試合について
アーセナルのファースト11
SofaScoreより。
3-4-3
サカ、ラカ、PEA
KT、セバイヨス、パーティ、ベレリン
ジャカ、ガブリエル、ルイス
レノ
このフォーメイションの表示ってどうやって決めてんだろね。フースコも同じ配置だった。
たしかにジャカはLCB/LBなポジションでプレイしていたが、試合中継のグラフィックはふつうにKTとベレリンをFBにした4-3-3だったはず。まあどっちでもいいか。
攻撃時は2-3-5(3-2-5)。非常に単純化すればこんな感じだ。実際はベレリンの位置はこんなに高くなかっただろうが(RCM)。3CMは左右で変な感じだった。
パーティがアンカーで、ジャカはLCB/LCMというポジション。セバーヨスはおもに右にいたが、アーセナルのビルドアップはいつもどおりほとんど左偏重で、この試合セバーヨスの存在感がまるで薄かったのはそのせいもあるだろう。
興味深いのは、サカとオバメヤンの配置。これまでオバメヤンが定位置の左で、サカが右でスタートしたことは何度かあったと思うが、今回は逆。珍しくオバメヤンを右に置いた。意図は左でオーヴァーロードして(チャンスをつくって)サカ/KTという左足がボックスにボールを送り、カットインサイドしたオバメヤンがフィニッシュするというイメージだろうか。
だがこれがほとんどうまくいかなかったことは試合を観てのとおり。オバメヤンの久しぶりの右ウイングは、左にいるときほどうまくいかなかった。
後ろにジャカがおり、ほぼウインガーのようにプレイしたKT、あるいはサカからオバメヤンへのパッシングラインは見えないほど細い。そしてまたラカゼットは真ん中で誰ともリンクアップできず。
オバメヤンの右からのスタートは奇をてらっていたが、攻撃を活性化させるため何かを変えようとしたアルテタの意図は見えた。そうしたい気持ちはよくわかる。
サブは、ムスタフィ(49 ルイス)、ぺぺ(65 サカ)、エンケティア(81 KT)。
明暗を分けたのは49分のダヴィド・ルイスの負傷交代。ルイスが退いてロングボールがなくなったこと、失点ではムスタフィにギルティ疑惑があること。このサブはふたつの意味で決定的だった。
その後のサブは、ぺぺとエンケティアで、ぼくは試合を観ながら絶望的な気分になったものだ。後半も半分あたりからの時間帯はだいぶボールを持たれて苦しんでいて、そのときアーセナルに必要だったのはぺぺでもエンケティアでもなかったから。
マッチスタッツ
『BBC Sports』より。
80分のヴァーディのゴールは彼らの最初のSoTだった。
後半のアーセナルはたいそう苦しんだが、もしこういう結果になっていなければ、試合後にはアーセナルはほぼ試合をコントロールした(ボールは持たれたけれど)という評価だったかもしれない。効果的な攻撃はまったくさせなかったというのは事実だ。
この試合の前後半のパフォーマンスの落差はすさまじく、アーセナルのショッツ12本の内訳は、前半11本+後半1本。後半の1本というのは、ベレリンのあのシュート。オバメヤン、ラカゼットと合わせて£100Mのストライカーがいて、あれだけだ。
相手のボックス内タッチも前半20、後半2。あまりに落差が激しい。
アルテタが話していたように、レスターのゲイムプランは明確で、後半に入ってからはなんならドロウでも問題ないという戦いかただった。がっつり引いて失点を免れるのが最優先、最後の30分にヴァーディがもし仕事をしてくれれば御の字。それで最高の結果を出したのだからロジャーズの策略にまんまとはまったとしか云えない。
云ってもアルテタはまだヘッドコーチキャリアが1年にも満たない新米だ(12月にアーセナルに来てから実際せいぜい半年程度である)。相手のマネージャーに一日の長があったということかもしれない。残り10分で1点を追いかける展開でも、アルテタにはもはやプレイのオプションもなく。経験値の差が見えたように思える。
Understat.comによれば、総xGは0.74 v 0.74でなんと互角。
前半のレスターの真っ平ら具合よ。。
どうしてこうなった?
5レーンを意識した攻撃って大事だとは思うけど
あんな律儀に選手を並べることに意味はない気がします。
アーセナルの前線が5人揃う頃にはレスターは守備を7人揃えて守備ブロックが完成して手詰まりになるんじゃ
創造性のある選手がいても崩すのは難しいと思います。
オーバメヤンの華麗な裏抜けからのゴールからの笑顔が見たい。
おれたちのチームはこれからのチーム。
今は、決まりをつくってる最中。
守りの決まりは半年でかなり浸透。
ムスタフィはいつだってムスタフィ。
でもCBからのパスだけでは勝てない。
攻撃はこれから。きっとよくなる。
でも、誰をどこで使うかは決断のとき。
3トップを誰にするか。
あたしの理想はサカ、オーバ、ペペ。
彼らにラストパスを出すのはウィリアン、セバジョス、パーティ。あとスミスローも。
もう一人のガビの復帰もカギになる。
あとサリバも。
勝つ試合がみたいですね。
ご指摘の通り、オレもアルテタは奇をてらったのだと思ってます。
色々言われてますが、VARは大いに賛成派で、誤審は本当に興醒めです。
あの一点が認められていれば試合も違ったものになっててルイスの怪我も、、、と考えると腹も立ちます。
(ゲーム後に呑みながら、あの誤審がどーだっただのと盛り上がるのもフットボールの一部だと言う人もいますがとんでもねー)
なんか久々に、負け試合なのにたくさんウジウジ言いたくなる試合でしたね。
乱文すません。
攻撃時3バックの左右がジャカ・ルイスである時点で、中盤を飛ばしてゲームを作るつもりだったんだと思う。
3バックの左右がルイスとジャカではトランジションが危険すぎるから。
ライン間でボールを受けることはリスクでもあり(奪われるとトランジションでボールの後ろが1人少なくなる)、僕は必ずしもマストではないと思う。
まして右CBがムスタフィになってしまった今、トランジションで右ムスタフィ左ジャカなのが分かっていて、IHがボールを失うリスクを冒せるだろうか?
僕なら絶対やらない。
ただFBが高い位置を取れてるだけに、IHがライン間で受けた時の威力は増してると思う。
またムスタフィは黙っていても自分でボールを失ってしまうので、安全策を取るのは逆効果かもしれない。
なので個人的には、①ジャカではなくパーティを右サイドに下げる。②右CBにサリバを使う。のどっちかじゃないかと思う。
とにかく後方を安定させて、IHがリスクを冒せる状況をまず作るために。
ヴェンゲルがやったような選手のコンディションと偶然に左右される即興性を取り入れるよりは、パターンを増やすか、わかってても止められないパターン(相手に同時に数個の選択肢を迫るような)をつくるべきだと思います。とはいえ、それらを昨シーズンまで持っていたシティやリヴァプールが苦しんでいるのをみると、そもそもの前提となる5レーン理論が廃れてきてるのかなとも。そこはアルテタの真価が試されますね。
アルテタのことは全面的に支持したいですけど、リードされてからの交代策が当たらないのが気になります。セバージョスが消えてたとの指摘ですけど、彼ってプレス回避が持ち味なわけで、ひかれたときに置いても、パスずれること多いし、そんな意味ないですよね。だから幅とるティアニーとライン間に置けるサカ(怪我ぽかったけど)じゃなくて、セバージョス変えて5+1ができる選手入れたほうがよかったと思います。
アルテタは発言の節々からラカゼットをいまいち信頼してないと思うさいますが、その割にはオーバを真ん中で使わないんで混乱してます
彼を中心にチーム作りをすると言ってたのは何だったのか
中盤でプレスでボール取れてもすぐ横パスになるのは何故なのか
アルテタになってまだ攻撃の形が出来てないのは不安ですね、その点ではエメリと同じかなと
長文お疲れ様です。
ジャズの事は詳しくは分かりませんが素敵な喩えで面白く読ませていただきました。
コメント失礼します。
そもそも前半開始早々からハイペースで攻め立てるアーセナルの攻撃に対してレスターのみならず主審やラインズマンも全然追いつけていないように見えました。
その結果脳への酸素の配給が追いつかず判断を誤り誤審に至ったのだと思います。
なので仕方ないと思いますw
アルテタの経験も攻撃のchemistryも場数を踏まない事には進歩も反省もしようが無いと思います。
なのでエジルが退団する頃までwはじっくりとアルテタの試行錯誤に付き合って行くしかありませんね。
COYG!
試合そっちのけですが、サリバについてはもう少し理解を示してあげほしいなぁと思います
ご家族に不幸があったという話も、私が読んだ記事では母君という話でした 本人のコメントまでは未確認ですが、20歳前後で言語や文化の異なる国に来たばかりの若者にとって身内の不幸が影響しないワケがない 今年の夏に、せめて家族の近くのフランスでもう一年という希望も叶わずとなれば、すぐにファンの期待に応えろというのも酷な話かと思います
安くない移籍金や噂されてきたポテンシャルにNO.4という背番号に対する期待値、アーセナルとの契約下にある選手という面も去年のレンタルが失敗だったという考え方も尊重しますが、一人の人間としても見てあげて欲しい 不幸なことなんて皆が耐えて乗り越えるのが当たり前なのだとしても、彼は俺たちのサリバなんだから
さすがにもうジャカを諦めてほしい。ジャカは相手にとってブロック再構築ポイント。少なくとも5回は縦に出せば数的有利でチャンスになりそうな場面がありましたが前への意識は体勢からして皆無で横パスとバックパスばかり。カソルラならって何回も思ってしまいました。
ゲーム感覚もない状態で、
途中出場の難しさとアップもろくに出来てないのがある中で
このレベルの相手に緊急出場することになったムスタフィ。お気の毒です。
素人目にもアルテタは攻撃面で再現性を求めすぎてるように見えます
ただチーム構築のプロジェクトの第一段階としてはこれで良いのかも(正常性バイアス)
いきなり即興性を求めても仕方ありませんからね
ティアニーは毎試合素晴らしいけどシーズン途中で壊れてしまわないか心配です
ムスタフィがえらい攻められてるけど、この画像でいうとMFが前にプレス掛けてるからDFはラインあげないとMFとDFのあいだにスペースが生まれてしまうし、負けてる状況で相手が3トップでこっち5バックじゃ前からプレス掛けたら人が足りないのでムスタフィが正解だと思う
一番嬉しくないヴァーディーの蟻の一刺し。前半、2~3点は決めていなければならない流れだったので、嫌な予感はしていましたが果たして・・・。勝つためには、前半もっと相手に持たせて、後半60~70分に怒涛のように2~3点取るやり方とかもあったのかもしれないけれども、パーテイにもっと持たせるとか、ティアニーやベレリンにもっとチャレンジさせるとか、色々策はあったでしょうに。マディソンのほうが堂々としていて、ほんとに憎たらしかったです。彼はジャックが順調に成長していたら、左右ちがえどこんなになっていただろうな・・・ということを想像させますよね。あー、本当に悔しい。
いつも楽しく拝見させて頂いてます!ありがとうございます!
この敗戦は期待していただけにショックが大きいですね。
もう落ちるとこまで落ちた方がいいかもですね。中途半端なやりくりより若手をしっかり育成して07/08の様なサッカーが見たいです。今の時代は難しいのかもしれませんが
横からで申し訳ないですが、僕はガナーズ歴がちょうど07-08からです。
あれでアーセナルにハマりました。
あの頃はギャラス・トゥレ・フラミニが非常に広いスペースをカバーしてましたし、FBも堅実なタイプが揃ってたと思います。
その上に、あの攻撃陣でした(以下略)
CLのACミラン戦などはスーパーソリッドな上にスーパーテクニカル、とんでもない試合でした。
僕は個人的には、あれだったら時代を越えて今でも通用するような気がします。
残念ながら今のチームは、単純なフィジカル・スピード面ですらあのレベルではないように思いますが。
パーティを入れてジャカやセバージョスを外す選択が出来るのか?とか色々懸念してたことがそのまま出てしまったというか。。。
相手ブロックの中(間)にMFが入らないって。。。
個人的には交代選手については入った選手に問題を感じるより、サカとティアニーを外す選択が気になりました。
サカはまぁ痛めてたのもあるんでしょうけど。