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【マッチレビュー】19/20FAカップ シェフィールド・ユナイテッド vs アーセナル(28/Jun/2020)ペペ覚醒の予感

なぜかFAカップだけ異様な強さを見せるアーセナル。

リーグでもつばぜり合いをしている強敵相手に、2007年以来勝っていないというブラモールレインで、しぶとく勝利を上げた。同じく8試合で1試合しか勝てていなかったセントメリーズでの勝利につづき、今回もまた悪い記録を塗り替える重要な勝利となった。

これでリスタートからの地獄のアウェイ4連戦はW2 L2の結果に。2連敗で始まり、2連勝でバウンスバック。厳しい状況のなか、選手たちは、ボスが云うところのリアクションをちゃんと見せている。

試合を振り返ってゆこう。

Sheffield United 1-2 Arsenal: Dani Ceballos’ late goal sends Arsenal to FA Cup semis



アルテタの試合後コメンツ「ペペはハマった」

ヴァーチャルプレス会見。オフィシャルサイトのトランスクリプトより。

(キャラクターを見せた……)

アルテタ:結果にとても満足している。ここは勝つのは難しい場所だ。遅い時間に失点し、リアクションを見せるのは簡単ではなかった。だからとてもうれしいし、これでウェンブリーに戻ってきた。

これはタイトルへのチャレンジだしヨーロッパでプレイするチャレンジになるすばらしい機会だ。われわれはまだ多くのエリアで進歩しなければならないが、どんな勝利でも信念を与えるし励みになる。これが勢いになるといいね。

(悪いフォームを乗り越えた……)

留意しておくべきことは、われわれは4つのアウェイゲイムをプレイしたということだ。そんなことをやったのはわれわれだけだと思う。マンシティではああいったことが起きてしまい、ブライトンでは自ら試合を放り投げてしまった。とても違う試合だった。

今日はとても満足している。わたしは選手の努力はどんなものも絶対に非難しない。わたしはフロントの選手たちが守備の仕事をやってくれたことがとてもうれしい。まだ多くのエリアで進歩すべき大きなギャップがあるが、今日はとてもハッピーだ。

(ダニ・セバーヨスのウィナー……)

サブはクレヴァーに使わなきゃならない。なぜなら試合に勝つためには彼らがキーになるから。試合はとても長いものになっていて、今日はサブの選手たちはやるべきことをやった。

(パフォーマンスでもっともうれしかったのは?……)

選手たちひとりひとりのアティチュードとコミットメント。プレイした選手もそうじゃなかった選手も。プレイしていてとてもいい時間があったし、わたしが要求したことを彼らは行った。それとシェフィールドUの選手たちのプレイへの対処の仕方…… とてもよくやった。前進していこうというコミットの仕方、セカンドフェイズでのプレイの仕方、ボックスの外での守り方。

われわれが被る困難やそれにどう対処するかについてはいくつかのフェイズがあるとはわかっていた…… わたしはほんとにとてもうれしいよ。

(FAカップでの成功の重要性……)

思うにどんな勝利もたくさんの信念を与えるし、余裕を与える。励みにもなる。結局は、結果がチームのスピリットや幸せをつくっていく。もちろんブライトンで敗けたときよりはだいぶマシだ。だから勢いを持ちたい。

ホームでプレイするときもそうだ。それは久しぶりになるが、また勝ちたい。

(ダヴィド・ルイスのケガ……)

アンクルだ。明日検査になる。痛そうにしていた。

(キーラン・ティエニーについて……)

彼はロックダウン中もヤバいほどハードにトレイニングしていた。彼にとってはタフなときだったんだ。この6-7ヶ月は違う街に引っ越しもあったし、クラブも変わった。

彼はものすごいアティチュードを持ったキッドで、学ぶことにも熱心で、すべてを捧げる。大きなハートもあり、チームに彼のような選手がいることがとてもうれしい。彼はこれからもっともっとよくなっていくだろう。

(終盤のゴール……)

最後の数分、何が起きたかは問題じゃない。それを求めていたし、いつだって勝とうという渇望があった。それはこのチームのただひとつの目的であり、このチームに関わる全員が持つマインドセットなんだ。

(ペペが成長を見せている……)

わたしはとてもワクワクしているね。彼が将来このチームにもたらせるもの、それに今シーズンも彼がもたらしてくれるものに。彼はカチっとハマった(click)と思うんだ。彼はチームがボールを持っていないとき、自分に何が必要かを理解したんだと思う。

今日はわたしはとても満足だ。彼のすごい守備アクションは観ただろう。そしてボールを持てばクリエイティヴィティをもたらしてくれる。われわれに必要な才能だし、ビッグチームに必要なものだ。

彼はボールを持てば何をやるかいつも予測不能だった。彼は正しい方向に向かっていると思う。

(ペペには「プロジェクト」があった?……)

わたしは以前から彼のことはずっと好きだよ。個人的には知らなかったが、彼はとてつもないポテンシャルがある選手だと思っている。

彼は毎試合で決定的な存在にならねばならないし、彼が(プレイに)関わっていないときだって気にしていなければならない。彼がそれができないなら、わたしはしつこく彼に変わるよう求めていく。なぜなら、彼はベストのときチームに違いをもたらせるからさ。

(ペペは心理的なきっかけが必要だった?……)

選手のことを理解することはとても重要なことだ。彼がどう考えているのか。新しい国と理解の難しい言語に適応することがどれだけハードなことか。彼はとても意欲的だし、とてもナイスなボーイさ。いつだって微笑んでいる。みんなと一緒にいていつでもポジティヴだ。ちょっと自由奔放(free spirit)なところはあるけど、それもいい!

われわれはチームのなかにいろいろなキャラクターが必要だし、いま彼はチームへのコミットメントを示し始めている。

(ペペはアーセナルでより気持ちが楽になった?……)

以前の彼がどうだったかはわからない。われわれはただ、選手たちに適切であろうとしているだけだし、彼らのニーズに合わせて個人的に扱おうともしている。われわれがニコとも一緒に正しい方向を向いていると願いたいし、彼がわれわれに全面的にサポートされていると感じてほしい。基本的にわれわれのただひとつの目的は、彼を成長させることだ。そして彼をチームにとって決定的な存在にすること。

このコメントのなかで、ペペについて「I think he’s made a click」という一節が、見出しとしていろいろなところで取り上げられていた。

ぼくはclickを「カチっとハマった」と意訳してみたが、まあいろんな読み方があるだろう。とにかく何かうまいこといったということで。

※コメントくださるかたにお願い
プレヴューエントリでは、試合の結果がわかるようなコメントはお控えください
お互いリスペクトしあって楽しく使いましょう

2 Comments on “【マッチレビュー】19/20FAカップ シェフィールド・ユナイテッド vs アーセナル(28/Jun/2020)ペペ覚醒の予感

  1. いつも楽しみに読んでいます。ブロガーさんにとっても過密日程で大変だとは思いますけど頑張って👍

  2. ペペ今までやたらと高い位置に張ってて突破しか狙ってない感じだったけど、やっと戻ってきて受けるようになった。守備にも、ある程度は戻ってた。

    ペペが機能したのは4−4−2の右SHをやったシェフイールド戦(ジャカ騒動のあれ)以来、2度目だと思う。長かった!気づくの遅いよ、ぺぺ。さんざん言われてただろうに。

    ただ老婆心で言うなら、これを続けることのほうがはるかに難しいと思う。
    コンディションが上がってくればもっと守備で寄せなきゃダメだし、攻撃でもっと正確に落として、何度も動き直さなきゃいけないと思う。
    それができなきゃ、やっぱり獲得した意味がない。ここがスタートラインという意識でヨロシク。

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