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【マッチプレビューその3】18/19UEL Final チェルシー vs アーセナル(29/May/2019)悲願のCL復帰へ【試合前プレスカンファレンス】

コメント集試合展望、ふたつのエントリにつづき、試合前日のプレスカンファレンスの様子を。。



エメリの試合前コメント

試合前のプレスカンファレンスより。

なんかいつもより表情豊かで気分が高まってる感じがする。ヴィデオもぜひご覧あれ。

(どんな気持ちですか……)

エメリ:グドアフタヌーン&グドイーブニン。イングランドのみなさんにはグドアフタヌーンで、バクのみなさんにはグッドイーブニン(ニヤリ)。

その答えは、簡単じゃないということだ。チームにもわたしにも新しいチャンスがあり、いまわたしの気分はいいよ。わたしのキャリアのなかでも勝つときもあれば、敗けるときもあった。でも毎日前進しようとしていることは変わらない。気持ちは変わらない。

(チェクのスパルタ・プラークでの歴史について、彼はスタートするのか……)

申し訳ない、全力でリスペクトするけどスパルタ・プラハのことは考えてないよ。わたしたちが考えているのはファイナルのことだけで、明日はビッグチャレンジになる。

われわれにはふたつのターゲットがある。一番重要なターゲットは勝ってタイトルを手に入れることだ。アーセナルでもチェルシーでもイングランドでもヨーロッパでも、タイトルはとても重要だ。

われわれはこのときをサポーターのことを考えて楽しみたい。明日のファースト11については、選手たちにも明日伝えたいと思う。

ペトル・チェフについてはたくさん話すこともできるが、彼はグレイトな人間で、プロフェッショナルで、チームでの振る舞いも素晴らしい。彼はリタイヤを決めているから明日が最後の試合になるね。彼のキャリアの最後に彼と何か重要なことをやり遂げたいと思うよ。それが彼と話したことだ。彼がプレイしようがしまいが、自分たちのために勝ちたい。

(ヨーロピアントロフィをもたらす責任を感じている……)

自分だけの責任だなんて思ってないよ。みんなが何か重要なことを成し遂げたいと思っていて、いまタイトルのチャンスがある。われわれはそれにふさわしいと思う。われわれはこのコンペティションでよくやってきたし、一緒にこのコンペティションを戦ってきたと感じている。

ふたつの目標をもってスタートした。ひとつはELを勝つこと。それとつぎにPLを通してCLに出ること。明日はふたつの目的を達成できる。タイトルを取れるし、CLに出場するチャンスも得られる。

それを楽しみたいし、みんなのいいスピリットでプレイしたい。それとこのコンペティションはここ数年でビッグチームがファイナルでプレイするようになって進歩してきたと思っている。いずれチェルシーとアーセナルでCLのファイナルを戦いたいね! われわれにはたくさんのとてもいい選手たちがいて、なかには世界でもベストという選手もいる。だからこれは世界のフットボールにとってもとてもいいものなんだ。

(ELを勝てばヴェンゲルの功績を超えられる……)

彼がこのクラブのためにやってきたことは素晴らしい。わたしの彼へのリスペクトは天井知らずだ。そして彼はこのチームに新しいフットボールカルチャーでたくさんの重要なものをもたらした。わたしはそれを維持しつつ、進歩させたい。

わたしがアーセナルへやってきたとき、アーセナルに何をもたらしたいのか話した。

ひとつはどんな状況でも競争力をもつことで、コーチとしてアーセン・ヴェンゲルからたくさんを学んだ。大きなリスペクトがある。わたしはアーセナルがすべてを勝ち取れるよう助けたいんだ。そしてそれは自分たちのやり方でやる。

ひとつはELのタイトル。そしてもうひとつはアーセナルがフットボール世界でベストなポジションにいられるよう進歩させつづけること。思うに、歴史のなかで今も未来もアーセナルは世界のベスト10チームにいるんだ。われわれの目標はそれだよ。

(CLについて……)

CLはわれわれの目標で、シーズンが始まったときもそれは難しいものになるだろうことはわかっていた。そしていまわれわれはそれを達成するチャンスがある。しかし、われわれはいまはまだプロセスと進歩の途上にあり、いまわたしが云えるのはシーズン最初と同じことだ。それは難しいだろう、と。

しかし明日にチャンスがあること、そして明日チャレンジできることはハッピーだと思える。それをやるとても大きな責任があるね。

(チェフについて……)

わたしは彼を大いにリスペクトしている。彼のキャリアはすごいものだ。まず、ひととして、それとプロフェッショナルGKとして、彼は信頼に値すると思う。わたしがそういうことをここで云っているからじゃなく、彼のキャリアが彼をジェントルマンだと云っている。明日彼はスタートするかもしれないし、しないかもしれない。これから決めるよ。しかしいずれの判断も彼をリスペクトして行う。われわれが彼を信じないなんてことはできないでしょ?

(このコンペティションにどうしても勝ちたいのはCL出場があるから……)

先週のプレスカンファレンスでも説明したように、わたしがヨーロッパリーグでのプレイを始めたときには、まだ名前がUEFAカップだった。そしてこの10年でだいぶ進歩した。3年前にUEFAが優勝者にCLの出場を与えると決めたとき、それが重要なものになったんだと思う。

たとえば、イングランドのような国内コンペティションではたくさん強いチームがあるため4位でフィニッシュすることはほんとうに難しい。スペインでもそうだし、ジャーマニー、イタリーでもそうかもしれない。ラツィオとミランが来年CLから外れるんだ。

ELがとても進歩したのはこの10年だ。UEFAの決定がかなり影響したんだね。わたしはいまとここ数年でセヴィーリャで、それとアトレティコ・マドリッドとオリンピック・マルセイユとマンチェスター・ユナイテッドも。たくさんのチームがここにいるし、今年はチェルシーとアーセナルだよ。ファイナルを世界でもグレイトなチームたちが戦うんだ。すべてのチームがCLに出られるわけではない。だからこの道もまた重要になっている。

まずはタイトル、そのあとにCLだ。ELは二番目に最重要のトロフィでベストチームがそれを争う。われわれが戦ったのはナポリ、ヴァレンシア、そしてチェルシーだ。この重要なチャレンジができること、自分たちのキャパシティを示すんだ。

(もし勝ったらファイナルがもっと意味のあるものになる。それがアドヴァンテイジになる……)

そうは思わない。まず第一に、チェルシーだって同じ考えを持っているはずだから。チェルシーはラファ・ベニテスとこのコンペティションを勝っているが、そのときはELからのCL出場はなかった。なぜそれが理由になるのか? どのチームだってタイトルを勝つために戦うからだよ。わたしの考えでは最初の目標はタイトルだ。つぎにCL出場。しかし、第一の目標はアーセナルにとってもチェルシーにとっても、自分たちのサポーターにタイトルをもたらしたいということだ。

(ファイナルのチケット割当の少なさにどれだけフラストレイティング……)

それはわたしにはどうすることもできない。以前セヴィーリャのときスーパーカップのファイナルでバルセロナと戦ったことがある。3年前にTbilisiとジョージアで。そこにはそこでプレイする理由があった。わたしはその決定をリスペクトするよ。

もちろんここでサポーターたちの前でプレイしたいよ。ロンドンからここに、こちらからもチェルシーからもたくさんのサポーターが来られたほうがよかった。でもここに来ることは難しい。

明日たくさんのサポーターがいるだろう。イングランドからもいるだろうし、世界中からも来ているだろう。アーセナルとチェルシーは世界中にたくさんのサポーターがいるのだから。ここもそうだ。アゼルバイジャンや近くの国から、われわれを応援しようとたくさんのサポーターが来るかもしれない。

わたしは明日のことを考えているんだ。この大きな素晴らしいステディアムのこと。アーセナルとチェルシー、それに世界中から来たたくさんのサポーターで満員だ。ふたつのとてもグレイトなチームの試合なのだから。

ほんとうにサポーターたちといたかった。明日はここにいるわれわれのサポーターのため、ロンドンにいるわれわれのサポーターのためにプレイするよ。

お茶の間のファンのことも忘れないでくれー

(´Д⊂ヽ

ジャカとソクラティスの試合前コメント

このプレスカンファレンスではつづけて、グラニト・ジャカとパパ・ソクラティスの会見もあった。

(グリークNTのみなさんが幸運を祈っていると……)

ソクラティス:もちろんそれを見たときはうれしかった。それはぼくがよく云っているように、グリークNTはひとつの家族なんだ。グリークのみんながアーセナルとぼくを応援してくれている気分になるね。幸運をもたらしてくれると願っている。

(ローラン・コシエルニのラストゲイムになるという噂……)

明日のことだけ考えるよ。試合に勝たねばならない。それにロロはまだ何年もいると思うよ。彼と一緒にプレイできることはとてもハッピーなんだ。この先も彼と一緒にプレイできればハッピーだよ。

(ヘンリク・ミキタリアンへのメッセージ……)

ミキタリアンについては、彼とは5、6年一緒にいるんだ、とてもいい友人でもある。思ってることはツイッターに書いたよ。ぼくらは彼のため、それとケガしている選手たちのためにプレイしなきゃいけないね。この試合に勝つとしたら、それは彼らのためでもある。

(チェルシーより先に到着していることはアドヴァンテージになる……)

ジャカ:ぼくらは土曜の夜に来た。日曜にはもうバクにいたんだ。いい感じだよ。チェルシーよりここに長い時間いることがポジティヴなのかネガティヴなのかはわかんないね。明日の準備はとてもよくできているよ。

(ミキタリアンについて……)

もちろん彼がここにいないのはがっかりしてる。ミキや政治的なことにについてはかなり話してきたけど、いまはフットボールについて話す時間だ。彼はピッチのなかでも外でもとても重要だ。明日は彼にトロフィを渡したいんだ。

(エデン・アザールと対峙します……)

ソクラティス:ぼくらが戦うのはいいチームであって、ひとりの選手じゃない。対応についてはここ数日でとてもよくワークしているよ。チェルシーはとてもいい選手がいるとてもいいチームだしね。

チェルシーのことはリスペクトするけど、ここにはフットボールをプレイしに来たんだし、CLでプレイしたいならこの試合に勝たなきゃならないことはわかっている。ぼくらにはよりモチヴェーションがあるよ。この何日間はこの試合のためにたくさんワークしている。

(エメリのEL記録……)

ジャカ:彼にはこのコンペティションでたくさんの経験がある。ひとりのコーチが3回もELを勝っていたら、それはすごいことだ。明日の夜は彼に4つめをあげたい。彼は以前はどうだったとか経験についてたくさん話してくれるよ。でもいまは自分たちの番だ。

(CLに出場する重要性……)

ぼくらはもう2連続でELにいる。アーセナルのようなクラブはCLにいなければならない。明日はすごいことになる重要な試合だ。ぼくらはクラブとファンのためにCLを取り戻したい。もしシーズンを見ていてくれたのなら、ぼくらはトップ4にふさわしいと思ったかもしれない。明日はビッグゲイムだ。トロフィを取れるし、CLに戻れる。

(CLに戻ること……)

ソクラティス:グラニトと同じだ。クラブにとって、ファンにとって、そしてぼくら自身にとってとても重要だと思う。タイトルを持ち帰る大きなチャンスだ。

(ヨーロッパでいいアウェイ結果が出ていること……)

ジャカ:今シーズンはそれがぼくらの問題だったね。もしアウェイでもいくらかポイントが取れていたら、トップ4に入っていたかもしれない。でも、ぼくらはナポリやヴァレンシアで見せたように、あんなふうにプレイすれば、コンパクトに、お互い助け合ってプレイすれば、多くのチームを倒すことができる。

明日はホームとかアウェイは関係ない。ファイナルでそれに備えておかねばならない。バクだろうがどこでプレイしようがいい訳にはならない。明日の準備はちゃんとできていると思う。

(多くのスイス人選手がヨーロピアンタイトルを取っているわけではない……)

アーセナルのスクワッドにもふたりのスイス人がいるね! もちろんぼくらがトロフィを勝ち取れれば誇らしいよ。多くのスイス人がこのトロフィを取っているわけではないことは知っている。ぼくらがこの90分をプレイして、もしこのトロフィを取れるなら、とてもハッピーだ。

(もし敗けたら……)

ソクラティス:そういうことを考えるのは好きじゃない。勝つのが好きだ。勝つためにここにいる。ネガティヴなことは考えない。勝利のために100%出す。

なんだよ最後の質問。アンチかよ。

さて、コシエルニのラストゲームなんて質問が出ていて、わりとみんな信じてんのかなと。

前にも書いたと思うけど、ぼくはほかのいろいろな選手の去就と同じように、コシエルニの去就もCL次第だと思っている。それくらいCL出るか出ないかで来季以降のチーム状況が変わるってことでしょう。

その他もろもろ

アゼルバイジャンの件

この件、試合直前になってもまだ話題は尽きない。

何日か前にこのブログでもアゼルバイジャン政府が人権活動家やジャーナリスト、ブロガーを弾圧しているという件は少し触れた。

彼らはそういったネガティヴな評判を隠すためにこういった大規模なスポーツイヴェントや、カンファレンスなどを積極的に誘致していると。

これはいわゆる「ホワイトウォッシュ」と呼ばれるもので、今回のようなものは「スポーツウォッシュ」などとも呼ばれているようだ。

『The Times』によればアゼルバイジャンでまたジャーナリストが殺害されたとのこと。会員制で記事が読めないので政府が直接関与したかどうかは不明ながら、こういう記事になるくらいだから間接的には何かしらの関係はあるのだろう。

Europa League final: Azerbaijan, the host country where journalist Rasim Aliyev was killed for criticising Azerbaijan midfielder Javid Huseynov

21世紀においても、報道の自由や表現の自由があからさまに脅かされている。それでいて、立ち並ぶ高層ビルや巨大なステディアムなど表面だけはまるで進歩的な文明を取り繕っている。

われわれは善良な市民として、アゼルバイジャン政府のこういった前時代的なやり方を認めてはいけないし、フットボールファンとしてUEFAがスポーツウォッシュに加担していることを有耶無耶にしてはいけないのではないだろうか。

このことはもっと広く知られたほうがいいと思う。日本のサッカー雑誌やメディアはヨーロッパリーグの試合だけじゃなく、このことも大きく取り上げてほしい。

ファイナルでVARが導入される件

ここまでELではVARが導入されていなかったが、今回ファイナルで導入されるそう。そうなんだ。。

VARは相変わらずあまり人気のない制度だが、どうせやるならどうかアーセナルに有利な判定を頼みたい。もしそれで不利になるようなことがあれば、ぼくは一生キミを許さないゾ。

EL賞金の件

アーセナルのELファイナルまでの収益合計は€36Mで、昨シーズンの€38Mより少し減っている。

内訳:参加2.9m、プライズ14.3m、UEFA係数3.4m、TVプール15.6m。

アーセナルがファイナルに勝てば、さらに€4M(※約4.8億円)のプライズマニーが入るそう。それでELの収入は計€40Mと。

ちなみに去年アーセナルがCLに出られなくなってELに回ったことで被ったマイナスは、£35Mあたりらしい。単位としては「1ジャカ」という感じか。

もちろんCLに出場できないことのデメリットは、経済的損失だけではない(たとえばCLを望むビッグプレイヤーが獲得できないとか)が、この金額を絶望的と見るか、そうでもないと見るべきか。

以上。



さあいよいよですな。試合のキックオフは5/29の夜、日本時間5/30(木)早朝4:00。

勝とうぜ。Win togetherだょ!

あとバクに行ってるひとは気をつけて楽しんでねー

C’mon You Gunners!!!

4 Comments on “【マッチプレビューその3】18/19UEL Final チェルシー vs アーセナル(29/May/2019)悲願のCL復帰へ【試合前プレスカンファレンス】

  1. CL一次突破で60m、優勝で100m
    二倍ってあーた、計算間違えてるんじゃねーのか、ウエファのトッツアンたちは
    CLって大事だね、70億円だもの
    一割でいいからくれないかしら(小市民の発想)

  2. 遂に来ましたね、この日が。まさに決戦の日。
    シーズン中は幹事の上げ下げがはげしすぎて、アーセナルにCL出場の資格なんてないとか罵った日もありました。
    でも、やっぱ勝ってほしいし、みんなが笑顔でトロフィーを掲げるところがみたい。相手はチェルシー。のぞむところです。
    行きましょう!
    COYG

  3. 遂にこの日が来てしまいましたね。
    楽しみにしていた反面、来ることを恐れていたというのが正直な気持ちです。
    本当に今回だけは勝利が全て、もう勝ってくれりゃあ何でも良いです。
    シメオネじゃないですけど、ここまで来たらもうタマの強さですよタマの。
    勝利、タイトルへの執着を全面に出して闘ってそして勝って欲しい。
    コッシーやラムジー、チェフ、そして選手達みんながトロフィーを掲げるところが見たい。
    LONDON IS RED!
    COYG

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