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【マッチレビュー】17/18UEL BATEボリソフ vs アーセナル(28/09/2017)

平日深夜を週2はキツい。ゆうべのBATEボリソフ戦はさすがに何度も寝そうになった。そしてアーセナルはアウェイで控え中心、ユース選手も含んだスコッドだったとはいえ、相変わらずの体たらくぶり。二重でキツかった。

今朝一応各メディアをざっと確認したけれど、あまり褒められていない代わりに、4点取ったからかさほどけなされてもいない。たぶん、記者たちもちゃんと観てないんだろう。そんなしょぼくれたUELである。ここでちゃんとけなしておこう。

Bate Borisov 2-4 Arsenal



アーセナルのスターティングイレブン

当ブログの予想は、ベレリン以外は当てた。ベレリンはそもそもチームに帯同してなかったんだな。

見慣れないフォーメーション(3-5-2?)だが、始まってみればウィルシャーを前に置き、エルネニーウィロックのCMという3-4-3(3-4-2-1)ぽかった。

ナイルズはあんだけボスから素晴らしいDMになるとかいわれておきながら結局左のWB。本来の実力を発揮できていないのではないかといわれていたネルソンのWB起用もそうだが、要するにほかに適役がいないのだ。スコッドが大きすぎるといっておきながらこの選手層の薄さ。アーセナルは本当にビッグクラブなんだろうか? 戦力外だったウィルシャーがいつの間にかチームの中心みたいになってるのもどうもモヤモヤしてしまう。行き当たりばったり。

BATE VS アーセナルの論点

ジャック・ウィルシャーがMOMの活躍&新契約は?

明らかな格下で中盤やファイナルサードでの圧も弱かったので、ジャックが活躍できるシチュエーションは揃っていた。何度もチャンスをつくった前半はたった1本しかパスをミスしなかったようで、まさにゲームメイカーという感じだった。ジルーのフリックでボックスに侵入していくようなプレイはやっぱりジャックらしい魅力にあふれている。フィットしてさえいれば、このレベルで活躍できるくらいの能力は当然持っている。後半時間がたつにつれ消えていったが。

問題はこのフィットネスを今後もキープできるかということと、格上相手でも同じように試合を支配できるかということ。いまでも語り草のバルセロナ戦で見せたようなプレイをもう一度見せることができるのか。

これまだ6年しかたってないんだな。

ちなみにMetroが茶化して記事にしているが、試合のあとのプレス会見でボスはジャックを賞賛しながら、記者から彼の新契約について訊かれると「Not tonight」と明言を避けた。つまりボスもジャックのフィットネスについて良くなってきていると考えているとはいえ、今後も彼がそれを維持できると確信できていないんだろう。期待は何度も裏切られてきたからね。

彼の契約が切れるのはエジルやサンチェスと同じく今シーズンいっぱいということで、どこかの時点で判断をくださねばならないが、1月にそれなりの金額で売却するにはフィットしていなければならず、フィットしているならば売却する必要もなく、なかなか難しいところである。

ディフェンス問題ふたたび

今回2失点しているが、どちらもアーセナルはほとんど守備ブロックをつくっていたなかでやられているので問題の根が深い。あの流れで3-0と先行すれば集中力が切れてしまうのはやむを得ないのかもしれない。だが、アーセナルは守備に問題があるといわれているチームであるので、本来クリンシートにはどんなクラブよりこだわらねばならないはずだ。それがどうしたことだ。ボスやスティーブ・ボールドはこのグダグダ守備にブチ切れなくていいのか?

それまで意気消沈していたのに、得点で息を吹き返したBATEにその後何度もチャンスをつくられることになり、ただでさえ過密日程で苦しいアーセナルはここでもいらぬ消耗をした。選手が消耗するということはそれだけ怪我のリスクが高まるということでもある。自らの首を締めていくというまったくの悪循環だ。

負けていたかも

あまり指摘されていないようだが、ぼくがこの試合のアーセナルをけなしたいのは、このレベルの相手に負ける可能性すらあったからだ。いくどとなくチャンスをつくったとはいえアーセナルの4得点のうち2点(相手GKの信じられないミスと意味不明のボックス内でのファールによるペナルティ)は、ボーナスみたいなもので決して自分たちの力による得点ではない。2-2で同点に追いつかれていたらその勢いのまま逆転されていたっておかしくなかっただろう。

BATEはディフェンスはともかく、攻撃は悪くなかった。シュート精度が高ければあわやというシーンもあった。しかしあれくらいの攻撃を防げないような守備には明らかに問題がある。

それとオスピナ。ぼくはオスピナは好きな選手だが、最初の失点はデヘアやロリスのようなトップクオリティのGKなら防いでいた失点だったように思う。たった数cmというディテールの差が決定的な結果となる。いいセーブもあったけどね。オスピナはケルン戦でもやらかしたが、1試合に一度くらいはヘマをやってしまう。

期待のヤングガナーズたちはどうだったか

いつものマーティン・キーオン氏がネイマールと比較してネルソンをべた褒め。この試合のネルソンて、そんな良かったっけ? 悪くはなかったけど、やっぱり前でプレイする彼を観たい。

Martin Keown hails Reiss Nelson and compares him to Neymar

ぼくがよかったなと思ったのは、ネルソンよりウィロック。CMでボールをキープできるしドリブルもできてパスも的確。彼のクオリティを見た。おそらくエルネニーが疲労していたこともあって、彼の活躍できる場面が多かったと思う。

ナイルズもよかった。ウィルシャーのスルーボールにきっちり合わせてボックスに走り込んだプレイはなかなかだった。

彼らとは対象的にマグエインは期待していたような活躍はできなかった。ちょっと緊張していたのかもしれない。彼はユヴェントスやマンUが食指を伸ばしているということで、ぼくが観ていた中継でもコメンタリーが言及していたようだけど、その片鱗を観ることはまだできていない。


その他

ジルーがアーセナルで100ゴールを記録した。ツイッターではジルーGIFが多数ツイートされていておもしろい。

この試合、おかしなペナルティを決めた以外ではあまり見せ場もなく、すっかりカップ戦要員となったちょっと気の毒なジルー。ぼくはもっとEPLでジルーのプレイが観たい。

そういえば、フレブがラカゼットについて「ジルーと同等(ジルーよりいい選手とはいえない)」とコメントしているのだけど、ラカゼットにとって、それとジルーにとってこのコメントはどんなふうに聞こえるんだろうか。よく考えると複雑なコメントである。お互いリスペクトしあっていればいいんだけど。フランスでもポジションを競う直接のライバルだし、ふたりの仲はどうなんだろう。

ウォルコットとは仲いいみたいだよ。

 

 

次の試合は日曜ランチタイム(日本時間日曜夜)のEPLブライトン戦。またしても中2日という過密日程だ。この試合が終わるとインターナショナルブレイクとなりしばらくアーセナルとはお別れ。

グダグダとはいえしばらく負けてない。この連戦の最後の試合もきっちり勝って勝ち癖をつけていってもらいたいものだ。

 

 

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