかしこのリターンレグでは、チームとしてのクオリティを見せ、きっちりと正面から実力でねじ伏せたという印象がある。 ELベンフィカでの逆転につづく逆転勝利。2試合連続で見せた粘りづよさ。そしてこの試合はなんと云っても、ウィリアンとぺぺという最近はレギュラーチームから外れてしまっていた、本来のメインメンが輝いたという事実が大きい。 ついにアーセナルのルネッサンスが始まってしまうのか。 試合を振り返ろう。 Arsenal going in right direction – Arteta
【マッチプレビュー】20/21EPL レスター・シティ vs アーセナル(28/Feb/2021)ロテイションがカギ
PL Week26。アーセナルはキングパウワステイディアムへ。 ミドウィークには苦労しながらもベンフィカ相手に劇的勝利、ELのラウンドオブ16に勝ち抜けに成功した。試合を決めたウィナーは87分だったということで、最後の最後まで諦めない信念が報われたという成功体験は、このチームにとって非常に重要な意義があった。 しかし、同時にあのレヴェルの相手に綱渡り的勝利だったことも事実で、このチームがまだ本物の強さを持ってないことは、誰よりも自分たち自身が感じているだろう。 またPLでは、クリスマス以降の6戦無敗(W5 D1 L0)をやったあと、4試合で3敗もしている(W1 D0 L3)。アクシデントや相手のクオリティなど内容はどうあれ、アルテタがつねづね語っている一貫性は身についていない。 ベンフィカでの勝利が勢いになるかどうかはこの試合にかかっている。リーグ3位チームを相手にポインツを得られるかどうか。 試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】20/21UEL R32 2ndレグ アーセナル vs ベンフィカ(25/Feb/2021)見せたレジリエンス
なんちゅう試合だったのか。試合の展開に合わせて喜んだりハラハラしたりで、観ていてすごく疲れてしまった……。 試合をレヴューしてゆこう。 Arsenal 3-2 Benfica (4-3 agg): Pierre-Emerick Aubameyang rescues Arsenal’s Europa League campaign
【マッチプレビュー】20/21UEL R32 2ndレグ アーセナル vs ベンフィカ(25/Feb/2021)カップファイナル?
こんにちは。 くやしいファーストレグ(A)のドロウから一週間。 この間には、現在の自分たちの立ち位置を痛感させられたPLマンシティ(H)の敗戦もあって、6戦無敗が終わった1月のFAカップのサウサンプトン以降では、アーセナルは8試合でたったの2勝しかできていない(※全コンペティション W2 D2 L4)という、それまでのファインフォームから一転不調に陥っているのが現状だ。 今シーズンの結果を振り返ると、アーセナルは不調/好調を一定期間ごとに繰り返している印象があり、今回はどうなるか。タイミング的にはそろそろ反転してもよさそうにも見えるが……。 またセカンドレグはアーセナルのホームながら、今回もCovid理由により中立地での試合となる(オリンピアコスのホーム笑)。ファーストレグ同様、ホームアウェイの地の利の差が実質的にないなかで、アウェイゴールだけは結果に大きく関わってくるというトリッキーな状況。 この試合のアウェイゴールはベンフィカが握っているということは、むしろホームのアーセナルのほうが失点に関しては神経質にならざるを得ず、非常に難しい試合マネジメントが要求される。 試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】20/21EPL アーセナル vs マンチェスター・シティ(21/Feb/2021)スコア以上の圧倒的な実力差
こんにちは。 アーセナルのファンとしては、観ているのが非常にツラい試合だった。まさに苦行。近年の彼らとの試合はいつものことではあるものの、それでも毎回多少は期待をしてそのぶんこころが傷ついている。懲りない。 試合をざっと振り返っておこう。 Guardiola surprised by Man City winning run
【マッチプレビュー】20/21EPL アーセナル vs マンチェスター・シティ(21/Feb/2021)プランAでちからを試す
ELベンフィカのフラストレションのたまるドロウから中二日。週末PLでは、アーセナルはマンチェスター・シティをエミレーツに迎える。 PLでは、リヴァプールが驚くほど失速しているなか、序盤は冴えなかったマンシティが現在ほとんど一強というほどの強さを見せている。 彼らは去年12月のなかば以降は、なんと17連勝中(※すべてのコンペティション)という驚異的なフォーム。アーセナルじゃなくても、いまの彼らにポインツを落とさせるのはかなり難しそうだ。 アーセナルは先週のリーズでひとまず連敗を脱したが、まだまだ不安定。長い目で見ても、一貫性あるパフォーマンスを見せているとは云えず、いまはまだ発展途上というところだろう。 今回は進化中のアーセナルが、最強チームにどこまで通用するか。興味深いテストになる。 今晩の試合をプレヴューしてゆこう。
【マッチレビュー】20/21UEL R32 1stレグ ベンフィカ vs アーセナル(18/Feb/2021)悔しいドロウ
EL R32ベンフィカ、中立地ローマでのアウェイマッチ/ファーストレグは1-1ドロウに終わった。 敗けなかったことやアウェイゴールなど、この結果をポジティヴに見ることもできるが、相手の攻撃クオリティとわれわれが逃したチャンスを考慮すれば、やはりフラストレイションの貯まる結果だった。 これでアーセナルは勝ち抜けにわずかながらもアドヴァンテッジを得たものの、相手を諦めさせるにはまったく不十分で、セカンドレグではアーセナルによりプレッシャーがかかることになった。 試合を振り返ろう。 Arsenal can’t put a foot wrong – Saka
【マッチプレビュー】20/21UEL R32 1stレグ ベンフィカ vs アーセナル(18/Feb/2021)中立地でのファーストレグ
世の中がUCLで盛り上がっているなか、われらはひっそりUEL。12月以来と久しぶりのヨーロッパ。 アーセナルはグループステイジを全勝で勝ち抜いてのノックアウトステイジ。ここからは超本番だ。 去年このラウンドでオリンピアコス相手に敗退したのはまったくの想定外だった。あの敗退でわれわれが失ったさまざまなものを考えれば、今年は去年の反省をふまえ十分な注意が必要だろう。いまやどんなチームも侮れないし、最後はファイトしたほうが勝つのだから。 今回トリッキーなのは、Covid理由で試合が中立地で行われること。すでに発表されているようにアーセナル(A)のファーストレグはローマ、(H)のセカンドレグはアテネで行われる。物理的な距離はおそらく不公平にならない場所が選ばれているはずだが、いずれにせよ両チームにどのような影響を与えるかも注目しよう。もしかしたら、次回以降のラウンドだって相手によっては同じように中立地開催になる可能性もある。