アーセナルファンはもちろんご存知のように、ここ数日、移籍の話題でアーセナル界隈はえらく盛り上がっている。 この冬のトップターゲットと云われていたMudryk(とFelix)を逃したのもつかの間、すでに獲得が発表されたトロサールはもちろん、他にも、具体的な噂がいくつか出ている。挫折のあとの素早い動きは見事というほかない。 昨日ブレイキングされたJakub KiwiorというLCBにいたっては、ニュースになった時点ではほぼ獲得が決まっているようなあんばいで、トロサールの案件よりももっと素早い、秘密裏での交渉だった。エドゥやガーリックらがファンに見えない舞台裏で、プランBもCもある周到なプランのうえ、いかにハードワークしているかがよくわかる現在になっている。 一時はかなり心配された冬の補強ながら、このまま順調に進めば、シーズン後半に向けてかなり心強い。ここ数日だけで、そんな移籍市場でのポジティヴな経過が観られる。 その件については、また別のエントリでくわしく。 さて、マンU。 云うまでもなく、今シーズンのアーセナルの唯一の敗戦が去年9月のOTでのマンU。しかも、その後にはその試合で取り消されたアーセナルのゴールにVARの誤審があったと伝えられ、なおいっそう悔しさが募っていたところ。 今回は相手もかなり好調ということで、一般的にも注目度の高い試合になっている。 また、アーセナルにとっては、PL19試合めでシーズン前半最後の節目の試合でもある。宿敵に対するわれらの悔しさを晴らし、シーズン前半を締めくくるにはちょうどいい機会。 かつてのリーグを支配した2強で戦う、間違いなくビッグゲイム。 試合をプレヴューしてゆこう。
【Welcome to】アーセナルFCがレアンドロ・トロサールの獲得を発表【The Arsenal】
昨日、アーセナルがブライトンからレアンドロ・トロサール(Leandro Trossard)の獲得を発表していた。 Leandro Trossard joins on long-term contract ブライトンとの移籍交渉については既報どおりで、弊ブログでも昨日お伝えした。 結局、取引はこの交渉が公になってから2日程度(本格的な交渉開始からは3日?)で完了したということで、非常に迅速な、スムースなやりとりだったことがうかがえる。つまり、アーセナル、ブライトン、選手の各パーティが揃ってこの移籍に前向きで、大きな障害がなかったということなのだろう。 Welcome to The Arsenal, Leandro Trossard ❤️ — Arsenal (@Arsenal) January 20, 2023 アーセナルにとって、およそ20年ぶりというPLタイトルに向け超重要な冬ウィンドウで最初の獲得は、レアンドロ・トロサールになった。
ブライトンのレアンドロ・トロサールがアーセナル移籍へ
昨日夜から今朝にかけては、ぼくもtweets(RT)を連発してしまって、フォロワーのかたのTLを占領しちゃってたらすみませんね。 現地時間の昨日朝から何が起きていたかというと、アーセナルとブライトンのFWレアンドロ・トロサール(Leandro Trossard)の移籍交渉がファブリツィオ・ロマーノのブレイキングを皮切りに、いっせいに伝えられて。アーセナル界隈は突然のニュースにたいへんに盛り上がったという。 そして結論から云えば、その交渉があきらかになってから1日もたたず、現地昨日夜の時点では選手サイドともクラブともアーセナルは合意したというのですな。移籍ニュースでは、ラスボスの『BBC Sport』まで到達しているので、ほとんど間違いなし。 わしも、昨日は早めに寝てしまったけど、あのあとチェルシーの横槍が入ったらどうしようとか(笑い)寝ててもそればっかり考えて、結局4時すぎくらいには目が覚めてしまった。(おかげでMCITOTもライヴですこし観た。笑えた) トロサールの案件について、昨日起きていたことをもろもろリポートしよう。
岩渕真奈のスパーズ移籍は禁断でもなんでもない
どうも。 アーセナルWomenのMFマナ・イワブチが、ノースロンドンのライヴァルクラブであるトトナムにローン移籍するということで、お知らせがあった。 Wishing you all the best for the future, @Buchi_Mana ???? — Arsenal Women (@ArsenalWFC) January 18, 2023 Welcome Mana Iwabuchi! ???????? pic.twitter.com/TqI04DQrVB — Tottenham Hotspur Women (@SpursWomen) January 18, 2023 ぼくもこのニュースにはちょっと驚いたものの、これまでの彼女のクラブでの境遇をおもえば、移籍はやむを得ないかとも思えた。女子チームのことはほとんどフォロウしていないけど、twitterなんかで試合のスターティング11が発表されるのを観るたび、ほとんど毎回ベンチ(あるいベンチ外)だったから。Jonas Eidevallの下で、チャンスを得るのに苦しんでそうだという気はしていた。 だが今回は移籍先が移籍先だけに、その意味でもファンの注目を集めているようだ。両クラブの苛烈なライヴァル関係は云うまでもないのだから。 ただ、この移籍を男子のそれと同じように観ることはできないという意見もある。
アーセナルの夏のNo.1ターゲットはデクラン・ライス。メディアがいっせいに報道
こんにちは。 昨日、英国メディアが「アーセナルが夏にWHUのデクラン・ライスをねらっている」といっせいに報じていた。 ブレイキングしたのは、『The Times』のGary Jacobによるこの記事で(※ペイウォール)、多くのメディアやジャーナリストたちが追随しているところを観るに、信ぴょう性があるように思える。 Declan Rice: Arsenal make £80m midfielder top summer target
【マッチレビュー】22/23EPL トテナム・ホットスパー vs アーセナル(15/Jan/2023)8年ぶりのNLDアウェイ勝利!
アウェイで勝っちゃいましたね。WHLならぬ、THSで。2020から使用している彼らの新ホームであるTottenham Hotspur Stadiumでは、アーセナル初勝利。 あそこでの勝利は、なんかだいぶ久しぶりだったみたいで。なんと2014年3月以来という8年ぶり。内容も、いまこれ以上望んだらちょっとぜいたくかなと思えるほど、よかった。 わし大満足。 この週末は、シティがマンチェスターダービーで敗けていたため、これでなんと2位に8ポインツクリア。アーセナルが、PLテーブルのトップをほとんど独走状態。なんてこった。出来過ぎで怖い。 宿敵にもっとも勝ちたい場所で勝ち、ファン大興奮&チームの経験値UP。これで、アーセナルはまた一歩目標に近づいた。 この試合を振り返っていいかな?(いいとも) Arsenal beat Spurs to go eight points clear at top
ミハイロ・ムドリクがハイジャックされる
今朝、twitterをチェックすると「Mudrykがメディカルのためにロンドン行きの飛行機に乗った」という文字列が目に入って、お・これはようやく決まったかと。アーセナル移籍が。 さらなる情報を確かめようとTLを遡っていたら、あなた。おらもさすがにびっくらこきましたね。 なんと、チェルシーがアーセナルの3回めのオファーを上回るオファーを出してシャフタールと合意したというのですな。 ちょっと信じがたいが、現実のようだった。Joao Felixにつづいて、チェルシーがふたりのアーセナルのターゲッツを連続ハイジャックするとは。 この現地昨日時点での驚きのニュースと、思うところについてすこし。
【マッチプレビュー】22/23EPL トテナム・ホットスパー vs アーセナル(15/Jan/2023)ただ勝て
やあ、どうも。東京は今日ひさしぶりの雨。空気が乾燥しまくってたから、悪くないすね。 さて、アーセナルがPLテーブルトップで迎えるMD18の相手は、もちろんトトナム。アウェイのノースロンドンダービー。 いちおうまだシーズン前半が終わっていないのに、なぜ今年2回めのNLDかといえば、ここまでで延期された試合がいくつかあるから。 したがって、つぎのシーズン前半最後のマンUとの試合も含め、ToTとマンUとはシーズン前半にホーム・アウェイの2試合を消化することになる。おかげでシーズン後半に、シティとの難しい2試合(FAカップを合わせると3試合)を残すという、なかなかしびれる展開に。アツい。 前回エミレーツで勝利したNLDにくらべると、いま現在はアーセナルの勢いがあきらかに勝っているからか、アーセナル界隈の試合前の雰囲気は前回ほどの盛り上がりには欠けるような気もしないでもない。だが、そこは腐ってもNLD。フォームやテーブルも関係ねえ、漢たちの意地のぶつかり合い。何が起きるかは、やってみなきゃわからない。 かませダブル。 日曜のこの試合をプレヴューしてゆこう。
アーセナルFCがエミレーツスタジアムの新しい外壁アートをお披露目
昨日アーセナルFCが、かねてより伝えられていたエミレーツステイディアムの外壁アートの完成をお披露目していた。 まずはこちらの映像をご覧あれ。もうとっくに観てると思うけど。 Revealing our new Emirates Stadium artwork. Created by the Arsenal family. ???? https://t.co/QBWqoDSLlc pic.twitter.com/B90oR84tgL — Arsenal (@Arsenal) January 11, 2023 今回あたらしくなった8面の装飾は、クラブの歴史、伝統、フィロソフィ、アイデンティティ……「アーセナルファミリー」をレペゼンするテーマで、数々のアイコニックなモチーフ、レジェンドがあしらわれたデザイン/グラフィックがどれも印象的。ファンがさらに誇らしくなるような立派なホームスタジアムのリニューアルとなった。
長期の故障から復帰のエミール・スミス・ロウ「知らないひとも多いが3-4年前からのケガだった」
先日のFAカップ、オックスフォード戦のあと、ひさしぶりにピッチ上に姿を現したESRことエミール・スミス・ロウが、試合後のインタヴューでなかなか興味深い発言をしていた。 試合レヴューのエントリには入れなかったので、ここに書いておこう。
【マッチレビュー】22/23FAカップ オックスフォード・ユナイテッド vs アーセナル(8/Jan/2023)苦戦&快勝
いやいや、予想外に苦戦してしまったな。 正直、いまのアーセナルが3部チームにそこまで苦戦するとは思わず。だが、後半にアーセナルがつぎつぎとゴールを決めると、結果はPLのトップと3部チームの試合としては順当なものになった。お仕事完了。 これで、週末の超重要なPLのNLD(A)にはずみをつけることができた。 この試合を振り返ろう。 Nketiah getting better and better – Arteta
【マッチプレビュー】22/23FAカップ オックスフォード・ユナイテッド vs アーセナル(8/Jan/2023)ESRが復帰?
ご無沙汰のFAカップ。 FAカップといえば、アーセナルは歴代最多タイトルのクラブでありながらも、19/20シーズンに優勝して以降の2シーズンズは、ともにラウンド4で敗退している。とくに去年は初戦だったため、かなり痛かった(ノッティンガム・フォレストに1-0敗け)。 絶好調の今年は、どこまで行けるか。もちろん、ターゲットはトップ。 ただ、国内リーグと並行して行われるカップ戦ということで、スクワッドデプスがカギになる。そこは依然として懸念がある。1月の移籍ウィンドウの最中だが、アーセナルはまだひとりも獲得できていない。 この試合をプレヴューしてゆこう。