すてきなCLのあとは、たのしいELの時間。 アーセナルは、前回のELはPSVが延期になり、今回がELの2試合めとなるBodø/Glimt(H)。MØのふるさと、ノルウェイからやってくるチーム。なんて読むのかわからんなあ。でも、「ボード」みたいに発音してるひとが多いみたいだ。 それまで名前も聞いたこともないようなチームと当たる。それもEL。世界が拡がる。 今晩の試合(※日本時間明日早朝)をプレヴューしてゆこう。
「22-23アーセナルの強さは本物か?」by BBC Sports
こんにちは! NLDに快勝して、アーセナルは8試合消化してなお、いまだリーグトップをキープ。シーズン前の下馬評を思い出すと、なおさら痛快な感じがありますな。 ぜひこの過去エントリで、シーズン前のアーセナルが世間からどう観られていたか思い出していただきたい。 アーセナルの22-23シーズンをメディアはどう予想したか | ARSENAL CHANGE EVERYTHING とはいえ正直に云えば、メディアの評論家諸君よりはずっと楽観的だったとはいえ、ぼくだってここまでアーセナルが実際に結果を出しつづけるとは思ってなかった。この予想まとめエントリで、サプライズを起こせなんて書いているが、ほんとにいまサプライズを起こしている。 もちろん、今後のこの勢いがどこまでつづくのかまでは全然わからないけれど。最近のアーセナル界隈は「調子に乗るな」が、スローガンになっているふしすらある。いつかかならず訪れる「がっかり」がかなり警戒されている(笑い)。 さてそんななか、英国の『BBC Sports』が、今シーズンのアーセナルFCの好調さについて書いた特集記事をいくつかアップしていた。 今回はそちらを紹介したい。アーセナルはほんとうに強くなったのだろうか?
【マッチレビューその2】22/23EPL アーセナル vs トッナム・ホットスパー(1/Oct/2022)NLDで大勝利&トップをキープ【試合の論点】
22-23EPL NLD(H)のレヴューエントリ。前半につづいて後半を。
【マッチレビューその1】22/23EPL アーセナル vs トッナム・ホットスパー(1/Oct/2022)NLDで大勝利&トップをキープ【コメント集とマッチスタッツ】
歓喜。ヤッフー! ホームでNLDに順当に勝利。しかも、おおむね快勝と云ってよい内容だったろう。 たしかに、相手の勢いが増して、オープンになった時間帯もそれなりにあったものの、試合全体の傾向としては、事前の予想どおりだった。多くの時間で、アーセナルがボールを持って試合をコントロール、相手を押し込み、トッテナムは全体が引いてディープブロックで対応、カウンターアタックに活路を見出すという流れだった。 そうした展開でしばしば悪い結果になってしまうのもアーセナルであるが、今回はそれでもチャンスをつくりつづけ、きっちりゴールも決めて、いまのチームが持つクオリティを観せたという気がする。これは、ほんものの強さでは? 試合を振り返ろう! ※今回は都合によりレヴューエントリを2回にわけますごめん Arsenal 3-1 Tottenham: Granit Xhaka strike caps commanding victory as Gunners move four points clear
【マッチプレビュー】22/23EPL アーセナル vs トッナム・ホットスパー(1/Oct/2022)30万のパスで支配せよ
来てしまいましたね。この日が。 アーセナルにとってシーズン最大のビッグマッチのひとつ、NLDことノースロンドンダービー。エミレーツにローカルライヴァルのトトナムを迎える。 今回はまだシーズンの序盤ながら、1位と3位とテーブルでもお互いに好位置につけ、ポインツ差もたったの1。結果によっては、順位が入れ替わる可能性もあるという局面。 それにしても、アーセナルがこの10月のNLDをリーグトップで迎えるなんて、シーズン前にいったい誰が想像したろうか。 毎度NLDは意地とプライドのぶつかり合いで、いつもあまりチームのフォームと関係ない結果になる印象があるが、今回の2チームはトップを目指してまさにつばぜり合いをしているところで、いつもに増してアツい試合が予想される。 アーセナルは、ホームでのNLDは2010年以降いちども彼らに敗けていないということで、下馬評ではアーセナルがやや有利と観られているかもしれない。だが、もちろん油断は禁物。相手には一瞬のスキを突く武器があるのだから。 土曜ランチタイムの試合をプレヴューしてゆこう。
エミール・スミス・ロウが手術。アーセナルのスクワッドデプスにさらなる打撃
やあどうも、いつも二番煎じのブロガーだよ。今回は何番煎じだろう? お茶のみたい。 さて、昨日はまた悪いニュースが。 Emile Smith Rowe undergoes surgery かねてより鼠径部の問題に苦しんでいたESRことエミール・スミス・ロウが、ついに手術を決断。すでに施術を終えて、リハビリに入っているという。 アーセナルは、いくつかのエリアでスクワッドデプスに不安を抱えているときで、このことでさらにLWのデプスも危なくなることに。
アーセナルがNLDで勝つには? その2 アーセナルのハイラインはなぜマンUに破られたか
昨日書いたエントリ「アーセナルがNLDで勝つには? トッナムのロウブロックをどう破るか」のつづきを書こう。 前回はどうゴールするか。今回はどうゴールさせないか、について。 アーセナルの「ハイライン戦術」にフォーカスする。
アーセナルがNLDで勝つには? その1 トッナムのロウブロックをどう破るか
やあ。東京はすっかり秋に。もう9月も終わりそうだから、そんなものか。 そして10月といえば、今週土曜日10月1日のPLトッナム(H)。今シーズン最初のノースロンドンダービー。 今回は、リーグ1位(ここまでL1のみ)と3位(ここまでD2のみ)とお互いにファインフォームで迎えるNLDで、その差はたったの1ポイント。結果によっては順位も入れ替わるという、いつも以上に緊張感のある試合となっている。 長かったIB開けが、このようなビッグマッチというのはうれしいですねえ。 さて今回のブログエントリは、このNLDについて、アーセナルとトッナムのお互いの対照的な戦術から試合を展望してみたいと思う。 これは、いつもなら試合のプレヴューエントリで書く内容だが、非常に興味深いネタもあったので、試合日までまだ時間はありながら、いろいろ書いてみたい。
ラウル・サンレヒがアーセナル時代を語る「自分が56人めとなるとも思わず55人を解雇した」
こんにちは。元気ですか。 昨日『The Athletic』に、ラウル・サンレヒのインタヴューが掲載されていたので、今回はそれを紹介しよう。 Raul Sanllehi: ‘I had to lay off 55 people at Arsenal, without knowing I was the 56th’ サンレヒといえば、2020年8月に電撃的にアーセナルの職を辞任し、世間を驚かせたものだ。彼がアーセナルに来たのは2018年2月なので、およそ2年半の短いアーセナルライフだった。ちなみにヴェンゲルさんの退任が発表されたのが、彼が来て2ヶ月後の2018年4月の出来事。 【ブレイキング】ドン・ラウル去る | ARSENAL CHANGE EVERYTHING あれから早2年、いまの彼はスペイン2部のReal Zaragozaで働いているということ。知らなかった。 サンレヒといえば、多くのアーセナルのファンにとっては、ウーナイ・エメリとともにアーセナルがもがき苦しんでいた時代にクラブのトップにいた、あまりいい思い出がない人物のひとりかもしれない。とくに、ようやくアーセナルが本来の自分たちの姿を思い出せるようになった現在からすれば。 またもちろん、ああいうクラブからの去り方だったこともあり、彼もまたアーセナルに対して含むところがあるのではないかと、多くのひとに思われているだろう。 いろんな意味で、興味深いインタヴュー。
15才でPLデビューの衝撃。アーセナルのEthan Nwaneriとは誰?
こんにちは。アーセナルのない日々は退屈。 さて先日も伝えていたように、今回はPLブレントフォード戦で15才にしていきなりアーセナルデビューしてしまった少年、Ethan Nwaneriについて書きたい。 いまもヘイルエンドアカデミー周辺には、たくさんの才能があふれているのに、15才にしてその全員を一足とびにしてしまった。 彼の誕生日はなんと2007年。アーセナルのホームステディアムがエミレーツに移転したあと。2007は、Appleから初代iPhoneがリリースされた年でもあるという。なんという最近。 このブログの読者さまでも、彼くらいの子どもがいるなんてひとはふつうにいるんじゃないか。中学生の息子がアーセナルデビューである。もし15才のひとがここにいたら、キミの同級生だ。 彼のデビューは、ニュースとしては、もうすでに一週間ほどまえのタイミングなのですっかり旬の時期を逃した感はあるが、アーセナルブログとしてそれでも書いておこう。
2022ワールドカップまで最後のIB。アーセナルからは誰がNTに選出されたか
こんにちは。 クラブフットボールを愛するぼくらには、2週間の超退屈ウィークに入ってしまいましたな。そして、われらアーセナルファンはその前も2つも試合を延期されてしまったので、よけいに長いような損した気分。 このブログは、ふだんは代表チームについてはあまり書かないのだけど、クラブがファインフォームゆえに選手のフィットネスも気になるし(IB開けはもちろんノースロンドンダービー)、ワールドカップ前最後の代表チームということで、ワールドカップでプレイしたい選手のメンタリティも気になるしで、あれやこれや書きたい。
【マッチレビュー】22/23EPL ブレントフォード vs アーセナル(18/Sep/2022)13ヶ月前との違いを見せ快勝&リーグトップをキープ。15才Nwaneriが最年少記録デビュー
こんにちは。 勝ちましたね。ちゃんと順当に。3-0クリンシート。これから2週間のIBに入るまえに、理想的な結果を得た。 試合内容としても終わってみれば、アウェイのアーセナルがホームのブレントフォードをほぼ圧倒。去年のPL初戦でのパフォーマンスとの違いは鮮明で、あのほろ苦な記憶を一掃した。 試合後は、アイヴァン・トーニーの例のtweetへの意趣返しも忘れない。サンキュー、ビッグガビ! Nice kick about with the boys. ⚽️❤️🤍 @Arsenal — Gabriel Magalhaes (@biel_m04) September 18, 2022 そして、この試合はキャプテンのマーティン・オーデガードが急遽ケガで不在のため、ファビオ・ヴィエラがPLでフルデビュー(初スタート)。なかなかのプレイを観せただけでなくゴールまで奪って、出来過ぎなデビューマッチに。 またトマス・パーティがひさしぶりにチームに復帰し、アームバンドをつけたジャカ、ジェズース、サリーバが際立つパフォーマンスを披露するなど、アーセナルのファンとしてこの試合の語りどころは多い。 が、世間一般的にこの日のいちばんの話題は、やはりEthan Nwaneriだろうか。 PLのようなトップオブトップのプロスポーツの舞台で、まさかの15才がデビュー。しかも、いきなりだった。この日のスクワッドが発表されるまで、彼の名前すら知らないファンも多かったはず。ベンチ入りした時点でかなり驚いたが、アルテタがほんとに使うとは……。 この試合を振り返ろう。 Brentford 0-3 Arsenal: Fabio Vieira scores first Gunners goal as Mikel Arteta’s side go top again
【マッチプレビュー】22/23EPL ブレントフォード vs アーセナル(18/Sep/2022)パーティ復帰なるか?
PL is back! おひさしぶり。試合自体は先週木曜のELチューリヒぶりで、PLはなんと2週間まえのマンUぶり。この期間は、まるでインターナショナルブレイクのようだった。※このあとまた2週間のIBに入る さて、ここまでリーグ単独トップで迎えるアーセナルのMD7は、ブレントフォード(A)。 ブレントフォードやブライトンといったチームは、PLでもますます存在感を増してきている印象で、今回もまたまったく油断できない。去年は、同じくこの対戦でシーズン初戦から敗けという、まさに絶望のズンドコに落とされた因縁の相手でもある。 アーセナルは予想外の試合延期で、ELチューリヒで取り戻した勢いを若干そがれたところもある。 エナジーは十分。どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、日曜ランチタイムの試合をプレヴューしてゆこう。
忘れられたガナー? オーストン・トラスティの現在
こんにちは。 PLエヴァトン、EL PSVと、つづけて2試合も延期になってしまい、たいへんに静かだった今週のアーセナル界隈。女王死去からの唐突なブランクだったこともあって、シーズン中とは思えぬほど静かに思えた。CLなどのほかクラブの試合を除いて今週のめぼしいニュースは、チェルシーオーナーのオールスター計画とか、あとは各国のナショナルチームの発表があったくらいか。 そんななかで、昨日これはぜひこのブログに書いておきたいというネタを見つけた。 Arsenal’s forgotten man looking to usurp Gabriel Magalhaes into Arteta’s plans 今シーズンは、チャンピオンシップのバーミンガム・シティにローンされている、オーストン・トラスティ(Auston Trusty)についての記事。 この記事タイトルにもあるように、ぼくも彼のことはけっこう忘れてたなと。失礼ながら。それが、バーミンガムで思ったよりがんばっているらしいというので、紹介したくなった
22-23UELグループステイジ アーセナル vs PSVが延期決定
先週末のPLエヴァトン(H)につづいて、9/15(木)のミドウィーク開催予定だったEL PSV(H)も延期が決定された。なんてこった。 PSV Eindhoven match postponed AFCオフィシャルサイトのおしらせでは延期理由の詳細は伝えられていないが、以前から伝えられていたように、今週末に営まれることになったエリザベス女王の国葬の警備が影響をしているようだ。 ちなみに、水曜にロンドンで行われるCLチェルシー v RBザルツバーグは予定どおり開催されるということで、疑問の声もある。 仮に、SBとエミレーツのキャパシティの違いがその理由なら、アーセナルの試合を延期したことはギリギリの判断だったのかもしれない。客席20,000分の警備が判断の分かれ目だったのなら。実際、メトロポリタンポリスの決断がくだされる直前まで、アーセナルもPSVも楽観的だったというリポートもあった。