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ミケル・アルテタの「フロント5」4つの論点

3、右サイドの孤立とぺぺの適役

そして、ある意味ラカゼットよりもシステムの犠牲になっていると云えそうなのが、右サイドのニコラス・ぺぺである。

アルテタが来る前から、ペペのフォームについては議論の的ではあった。彼の獲得にはクラブレコードという£72Mという巨額を投じたのだから、当然のことだ。エメリも思っていたよりぺぺの適応が遅れていることは認めていた。

昨シーズンはフランスで22得点(うちペナルティが9)していたのだから、大きな期待があったゆえにファンの失望も理解できる。

今シーズンはここまでPLで21試合G3 A2(※フリーキックで2ゴールのアレはカップ戦)。アルテタ以降ではマンUでの1点のみ。期待された成績を残しているとはとても云い難い。PLへの適応だとか、巨額移籍のプレッシャーだとか、イングランドに来て本領発揮とはなっていない理由はいろいろ云われている。

また戦術的な理由もよく指摘されている。このブログでも、エメリ時代にも彼のプレイスタイルや適応に苦しんでいる原因などについていくつかエントリを書いた。

なぜいまニコラス・ぺぺはアーセナルで苦しんでいるか | ARSENAL CHANGE EVERYTHING

このときに書いたのは、ぺぺがいつも右サイドで窮屈なプレイを余儀なくされているのは、つねに相手DFにマークされた状態でボールを受けているからで、それはエメリのチームがピッチの中央を使えていないからではないかという説。いま読んでもなかなか的を射た考察だったような。。

<フロント5右サイドで苦労するぺぺ>

そしてあれからときはたち、アルテタのフロント5システムはぺぺにはどういう影響を与えているか。

結論から云えば、彼はいまだに右サイドで苦しんでいる。まあ苦し紛れのパスを寄越されるエメリ時代よりは苦しんでいないように見えるが、あまりイキイキとはしていない。

もちろんボールを持てば周りに2-3人相手がいたところでものともせず、ときには得意のドリブルでキラリと光るものを見せてはくれるが、そのプレイが相手の急所を突いているかといえばそんなこともなく。仮にドリブル突破したとしてもそのプレイは単発の印象で、それがチームの攻撃パターンのなかに組み込まれているという感じはしない。少なくとも左サイドのサカやマルティネリ(オバメヤン)のような、いかにもそこからビッグチャンスにつながりそうな、そういう決定的なプレイにはなっていない。

これはどういうことかと云えば、いまのチームの構造上の問題だ。そしてアルテタは、それを理解していて、あえてそこを彼に任せていると考えられる。

前述したように、攻撃に関して左サイドのセットアップは厚く、またより練られている。よくケアされている。局面をオーヴァーロードできる人数も揃っている。一方それに比べて右サイドの攻撃のお膳立てはあきらかに控えめで、選手におまかせの放任に見える。右サイドの攻撃では基本的にはRBのフォロウもないため(ベレリンやAMNはInverted FBでCMポジションで守備に備えている)、ぺぺはボールを持ってもいつも右サイドで孤立することになる。

もちろんエジルとのコンビネイションはあるが、RBがオーヴァーラッピングする機会も少ないので相手選手に対して数的優位が保たれない。彼がドリブル突破を諦めるときは結局ボールを横か後ろに戻すことになる。彼にとっては、そこから前方に展開できるオプションがないため仕方のないことなのだが、そういったプレイはいかにも消極的に見える。ファンはそれにがっかりする。あるいは数的不利を向こうにドリブルのチャレンジをしてそれに失敗すれば、そこでもまた大きなため息がもれる。

彼の球離れが悪いという指摘をしばしば目にするが、それを彼の100%ギルティというのは少しかわいそうとも思う。だってパス先がとても限られているのだから。

以前彼はアルテタから求められているタスクのひとつに「1 v 1」を挙げたことがある。つまりそういうことなのだろう。

左サイドではより攻撃的なセットアップで展開のオプションも多いが、逆に右サイドは過疎でその空いたスペイスを利用して独力で状況を打開してほしいと。それがアルテタがぺぺに求めているタスクのひとつだろう。これは、左サイドにいるアタッカーよりももっと重く難易度の高いタフなタスクに思える。

このブログで以前に紹介したような気もするが、このあたりの右サイドの問題を含めたアルテタ以降の構造的な問題(選手の戦術理解も含む)についてはr/Gunnersでざっくり分析しているサブがある。チェルシーの試合後のものでキャプチャがたくさんでわかりやすいのでお時間あればお目通しあれ。

Series of pictures that Show Some Areas we can Improve our Chance Creation

右サイドでぺぺが苦しんでいるのは、彼の適応や能力だけの原因なのか? 決してそんなことはないということだ。

象徴的だったのが先日のバーンリー(Aで1-1ドロウ)で、オバメヤンがサスペンションから3試合ぶりに復帰するという試合。アルテタはマルティネリ、ラカゼット、ぺぺのどこを変えてくるか注目をされていたが結局外したのはぺぺだった。ぼくには意外だったが、アルテタの既存システムでラカゼットは外せず、絶好調のマルティネリを使いたい気持ちも理解できた。

そしてオバメヤンが定位置の左に入り、そこから右サイドに回ったマルティネリがどうなったか。これまた孤立して大いに苦しんだのである。まるでぺぺのようにね。。

これは、ぺぺがいま右サイドであまり効いていないのは選手個人の能力やフォームだけではなく、チームセットアップの問題ということがある意味証明されたようなものだ。いくらアルテタが期待していても、彼はマラドーナでもメッシでもないのだから、独力で局面を打開するには限界がある。むしろよくやっているほうではないだろうか。

はあ(うっとり)。ドリブルはフットボールの華よね。白ごはんが何杯でもいけますわ。

ぺぺを失敗サインだとか批判したがる短気な御仁がいるみたいだけど、ぼくはいま彼が置かれたこういった状況を考慮せずに批判するのはフェアではないと思う。彼にもふさわしい場所でチャンスを与えるべきだし、適応についてもぼかあまだまだ待てる。なんなら今シーズンいっぱいは待てる。PLで適応に1年かかる選手なんてごろごろいるのだ。

<ぺぺのウインガー適性。インサイドFWのほうが適役?>

ぺぺについては、右ウインガー(フロント5の一番右)のポジション適性についても触れておきたい。

フロント5というのは、要するにアタッカー5人が基本、等間隔でワイドを維持して最前線に並ぶということだ。このとき左右のワイドプレイヤー(ウインガー)には、幅を保つことが求められる。そうすることで、相手DFのマークをつきにくくでき「ピッチを開く」ことができるからだ。試合のなかで、左右のマークのついていないウインガーに、ジャカやルイスからダイアゴナルのロングボールが送られるシーンはしばしば見ることができるが、あれはあきらかに戦術の一環(決まりごと)である。

ところで興味深いのは、アルテタがアーセナルに来てから最初の2試合ぺぺをベンチに置いたことだ。彼はフィットしている£72Mのぺぺより、20才のリース・ネルソンを優先した。

ネルソンとぺぺの比較において、アルテタが求めるワイドプレイヤー(ウインガー)像では、ぺぺよりもネルソンのほうが適しているのではないかという説がある。単純にネルソンのほうがインテンスな守備を期待できるというワークレイトの問題もあるだろうが、ここはプレイスタイルについての話だ。

ぺぺはほとんど左足しか使えない選手で、右サイドを深くえぐって右足でクロスを上げるような古典的ウインガー仕草はほとんど期待できない。彼はボールを持ってワイドからインサイドに切れ込んで自分でシュートをしたがるロッベンタイプのアタッカーだ。むしろ左サイドでオバメヤンがやっているようなロールを右でやりたいのがぺぺというわけである。ラカゼットが空けたスペイスに入り込んで左足で巻いたシュートを打ちたい。

アルテタのフロント5のなかで、ワイドを保つよりインサイドに入って行きたがるぺぺより、ボールを持ってカットインサイドも深く侵入して右足でクロスもできるネルソンのほうがウインガーとして使い勝手がよいのではという。なかなか納得感のある考察ではないだろうか。

ぺぺは現状のポジションに必ずしも合っていない疑いがある。ということ。

(ぺぺがアルテタから全幅の信頼を得られていないっぽいことについては、エメリ、ユングバーグとつづいて3人のマネージャーからトレイニンググラウンドでのアピール不足をほのめかされているというアティチュード問題の件もあるが、それは今回は置いておこう)

<フロント5の左右格差とぺぺの復調>

このようにアルテタの現在のセットアップでは左右で非対称があって、あきらかにバランスは偏っている。

しかし、現在こうなっている理由のひとつはおそらくはLBの問題があるからだろう。

いまティアニーとコラシナツが離脱しており、ナチュラルLBが不在という状況がある。かなりうまく行っているので苦肉の策ということばが適切かどうかはわからないが、サカのLBは当初は緊急事態で、そのやっつけLBをフォロウするために生み出されたのが現在のシステムだとも云える。

ぼくが大変に興味深くまた楽しみにしているのは、ティアニーが戻ってからだ。

コラシナツはそもそもLB適性に疑問があるので、彼が戻ってもいまと状況はあまり変わらないだろうが、ちゃんとした(笑い)LBであるキーラン・ティアニーが復帰すると、この左偏重のアンバランスを解消することができるようになるのではないかと。

たとえば、ぺぺはいま右サイドでやや孤立無援のような状態だが、ベレリンが右サイドをプッシュアップして、全体が振り子のように動いた場合(今度はLBのティアニーがInverted FBとしてCMに入る)にぺぺがインサイドFWのポジションでよりゴールに近い位置でプレイすることができるようになる。まさに左でオバメヤンがやっているようにラカゼットが空けたスペイスをぺぺが利用する。右からでも左からでも効果的な攻撃ができる。これはいまよりも遥かにバランスの取れたシステムになるのではないだろうか。ぺぺがインサイドFWに入るとエジルの居場所がなくなってしまうという難問は残るが。。

ともあれ、左右のサイドから同じレヴェルで攻撃が可能になるということは、相手のDFの意図も分散させやすいという大きなメリットもある。

KTの復帰は3月が予定されているが、左右でFBが揃ったとき、いまと同じシステムではないかもしれないにせよ(いずれペップ譲りの4-3-3になるという憶測は根強い)、いまよりもっと進化した攻撃システムが見られるのではないかと期待が膨らむ。

そしてもちろん、そのときはニコラ・ぺぺの本領が発揮されるのである。やったね☆

12 Comments on “ミケル・アルテタの「フロント5」4つの論点

  1. 更新お疲れ様です。ドリブラー大好きなのでペペが躍動するのがみたいですね。あんなに1人2人平気で剥がせる選手はなかなかいないと思うので…。
    おっしゃる通りティアニーが戻ってきてからが本当にアルテタのやりたいサッカーになると思います。何にせよ楽しみです

  2. 興味深い内容ですね。素人ですが、個人的にはB2Bの選手やMFの攻撃関与についてはちょっと疑問があるような。ピュアLBが復活した場合は置いといて、アルテタ体制になってからの5レーンで考えた場合、既に前線に5人並んでいるわけで、それ以上守備のリスクを冒して攻撃にシフトしてよいものかと思います。

    後ろに控えているのがファンダイクとかスピードも1VS1も強い選手が控えているならともかく、うちのCBは明らかにそのレベルからは劣っています。来シーズンサリバが戻ったら劇的に変化するかもしれませんが。ラポルトなどの主力CBが痛んで守備に綻びが生じたシティがいい例じゃないでしょうか。

    また、モウチェルシーみたくゴール前にバスを止めるほど守備が密集しているならともかく、今のアーセナルに向かってくるチームでそんな戦術取ってくる相手はいないように思います。

    いろいろ言いましたが、基本は最前線の5人。空いてるスペースを見てもう1人飛び込むもしくは、サイドに出て、前線の一人が中に入るってのがいいバランスのような。ペナルティエリア内に5人飛び込んでも相手DFも寄ってくるし、スペースを消すだけでボールが回ってこないんじゃないかと思います。エリア内にはニア、中央の奥と手前、ファーの4人並べば十分だと思うんだけどなぁ。

    エリア外からジャカとかのミドルを刺すってのがバランス取れてると思うんですけどねぇ。

    ペペとラカゼットには期待してるんだけどなぁ。キャンプでの成果を見せてほしい!

  3. 全体にまったく同感。ヒネクレ者の僕にしては珍しく、というべきかw

    あと先日のヒートマップでエジルがサイドに開いて受けようとしてるデータが出てたけど、あれは同時にエジルがラカのすぐ後ろにいないという事でもあると思う。周囲と絡んでこそのラカにとって、これは致命的に痛い。エジルがサイドに流れるならジャカあたりが押し上げるべきで、実際その連携は過去には機能してきてるけど、今はサカの後ろをカバーする関係上そうも行かない。ここでもやっぱり本職の左SBが必要、という話になると思う。

    余談だけど、ラカ・エジル・ジャカの3人が近くで絡む連携は相手CBから見ると「そんなもん予測できるかあ!」ってモノを投げたくなるレベルだと僕は思ってる。(ちなみに僕は少年時代ヘッポコCBだった)

    左SBにKTが復帰できれば一番いいけど、僕はソアレスも面白いと思ってる。両足を使える左SBはプレスする側から見ると非常に追い込みにくく、低い位置でも普通に機能する場合が多い。右のペジェリンとAMNはかなり高いレベルで見てもリプレイスする必要のないSB(ただしかなり攻撃的)なのだから、どっちかと言うと左SBに守備的なオプションを持つべきだと思う。

  4. ポジショナルプレイの代表格がシティだから、攻撃に速効性があるかと思ってましたが、適切な位置に適切な選手を配置することの効果は守備に現れやすいのかもしれません。

    一方、攻撃はパターン化すると、対策されやすくなるのではないでしょうか。それに対して、今回のドバイキャンプではポジショナルプレイを自動化するトレーニングをしたのではないかと思います。

    ポジショナルプレイではピッチを5分割にし、それぞれに選手を配置するものの、誰がどこにいるかについては決まりはありません。例えば、ラカゼットが左のハーフスペースに落ち、オーバメヤンが中央に侵入するなど。

    ポジショナルプレイを自動化することができれば、様々なパターンを見せることができ、相手を迷わせることができます。

    と、いう妄想でした。

    ティアニーの復帰が大きな意味を持つことははげしく同意します。

  5. エンペラータイムをもっと増やせればいいんですけどね、なかなかうまくいかない。当初に比べたらボールを持ってるときとそうじなないときのチーム全体の連動が明らかに違うのはわかるんですが、シュートを撃たないとゴールは生まれない。
    もう撃つしか選択肢がないってゆうパスを出すのはやっぱエジルだないと。アルテタになって出るのが当たり前になって信頼もされてるのでしょうし、グーナーも彼の活躍で勝つ試合が見たいのですが、このままだとダメですよね。ペペが右サイドで孤立するのもエジルのパフォーマンスの問題でもあると思います。いっそエジル外してペペ、左右にオバガビの方がうまくいくんじゃないかと。
    2週間も試合がないといろいろみんな考え事がふえますね。早く試合が見たい。
    それにしてもやっぱアーセナルはビッグクラブだと思いました。ドバイでのみなさまのパートナーとか見ると、明らかにセレブですね。

  6. 更新お疲れ様です 時間をかけて、ゆっくりじっくり読ませて頂きました
    左サイド偏重の攻撃も見ていて楽しいですが、対戦相手から見れば対策もしやすいですよね
    KTの復帰でRBも攻撃参加ができるようになれば、両サイドから強烈な攻撃ができるようになるのでしょうか

    ラカのフォルス9を監督が必要としているのはわかるのですが、今のチームに必要なのは得点率の高いCFに思えてしまいます トップにオバかエンケティア、トップ下にエジルかラカ、WGにペペサカネルマルで試して欲しい

    ふと思ったのは、私も長いことガナーやってますが、守備に満足できるチームはソルやジウビーが居た時以来で、攻撃に全く満足できないチームは初めてです

  7. ティアニーが戻ってきたら今左サイドでやってる崩し方が右のサイドでも見れるようになるのかもしれませんね、右センターバックのダビドルイスとかムスタフィがジャカのようなパスの出し手になれればですけども
    エジルは以前よりドリブルとかキープ力は衰えてると思いますけど、オフザボールやひらめきやパス能力については衰えてないので心配してません。
    ぺぺの魅力はスピードと加速力、大きなボディーフェイントを使ったドリブル、左足のシュートだと思うんです。でも、今のところマイナス要素、たとえば右足が使えない、ロングレンジのパスが蹴れない、視野の狭さ、テクニックがないとか、そういう部分が目立ってるんですよね。24歳っていう若くは無い年齢ですけど、成長して移籍金が無駄じゃなかったって思わせて欲しいです

  8. そう、得点ですよね。ちょっとこの試合数でこの得点数はみたことがない。エジルが停滞しているのは、ショートパス交換ができる相手か、アレクシスのようにエジルのビジョンを理解できている人がいないからでは?あと、エジルがカウンター発動して、かけっこでどん、とか、ジルーやウェルベック時代のセットピースからのヘッダーとか、まわしてまわして、ミドルをずどんとか・・・いやー、いまそういうバラエティーが全く無いなあ。再現性ありそうなのは、サカにあわせてガブが高速に飛び込むぐらい。特に右はご指摘の通り、停滞しちゃっていますよね。ネルソンのほうが確かにオーバラカはいきる。

    1. 攻撃型布陣で攻撃により注力したことにより防御がよくなったというよりは、アルテタになって無気力守備からハードワークさせているだけという気も
      後ろが弱いのは明白なので、帰陣の速度やネガトラ時の対応を間違えればかつてのベンゲルアーセナルのような失点を繰り返すような

  9. KTが戻ってきても左サイド偏重のこのままでいく気がするけどなあ
    ジャカを使う、かつマリ(期待外れならDルイス)と供給する奴らが左に寄ってるし。
    なによりオーバメヤン(マルティネリ)と得点期待できる奴らが左インサイドFWに当てはまってる。

    右に関しては質的優位を生み出してかなきゃだけどペペがまあプレーが安定しない。
    ネルソンのほうがチェルシー戦とか見てるとサイドでの1対1で優位に立つんだよなあ
    正直右サイドはストラクチャアよりプレイヤー弄って
    ペペ→ネルソン (エジル→セバージョス) なんぼな気がする

    ほんとはこういう新監督の要求と陣容が噛み合っていないときほど
    ユースから選手もってこれるとこが優秀
    その点 サカ AMN がはまったんだから尚更あと1枚ぐらい攻撃陣で
    下からでてこないものか??
    近年アーセナルユースの攻撃陣 変な青田買いして 出ていかれたりで散々だったからその余波かなあ、、

  10. 更新ご苦労様です。

    素晴らしい分析ですね。そしてご指摘の通りだと思います。その上で私はアルテタを評価しています。この僅かな期間で守備面の改善が見えていますからね。この課題が解決されずに何度嘆いたことか・・・

    私もティアニーの復帰後は攻撃面で違った形が見れそうな期待があります。ご指摘の通り右サイドが活性化すれば確実にアーセナルの攻撃力は上がりますからね。

    私の注目はパブロ・マリですかね。彼がCBのレギュラーとして攻撃面でも貢献してくれないかなと。私は今週末から彼が起用されると予想しています。一気にブレイクして来夏のCB補強はサリバだけで十分だ!と言わせて欲しいですね。

    ラガゼットは不憫ですよ。少なくても私は彼を批判する気になれません。得点という結果が出ていないことは事実ですが彼が担っている役割は極めて重要です。私がアルテタなら今季の『得点』に関しては彼と心中します。

    むしろ・・・エジルとペペが入れ替え対象かなと。右からネルソン・セバージョス・ラガゼット・オーバメヤン・サカのフロント5とかどうでしょう?マルティネッリとペペが切り札として待機する布陣なら悪くないと思いますが。

  11. 「フロント5」として並べて見ると、オーバとエジルの違いにも注目出来て面白いですね。
    ただ「フロント5」というのがどういうものかしっかり把握してないですが、
    個人的にはフロント5の5レイン配置になるのはファイナルサードまで持ち上がった場合であって、
    ジャカがバックラインに下りる場合のビルドアップ時には4-3-3のインサイドハーフがそれぞれ左にズレたような形で見る方が近い気がしてて(サカが左サイドハーフ)、
    その結果右サイドはそもそもビルドアップから苦労してる印象。

    左サイドはジャカ-サカ-オーバの縦の関係になるというか、縦関係の距離が適切、効果的になる。
    ジャカから見るとトレイラ(ゲンドゥージ)も選択肢になるし、
    サカから見るとオーバとエジルが前への選択肢になりうる。

    右サイドだとこうならない。
    ベジュリンからだと一応トレイラと右サイドに寄ったエジルか、受けに下りてきたペペが選択肢になるが、
    そこに入っても位置的にファイルサードに入らないし、その先の選択肢が左サイドに比べてひとつ少ない。
    トレイラ(ゲンドゥージ)も高い位置を取らず、ベジュリンと並ぶくらいなのでそこで停滞することも。

    エジルは横に動くけどサカは左サイド固定なので右サイドは人数が少ないことになる感じ。
    エジルが右サイドに移動したときに必ず誰かがトップ下近くの位置に必ず入るならまた話は変わるんだろうけど。

    今のところファイナルサードでの崩しは選手同士の相性とかに頼ってる印象。

    ティアニーが戻ってきたら同じことを右サイドでもするのか?
    しない場合でもCMのポジショニングの是正が必要とは感じる。

    この前のバーンリー戦では前半20分くらいまではジャカが攻撃の早い段階から高めの位置を取ることを意識していた。(最終ラインに下りることもなく攻撃を組み立てていること多かった)
    こういうことは必要になると思う。
    ジャカが右サイドまでフォローするのか、右サイドから攻める場合は左CM残して右CM上げるか。

    どう改善していくのか楽しみです。

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