Arsenal, Player, Transfer

デクラン・ライスが£105mの移籍金を語る

ハヴァーツは、レフトバックでのプレイも自ら率先して受け入れていたんだそうで。本人が試してみたいと。 昨日は、ハヴァーツのLB抜擢に関するNagelsmannの試合後コメントもまた話題になっていた。それによれば、この奇策は今回だけでなくEUROに向けてのオプションにする気があるようだ。なんと。 さて、デクラン・ライス。現在イングランドNTに帯同している彼が、『The Telegraph』のインタヴューに応えていた。 Declan Rice: I felt the pressure of my £105m Arsenal price tag – but now I’m flying 移籍金についてや、WHUとアーセナルの違いなどについて語っている。今回はこちらをシェアしよう。

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カイ・ハヴァーツのレフトバック

どうも。 フットボール世界は、インターナショナルブレイクでひきつづき静かであるが、ナショナルチームの試合は行われている。 そんななかで昨日は、驚きのニュースが。 われらがカイ・ハヴァーツが、ジャーマニーNTの一員として、ターキーとのフレンドリーマッチで、なんとレフトバックでプレイしたというのですな。そして開始5分でゴール。 Julien Nagelsmann started Kai Havertz at left back vs. Turkey. He scored five minutes into the match ????‍♂️ pic.twitter.com/2wMQ2TUt0i — B/R Football (@brfootball) November 18, 2023 もっとも、ドイツは試合には敗けてしまい、勝負の決め手となったペナルティはハヴァーツのハンドボールがトルコに与えてしまったものらしいが。それは、それとして。 もちろん、彼はアーセナルに来てから3ヶ月以上たっても、いまだにベストポジションを探っているような状況であり、アルテタにとっても、これは興味深い試合になったに違いなく。

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「退屈なアーセナル」は正しい進化プロセス?

IBたけなわ。いかがお過ごし。 さて、PLもここまで12試合を消化し、アーセナルはリーグテーブルで3位を維持。ほとんどの期間を1位で過ごした去年からすると最高とまでは云えないが、まあうまくやれているほうだと思える。すでにマンシティにも勝っているし。 いっぽうで今シーズンのアーセナルは、躍進のシーズンとなった去年とくらべると、やや攻撃の魅力には物足りない感じはあって、それはさまざまな攻撃のスタッツから各所で指摘されていることでもある。 だがそれと同時に、現時点でアーセナルはリーグベストのディフェンスを誇るチームにもなっており、なんというか毎試合で大量ゴールで勝つような派手さはないものの、より手堅い、強いチームになっているという実感もある。 アルテタがよくチームについて「より成熟した(more matured)」と自画自賛しているのは、そういう部分のことだろう。 そんななか、昨日の『The Telegraph』が、現在のアーセナルの状況を俯瞰的にとらえた興味深い記事を公開していたので、そちらをシェアしたい。 Arsenal are less exciting this season – but that makes a title win more likely Less chaos, more control. After 12 league games, we have enough evidence to see how Arsenal are evolving. The football is less thrilling (12th for open-play xG) but #AFC currently have the best defence and the best set-pieces in the league. Analysis ⬇️https://t.co/oz0xEU7ElZ — Sam Dean (@SamJDean) November 15, 2023 今シーズンのアーセナルのプレイはリスキーでもないし、観ていてすごく楽しいわけでもないかもしれない。だが、むしろそのことでリーグタイトルに近づいている。ケイオス減、コントロール増。アーセナルは進化しているのか?

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PGMOLチーフより#NEWARSの疑惑ゴールのVAR判定について詳細が明かされる

かねてから伝えられていたとおり、昨日火曜にSky SportsのTV番組「Mic’d Up」にPGMOLチーフのハワード・ウェブが出演、直近のPL試合におけるいくつかの疑惑の判定について、レヴューと説明があった。 そのなかには、大きなVAR論争を巻き起こした11月4日のニューカッスル vs アーセナルのゴールも当然含まれており、あらためて大きな反響がある。 結論としては、公式にはあのゴール判定は正しかったと再確認しただけのことで、あらためてがっかりしたのでぼくもスルーしようかとも思ったけど、このブログでもさんざん取り上げたので、尻切れトンボも気持ち悪い。ので、いちおう取り上げよう。 もちろん、VARのことは今後も話題にはなるだろうが、まあ、この件は最後だと思ってお付き合いあれ。

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マーティン・オーデガードの不在は脳震盪のせいだった

今朝、驚きのニュースを目にした。 Martin Odegaard missed Arsenal’s matches against Newcastle and Sevilla due to concussion after taking a ball to the face in training at London Colney. Story: https://t.co/clpdeAu2c2 — Sami Mokbel (@SamiMokbel81_DM) November 13, 2023 昨日の『Daily Mail』(Sami Mokbel)によると、アーセナルのキャプテン、マーティン・オーデガードがPLニューキャッスル、CLセヴィーヤと2試合連続で欠場したのは、トレイニング中の事故のためだったという。 なにが起きているのか。

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【マッチレビュー】23/24 EPL アーセナル vs バーンリー(11/Nov/2023)お仕事完了

こんにちは。 どうせここから2週間のブレイクがあると思って、日曜はアーセナルから離れていた。 それにしても、最近はゲームが忙しくて困る(困る)。「Starfield」がGame passに含まれているのを知って、しばらくやめていたのをあらためて登録すると、「龍が如く 維新!極」もリリースされて、どっちも終わってないのに今度は「龍が如く7 外伝 名を消した男」までリリースされちゃった。そっちを始めたら、今週はさらに「ペルソナ5 タクティカ」の公開が始まるという。これが1000円。ありえん。「Cyberpunk 2077」のDLCもガマンしてる状態なのに、また来年になるとすぐに「龍が如く8」が来る。まじFMとかやってる時間ない。セガはリリーススケジュールをもうちょっ(以下略 さて、アーセナル。土曜のPLはホームでバーンリーに順当に勝ち。終わってみれば「お仕事完了」タイプの試合で、先週のくやしいニューカッスルの敗戦からちゃんとバウンスバックした。バーンリーは、あんなチームになっていたとはなあ。 この週は、PLのトップテーブルにわりと動きがあって、それもアーセナルにはナイスだった。ToTが連敗し、シティまでポインツを落とした。その結果、3ポインツのなかにトップ5チームスがひしめくという、すごい混戦状態。ここまでは明白なリーグリーダーがいないという、波乱のシーズンを予感させる展開になっている。アーセナルにはチャンスだが。 試合を振り返ろう。 Arsenal go second with victory over Burnley

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【マッチプレビュー】23/24 EPL アーセナル vs バーンリー(11/Nov/2023)IB前最後の試合

IB前の最後の試合。アーセナルは、エミレーツにバーンリーを迎える。 バーンリーは、現在Vincent Kompanyがマネジャーを務めており、もちろんマンシティでともに働いていたアルテタとも浅からぬ仲。PLには、アルテタのゆかりが深い人物ばかりいる。 去年チャンピオンシップからチームを昇格させた手腕は高く評価されたものの、彼もPLのマネジャーとしては、ここまでは期待したような結果は出せておらず(現在降格圏の19位)。さすがに苦しんでいるようだ。 われらが先月対戦したシェフU(Paul Heckingbottom)もそうだが、チャンピオンシップで大活躍でもPLではそう簡単にいかない。やっぱりリーグの競争力にはそうとうな差があるということなんだろう。 いっぽうのアーセナルは、ちょうどケガ人が続出しているところで、このあと2週間のブレイクを考えれば、薄いデプスでもなんとかここをしのぎたいという試合。 前回のPL試合は、あのニューカッスルだった。バウンスバックが必要だ。 試合をプレヴューしてゆこう。

Misc

「スポーツジャーナリストになるには?」デイヴィッド・オーンステインからの助言

最近はギスギスした話題が多かったので、今回のブログはアーセナルと関係ない小ネタでひとつ。 このブログでも何度か紹介している『The Athletic』のデイヴィッド・オーンステインのQ&A企画。もちろん話題はPL/フットボール全般のことが中心ながら、今日の夕食や好きなステーキの焼き方など、フットボールと関係のないやりとりもあったりして、スタージャーナリストと一般ファンのふれあいの場という感じが、ぼくもけっこう好きだ。 で、今回はスポーツジャーナリストを目指す女性が、オーニーにアドヴァイスを求めるというやりとりがあって、ちょっと興味深かったのでシェアしたい。 いまの若いひとたちにとって、スポーツジャーナリストという仕事がどういう観られ方をされているのか、ぼくもさっぱりわからない。ただ、ソーシャルメディアを利用しているスポーツファンなら日常的にジャーナリストが発信する情報を目にしているはずで、興味を持つひとが増えていてもおかしくない気はする。 ぼくなんかは、もっと若ければ目指してみたかった憧れの職業ベスト3には入りそうである。だって、一日中ずっとアーセナルのことを考えていればいんでしょう?(怒られそう)

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【マッチレビュー】23/24 UCL アーセナル vs セヴィーヤ(8/Nov/2023)too easy

UCLグループステイジのセヴィーヤ。リターンレグ。 すでにアウェイで勝利をおさめていたアーセナルにとっては、前回対戦の記憶からしても、さほど難しい試合にはならないと予想していたが、まさかここまでイージーな試合になるとは。 相手が、こちらのストロングポインツを消してくるような戦い方をほとんどせず、攻撃のキープレイヤーが活躍。とくにネリはやりたい放題、サカはファウル以外で止められずといった感じで、相手にしてみれば散々な思いをした日になってしまっただろう。 われわれとしては、今シーズンここまでで間違いなくもっとも楽な試合だったと思う。2-0というスコアラインは、内容が反映されていない。控えめすぎる。もっと大差がついてもおかしくなかった。 そういう試合だったので、試合後は試合内容よりも、サカのケガの具合のほうが話題になっているくらい。 振り返ろう。 Arsenal v Sevilla

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【マッチプレビュー】23/24 UCL アーセナル vs セヴィーヤ(8/Nov/2023)グループ勝ち抜けの可能性あり/ニューカッスルのVAR問題後アルテタが初めてコメント

やあ。 先週末の#NEWARSのVAR議論の件。PLファンの皆さんはご存知のように、月曜の#TOTCHEがあんな内容だったゆえにPLのレフェリング/VARがさらに注目が集める結果となり、昨日の時点でも英国では論争が収束していくどころか、ますます加熱していくような塩梅だった。 VAR是か非か。あらためて問われている。 そして、ToTのボスであるAngeが、試合に敗けながらも試合後にはアルテタと好対照なああいうプレス対応をしたことで、マネジャーの品格みたいな方向にも議論は発展している。 もっとも、そこに関してはあの試合のToTの2枚のレッドカードはどちらも議論の余地のないもので、いくら彼が「わたしならレフに文句は云わない」のような主張をしたところで、そりゃそうだろとしか云いようがないわけだが。あの判定は理不尽でもなんでもないのだから、今回のアルテタのいる場所とはまるで違う。これをもって、Ange上げ、アルテタ下げをやっているものは、そういう部分をあえて観ないようにしているようだ。 それとSky Sportsのようなメディアも、この一連の議論を扇動しているだろう。とくにレギュラーパンディットで、いまやSky Sportsの顔とも云えるギャリー・ネヴィル。レフへの不満をぶちまけたアルテタ、およびそれを支持したアーセナルには、彼は一貫して批判的な態度を示している。 が、元PGMOLチーフ(Keith Hackett)のような一部のインサイダーからは、彼らふたりのパンディッツ(ネヴィルとキャラガー)には、審判への批判をトーンダウンするよう指示の電話があったと暴露されており、不自然に議論を誘導しようとしている疑惑も持たれている。Sky SportsとPGMOLの関係性……   おっと、試合プレビューなのにオフトピックなことを書きすぎてしまった。これ以上は別エントリにしたほうがいいくらいの量になりそうなので、このあたりにするが、まあとにかくその議論な2試合のおかげでこの3日間はえらく騒がしかったのだった。ウォッチャーのわしも話題を追いかけるのがたいへん。 UCLに話を戻そう。今週からグループステイジの後半戦。アーセナルは、エミレーツにセヴィーヤを迎える。

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いまだ冷めやらぬニューカッスルでのVARエラー。アルテタのPGMOLへの痛烈批判をクラブは支持表明(※内容を一部修正)

アーセナルの土曜のPLニューカッスル(A)で起きた議論なVAR判定について、英国では日曜になってもまだ収拾がつかないといった様子だった。 あのあと、アルテタの試合後のひどく感情的なコメンツに対して、アーセナルFCがクラブとしてそれを支持する声明を発表したことも、それに拍車をかけているところがある。 じつは、白状すると、ぼくもあのVAR判定については若干誤解していたことがあって、あの試合のレヴューのエントリを読んでくれたひとは薄々感じたかもしれないが、アルテタ含めてアーセナルのファンがそこまで騒ぎ立てるほどの明白なVARエラーだとは認識しておらず、なんならアルテタもちょっと感情的になりすぎでは?くらいに思っていた。PGMOLの見解や、あれを正しい判定だったと信じているひとたちの意見も、一理あるものだと思っていたのだ。 だが、あのあと出てきた新しい映像(画像)もあったり、いろいろな議論や情報を観ていたりして、少し考えをあらためた。 今回はそれについてまた少し。

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【マッチレビュー】23/24 EPL ニューカッスル・ユナイテッド vs アーセナル(4/Nov/2023)アルテタ激怒のVAR判定

試合後、あんなに怒ってるアルテタは初めて観たな。まさに“Rage”という表現がぴったり。 ポストマッチのプレス会見でも怒り心頭の様子だったけれど、試合直後のインタヴュー(Sky Sports)では、にらみつけるような鋭い眼光と、少ない口数でもただならぬ気配に、聞き手のほうがタジタジになっているように見えたほど。 ボスがなにをそんなに怒っているのかといえば、もちろんあのニューカッスルのゴールの決定。ひとつのゴールに対し、3件ものチェックのために行われたVARレヴュー。今回もまた、そうですかと納得するには程遠い、そんなVAR事案のひとつになっただろう。 もっとも、この試合アーセナルはニューカッスルの固い守備に終始手こずったのも事実であり、せいぜい「ドロウがフェアな結果」という主張にならざるを得ず、アーセナルのファンとしては期待はずれではあった。 これでアーセナルはPL11試合めにしてシーズン無敗ランが終了してしまった。もちろん敗けたこともくやしいが、20年ぶりの無敗優勝がなくなったのがやるせない。しかもこんなかたちで。 試合を振り返る。 Newcastle end Arsenal’s unbeaten Premier League start